クロム銅丸棒の許容電流について困っています

このQ&Aのポイント
  • クロム銅の丸棒(Φ3、5、8)を使ったスポット溶接の電極の定格許容電流のデータが不明です。
  • 電極屋さんや銅メーカに問い合わせても分からないと言われました。
  • 導電率などから試算する方法を知っている方、または類似の数値を教えていただける方はいらっしゃいませんか?
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クロム銅丸棒の許容電流

スポット溶接の電極に使われるクロム銅の丸棒(Φ3、5、8)を、 構造材として使うのですが、定格許容電流のデータがなくて困って います。 電極屋さんや銅メーカにも問合わせたのですが、分らない、とのこと。 類似の数値を教えて下さるか、あるいは導電率などから試算する方法 をご存知の方はいらっしゃいませんか?

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

電線等の許容電流は絶縁被覆があればその被覆および使用状態(冷却条件)で 決まります。下記資料が参考になると思います。

参考URL:
http://www.mogami-wire.co.jp/paper/index.html
noname#230358
質問者

お礼

電流容量の説明は、詳細な内容であり、よく勉強させていただきます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

銅線の電流容量は、基本的に温度上昇の限度によって制限されます。 1番目の参考URLの表11-1-1には、銅線を碍子で支持している場合の許容電流 が示されています。 このデータから補間して、Φ3、5、8の許容電流を求めると、 57A、107A、188A程度になりそうです。 ところで、クロム銅の導電率は、2番目の参考URLによると、標準銅の 45~75%程度のようです。クロム銅の耐熱温度が通常の銅線と同じと仮定 すれば、発熱は電流の2乗に比例することから、許容電流は導電率の平方根 に比例することになります。従って、先に示した値は、次のように換算でき ます。  銅線の直径    φ3   φ5   φ8 導電率45%のとき   38A   72A   126A 導電率75%のとき   49A   80A   163A クロム銅は通常の銅線よりも耐熱性が高いようですから、上記の値を守れば 安全側の判断でしょう。 冒頭にも書きましたが、許容電流をきめるのは温度上昇ですから、環境温度 が高いとか、放熱が悪いなどの条件があれば、上に示した値よりも許容電流 を低く見積もる必要が生じることもありますのでご注意下さい。

参考URL:
http://www.hitachi-cable.co.jp/catalog/h-001/pdf/t11_2010.pdf http://www.metanix.co.jp/metanix/product/electrode/index.h
noname#230358
質問者

お礼

教えていただいた方法で、許容電流を算出しました。 有難うございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

答えでなくアドバイスです。 定格は人間が決めた許容値です。 どのくらいの電流をどれくらいの時間流すか、どのくらい損失を許すかで変ってきます。 しかしながら、下記は参考になると思います。 国土交通省監修「公共工事標準仕様書(電気設備工事編) P30 1.6.4 導電部 http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun/touitukijyun/07_d_hyoujyun_siyousho_s.pdf

noname#230358
質問者

お礼

計算の元データとして活用させていただきます。有難う。

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