誘導電動機の設計における直列有効導体数算出方法と導線数の決定

このQ&Aのポイント
  • 誘導電動機の設計において、直列有効導体数を算出する際には、巻線の極数によって巻き方が異なることが原因となります。
  • 直列有効導体数は、定格電圧、周波数、毎極磁束を使った式によって算出されます。
  • 算出した直列有効導体数を基に、各スロットに導線を配置し、各スロットの有効導体数を合計することで最終的な直列有効導体数が決定されます。極数は、巻き方によって異なり、パラレルの場合は極数の半分、シリアルの場合は極数そのものとなります。
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誘導電動機の設計

はじめまして。現在、誘導電動機の設計を行っています。 直列有効導体数を算出する場合の巻線の極数毎の巻き方(シリアル、パラレルetc)に起因するものでしょうか? 以前、調べた時、下記の式で算出できるとありました。 直列有効導体数(仮定) Cem=0.9*V/(2.22*fφ)  V:定格電圧、f:周波数、φ:毎極磁束 ここで、算出した直列有効導体数を基に各スロットにいれる導線数を決定し、各スロットの有効導体数から次式を用いて最終的に直列有効導体数を決定するとあります。 Cem=2*P*(Ce1+Ce2+Ce3+…+Cen)  P:極数、Cen:各スロットの有効導体数 ここで、の極数の数字ですが、パラレルだとP/2、シリアルだとPと聞きました。 この考え方で正しいのでしょうか? 分かりにくい文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

誘導電動機の 出力は すべりS、力率φとすれば一相あたり W=(1-S)V・Icosφ  ? 一方、有効導体数Cemにより。W=Cem・I ? したがって V(1-S)・cosφ=π/(√2)・(kd・kp/kΦ) Cem・Φ・f ? ここにKd:巻線の分布係数,kp:短節係数,kΦ:磁束分布係数 です。 巻線係数Kは K=(kd・kp/kΦ)=0.96~1.02 Kは分布幅があるので要注意です。 たとえば?式で(1-S)・cosφ=0.9,K=1とすれば 提示の式 Cem=0.9*V/(2.22*fΦ) が与えられます。以下記載の通りです。 上式は「電気機器設計」のたいていの教科書に記載されています。

参考URL:
http://www.toueisangyo.co.jp/5/MT/MT.htm

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