円管内の流体の温度分布と流速の関係について

このQ&Aのポイント
  • 円管内に粘度の高い樹脂を流す場合、中心と管壁付近の流速の大小関係が気になります。
  • 円管内に流入する樹脂の流量が微妙に変動した場合、中心と管壁の流速の変化の割合が異なる可能性があります。
  • 円管の断面温度分布が無ければ、中心の方が流速が大きいと考えられますが、円管の中心の温度が低いため、粘度が上がって端部の流速が大きくなる可能性もあります。
回答を見る
  • 締切済み

円管内の流体の温度分布について

円管内に粘度の高い樹脂を流す場合についての質問です。 円管の管壁を均一に加熱しているとし、また、円管に流入する樹脂の流量も一定とします。念のため、円管に流入する樹脂の温度<円管の管壁温度です。 このとき、中を通る流体の円管断面での流速分布として、 円管中心と、管壁付近ではどちらの流速が大きいのでしょうか? また、円管内に流入する樹脂の流量が微妙に変動した場合 円管中心と管壁では流速の変化の割合が異なるでしょうか。 もし円管断面での温度分布が無ければ、せん断の影響で中心の方が流速が大きいと考えますが、一方で円管断面の中心の温度が低いので、粘度が上がって端部のほうが流速が大きくなることも考えられるため、判断に迷っております。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

>脳内シミレーション チューブ入りのアイスキャンディーを想像してみました。 外側が溶けてきて、芯の方はまだ凍っている状態のものを、押し出そうとす るときの様子は誰でも経験していると思います。 中心部の粘度に比べ、管壁周囲の粘度が極端に低下するような状態になれば、 中心の高粘度部分は、あたかも固体のように振る舞い、管壁部の液体に浮か んで押し流されていくような様子がありそうですね。 このような状態のとき、せん断の影響による流速の勾配は、管壁に近い薄い 層に限られ、中心部はほとんど速度勾配が生じないということと思います。 こう考えても、“中心の流速が最大”は成り立っていますね。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰られる内容とてもイメージしやすかったです。 中心流速が最大ということは、押出し圧の変動に伴って流速が変動しやすいのも 中心側ということで齟齬ないでしょうか??

noname#230359
noname#230359
回答No.4

ちょっくら脳内シミレーションしてみた 管径が相当大きくないと 中心部が遅くなって という話にはならないと思う イメージ 溶岩の流れる様子 地表が管の壁面 空気 -------- ← 温度低い 遅い 溶岩 -------- ← 温度高い 早い 地面 これを脳内で 管にすると 起こりそうだが 溶岩の場合 空気によって冷やされているので 熱勾配が生まれるが 管の場合 冷却がない 質問者は外側から温めるとしているが 管間を走っているうちに温度がほぼ一定 になってしまう では管径を 一気に大きくしてしまえば (脳内では数メートルまで拡大しましたww←だから溶岩の話になった) 勾配が生まれて起こりうると思う

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とてもイメージしやすかったです。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

>円管内に粘度の高い樹脂を流す 樹脂成形の話なら、プラスチック金型(設計)のカテゴリーのように思われます。変える必要はないと思いますが。 成形では、ロウソクの芯と外側ほどの温度差があると支障るから(現象は内外逆)、回答(2)のように摩擦が支配すると思う。 また、成形ではモールドフローなどシミュレーションが必須に近くなっているが、円管に相当して加熱するのは成形機側が主。この内部で温度勾配をつけるかどうか? 均一として扱ったものしか無かったような、、、詳しくは知りません。 シミュレーションはできるはずなので、それを検討されるべきでしょう。

参考URL:
http://www.tetras.uitec.ehdo.go.jp/document/GinouGijutu/200506/20050610/20050610_index.html
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰るとおり、カテゴリーミスでした・・・申し訳ありません。 また、ためになるサイト紹介いただき、ありがとうございました。 シミュレーションも検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

通常、中心の流速の方が遅くなることは有り得ないですね 摩擦の原因が何処から発生するか(管壁からですよね)を考えれば自明です。 >この内部で温度勾配をつけるかどうか? 軸方向にはつけてますよ。先側の粘度が低くなるように温度勾配が付けてあります 粘度が高い部分がある方が樹脂の押し出し圧が稼げますし。 径方向は均一になるように管理してます。特にフィラーを伴なう物では重要。 >シミュレーションはできるはずなので、それを検討されるべきでしょう。 ガンプラでは最終段階ではシミュレーションはあてにせずプロの勘なんだとか。 携帯やスマホの側も多色成形とかできそう。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 径方向の温度勾配を均一に管理、というのは中々難易度が高そうですね・・・。特に、中心の温度測定のために温度計を突っ込むと、 流れが乱れて外観不良の原因になるので、管壁近傍の温度しか測定できないのが現状です。 中心流速が管壁よりも大きいということは、押出し圧の変動に伴って流速が変動しやすいのも中心側ということで齟齬ないでしょうか??

noname#230359
noname#230359
回答No.1

どれも、ケースバイケースではないでしょうか。 ◇ 円管に流入する樹脂の温度<円管の管壁温度 に関して、   粘度が上記温度にて大きく変化する場合は、円管の管壁部分は樹脂の流速が上がります ※ 円管の管壁部分の抵抗は、円管に流入する樹脂の温度<円管の管壁温度で若干緩和され   ますが、抵抗による円管の管壁部分の流速は下がります ですが、実際に可能か否かは??ですが、流速が略均等になるように 円管に流入する樹脂の温度<円管の管壁温度 での実際の温度を決めるのでしょうが、 実際は固着防止レベルで、中心の流速が高いので一般的ではないでしょうか。 YESです。 円管の管壁部分の抵抗を受け難いからです。 時間があったら、流体力学を簡単に確認してみて下さいな。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 中心の方が流速が高いということは、押出し圧の変動に伴って流速が変動しやすいのも中心側ということで齟齬ないでしょうか??

関連するQ&A

  • 流体力学についての質問なのですが・・・

    流体力学についての質問なのですが・・・ 水平に設置された円管内を非圧縮性流体が一定の流量で流れていて、円管の途中で直径が半分になっていたとき 管内平均流速・最大流速・壁面せん断応力・レイノルズ数は何倍になっているか、という問題なのですが 円管直径をdとすると、ハーゲンポアズイユの式から 平均流速 Um(R=d)=-d^2/32*dp/dx um(R=d/2)=-d^2/32*1/4*dp/dx=1/4*Um と解答を導いて1/4倍という答えを求めたのですが、よく考えてみると円管を細くすると流速は上がると思うのですが計算で導けなくて困っています。 この解答では間違っているのでしょうか? せん断応力Τ(R=d)=d/4*ΔP/L τ(R=d/2)=d/8*ΔP/L レイノルズ数 Re(R=d)=Um・L/v Re(R=2/d)=1/4*Um・L/v (自分の答え) 平均流速 1/4倍 最大流速 1/4倍 せん断応力 1/2倍 レイノルズ数 1/4倍

  • 流体力学/円管~円筒隙間の流速

    内径r1の円管の中に、外径r2の円筒が入っており、 これらは同軸で、且つ軸は鉛直方向を向いている状態です。 この円管~円筒の隙間に密度ρ、粘度ηの流体を上端から注入した時、 この流体の鉛直方向の流速(単位時間当たりの体積)を求めたいのですが、 どのように算出すれば良いでしょうか。 円管と円筒の上端/下端位置は同一。また、上端/下端は大気開放です。 また、注入時の初速は与えず、イメージとしては、上端に広がった水平面に 流体が広がっていて、そこから自然に隙間に流れ込むイメージです。 ハーゲンポアズイユの式の変形で行けるような気がしてますが・・・。

  • 流体力学の問題-同心二重円管

    今流体力学の勉強をしており 同心二重円管の問題につまづいております 教えてください。 問 長さhの同心二重円管の円管間の隙間に   はニュートン流体で満たされている。外側の(円管半径R1)は   角速度ωで回転している。内側の円管(半径R2)を静止させるのに   必要なトルクMはいくらか?粘度η 自分で分かっているのは 速度分布を求めてせん断応力から解くということが分かっています 速度分布は円柱座標のナビエストークスの式のθ方向から d/dr*{1/r*(d/dr*(Vθ*r))}=0 を解けば速度分布が出ると思うのですが この微分方程式の解き方が分からなくつまづいております よろしくお願いします

  • 非ニュートン(指数則)流体の圧力損失の求め方

    現在、プラスチック用金型の流路設計を行っております。 その際に、流路の圧力損失により金型の形状を決めるのですが、その圧力損失の計算に苦慮しております。 流路を流れる流体が水のようなニュートン流体の場合の圧力損失の計算式は、 (円管) ?P=8ηLQ/πR^4 (平行平板) ?P=12ηLQ/wh^3 ?P:圧力損失(Pa) η:見かけ粘度(Pa・s) L:円管および平行平板長(mm) Q:流量(mm^3/sec.) R:円管半径(mm) w:平行平板幅(mm) h:平行平板間隙(mm) 以上の計算式で求めることができると思います。 プラスチック、すなわち樹脂は非ニュートン流体ですので、基本計算式はこの通りだと思いますが、せん断速度により見かけ粘度が変化するので、この計算式をそのまま使ってはいけないのではないかと考えております。 どなたか、非ニュートン流体の圧力損失の導き方をご存知でしたらご教示下さい。 宜しくお願い致します。

  • 円管路での流量、流速最大

    円管路において、流量や断面平均流速が最大値をとるのは 満管状態よりも少し水位が低いときになりますが、 これの理由を教えていただけないでしょうか?? 水理特性曲線に書いてある、では説明にならないですよね… マニングの式やシェジーの式を習いましたがどう使えばいいのかわかりません。 わかられる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

  • 高粘度流体を二枚の板で挟んで加圧した際の圧力分布

     二枚の鉄板(Ra2um程度)の間に高粘度(250Pas程度)の流体を厚み0.2mm程度で挟み、板の両側から垂直方向に一定荷重で加圧し、流体を押し広げるような実験体があるとします。ちなみに、流体の板と接していない端部は開放状態(大気圧で押されている)です。  この際、流体の粘性などに起因して、何らかの抗力が発生し、流体を瞬間的に圧縮させたような状況になり、中央から周囲に向かって圧力(応力?)分布が生じ、周囲ほど低圧力となり、もしかしたら端部で大気圧とイコールになるような状態が発生するのでは?と感覚的に推測しています。  しかし、私自身が流体力学に関する知識が乏しく(教科書などを読んでも理解しきれず)、本当に圧力分布が存在するのか、また存在するのならどのような理論計算を用いれば現象を説明できるのか、検討がつかずにおります。 わかりにくい質問となってしまっていて大変恐縮ですが、どなたか糸口となるようなアドバイスをいただけると本当に助かります。 よろしくお願いします。

  • 電磁気学と力学(とくに流体)の相違点について

    電磁気学と力学(流体含む)についてお尋ねします。 両者には原理的な部分で大変類似性があると思います。実際の現場は大変なちがいになると思いますが。原理の方ですが、相違点があるとしたらどのようなところでしょうか。両者に読み替えができるということですが。 電流 ⇔ 流量 電圧 ⇔ 圧力 など。 私のこれまでの経験では、以下のようなことがありますが。 1.電磁気にはベクトルポテンシャルがあるが、流体力学にはあまり出てこない。 2.流体力学の流速は千差万別で、流速がどのように分布するかが大きな興味ですが、電子では流速の空間分布にあまり関心がない。(そんな気がするというぐらいですが) 3.電界・電荷に対応した概念が流体力学にない? このような違いも実は、読み替え(対応物)がある(例えば名称としてはないが)ということになるのではないでしょうか。 電磁流体力学という分野がありますから、相互乗り入れできるという意味で類似と相違があるということなのかなと思います。 突き詰めると、統一理論になるのかもしれませんが、そこまで大げさには考えていませんが。 よろしくお願いします。

  • 流体力学の問題が分かりません

    図のようにノズルの大気中に密度ロウの水が体積流量Qで流出している。断面1の圧力p1断面積をA1とし断面2の圧力p2断面積A2としたときp2は大気圧であるが水の圧力に比べて十分小さいので今回の計算では無視できるものとする(p2=0)。いま水がノズルから流出することによって生じるノズルに作用する力Fを求めたい。(水に作用する力-F)とする。 1質量流量と断面1における流速と断面2における流速を求めよ。 2断面1と断面2およびノズル壁面で囲まれた流体に運動量の法則を適用しFとQを含んだ関係式を求めよ(圧力p1は必要であるが圧力p2は無視してもよい) 3Fを密度ロウ、Q、A1,A2によって表現せよ 密度のロウの記号の打ち方が分からないのでカタカナのロウで書いています。

  • 壁面せん断応力の導出で

    毛細管流量計を使って流体粘度を測定する実験をしました。 ニュートン流体が直径Dの円管内を管内平均流速vで流れる時、 層流における壁面せん断応力τwとせん断速度8v/Dの関係は  τw=μ(8v/D)・・・(1) μはその温度における流体の粘度だそうです。 また、流出した体積をV0、流出時間をtとすると、 V0=(πD^2/4)vtであるから、管内平均流速vは v=4V0/πD^2tで求められる。すると  τw=(ρgD/4L){Hi-(θv^2)/(2g)}・・・(2) ρ:流体密度、g:重力加速度、L:毛細管長さ Hi:水槽水位、θ:補正係数(=2.8) このように、τwを表す2つの式がさも当然のように書かれています。 が、教科書を見ても載っていない式であり、 θのような聞いた事も無いような値まで入っていて、 どのように導出すれば出てくるのか判りません。 2つの式の導出方法を教えて下さい。

  • 流体の可視化について。

    私は現在、工学部で流体工学を専攻しています。 流体の動きは目に見えない場合が多いため、その流れを可視化することが1つの命題なわけですが、そのことについての論文などを読んでいると疑問が浮上してきました。 可視化に使う物質はアルミ二ウム、マグネシウム、ガラスビーズなどの粉末、また線香の煙など様々です。 液体に関して質問なのですが、 アルミ粉末やマグネ粉末を使用するときの使い分けはどのようにされるのでしょうか? 流体の種類(粘度など)、温度、流速またはレイノルズ数などによって使い分けているのでしょうか? 研究室の先生に聞いても有効な解答が得られませんでした。 もし知っていたら教えてください。 宜しくお願いします。