ニッケルストライクによる銀メッキの密着性について
- 4130,4340材にて銀メッキを行う際、ニッケルストと銀ストで処理をした場合、数ヶ月経ってから保管していた物のメッキが剥がれるという問題が起きています。
- 他の製品の銅スト、銀ストでは密着性が良好であるにもかかわらず、ニッケルストを行うと密着性があまり良くないようです。
- 現在、ニッケルスト前後の水洗の水質管理とニッケルスト後の水洗を短くして酸化しないようにしていますが、明確な原因はまだ解明できていません。
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4340材へのニッケルストライクについて
4130,4340材にて銀メッキを行うのにニッケルスト、銀ストで処理をした場合に数ヶ月経ってから保管していた物のメッキが剥がれると言う事が起きています。 メッキ後の熱処理の後で密着は確認していたのですが、他の製品のニッケルストを処理しない銅スト、銀ストでは密着は良いのですが、ニッケルストを行うと密着性があまり良くないようで、困っています。 ニッケルスト前後の水洗の水質管理とニッケルスト後の水洗を短くして酸化しないように行っていますが、はっきりとした原因が解らない状態です。 銀メッキによるニッケルストライクはあまり密着性は良くないのでしょうか? よろしくお願いします。
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どうやら、銀めっきを酸素が透過してニッケル表面を酸化することで密着が悪くなるようですね。 表面技術 Vol.45 No.1 『銀/ニッケルめっき間の耐熱密着性に及ぼす銅ストライクめっきの効果』 下記URL J-STAGEから検索すると全文が見られます。 文献を読むと、 ?加熱温度を低くする。 ?加熱時間を短くする。 のが有効なようです。 あとは、酸素が問題なので酸素が無い状態で加熱する。 ?真空加熱。 ?不活性化ガス(窒素など)で加熱。 が考えられます。規格と相談してみてください。 いきなり加熱炉を買い換えるのは難しいでしょうから、公的試験所などで 有効か試験してもらったほうがいいでしょう。
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