コンデンサの容量低下

このQ&Aのポイント
  • 装置の不具合原因調査で、ポリエステルフィルムコンデンサ(ポリコン)が「7割位」低下していた。
  • ポリコン以外のコンデンサの容量低下について知識がないため、頭に入れておきたい。
  • 過去にポリコンの容量低下の事例がある方に教えて欲しい。
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コンデンサの容量低下

 装置の不具合があり原因調査をしたところポリエステルフィルムコンデンサ(ポリコン)が「7割位」低下していました。  ケミコンの劣化は知っていますがそれ以外のコンデンサの容量低下はあまり認識がありません。  当然製造会社の分析をしてもらうつもりですが、予備知識として頭の中に入れておきたいと思います。  過去にポリコンの容量低下の事例がある方、教えて頂けませんでしょうか。 ・ 装置の稼働時間  : 約4年間 ・ ポリコンの温度上昇: メーカの最大定格は超えていない事を確認。 ・ 装置の周囲温度  : 約60℃

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

蒸着電極を使ったフィルムコンデンサには「自己回復」という現象が あり、局部的な(ミクロな)短絡故障が、コンデンサ全体の故障に 至らないように作用して信頼性向上に貢献しています。 自己回復現象は、1箇所起きる毎に、僅かながらも全体の容量が減少 します。従って、自己回復が多数回発生すれば、明かな容量がおこる こともあります。 コンデンサにパルス状の電流が流れるような環境であれば、自己回復 現象を起こして容量減少する可能性が高いように思います。 (自分自身で経験しましたから) >製品で最も高い部分の温度上昇値は約25℃ 温度上昇が約25℃というのは、かなり大きな値と感じます。 容量低下と併行して、等価直列抵抗値が上昇しているものと想像します。 容量低下の原因までは想定できませんが、コンデンサの劣化モードとして は、特に珍しいものではありません。

参考URL:
http://panasonic.co.jp/ptj/v5703/pdf/p0205.pdf
noname#230358
質問者

補足

早速のご回答感謝致します。 説明が不足しておりましたが、不具合品は箔電極型と思います。 (初心者なので断言できませんので「思います」と書きました。 中は誘電体フィルムが巻かれて、外は外装樹脂の形をしています) 装置及び装置から外して試験した環境を追記します。 ・ 装置の周囲温度は大体常に約45℃位です。急激な温度変化により、コンデンサ素子が膨張・収縮し、電気的接続が不安定な環境ではないと思います。 ・ 不具合品の周囲温度をサーモで測定して、製品で最も高い部分の温度上昇値は約25℃でした。(実測値:48℃、測定した室温:25℃) ⇒フィルムが熱収縮し、電機的接続が不安定な環境ではないと思います。

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