アンギュラのモーメント荷重とは何か?

このQ&Aのポイント
  • アンギュラベアリングのモーメント荷重は、軸に対してどういった方向の力かを示す。
  • ラジアル荷重は軸に対して直角の力、アキシアル荷重は水平の力として理解される。
  • モーメント荷重について、背面組合せと正面組合せによって負荷能力が異なる。
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アンギュラのモーメント荷重について

組み合わせアンギュラベアリングのモーメント荷重とは軸に対してどういった方向の力のことでしょうか? 現在、背面組合わせの7202BDBの使用を考えていて(縦軸にて)、 NSKの説明書を見たところ、ラジアル荷重、アキシアル荷重、モーメント荷重の表記がありまして、こちらの過去ログを参考にした結果、 ラジアル荷重は軸に対して直角の力(回転中の軸の振れなど) アキシアル荷重は軸に対して水平の力(軸の自重や軸の膨張などの伸び) 上記のように理解しています。 ですがモーメント荷重がいまいち具体的に理解できません。 背面組合せと正面組合せの違いでモーメント荷重負荷能力が変わってくる みたいなのでどなたか教えていただけると助かります。 よろしく御願い致します。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

判りきった事ですが、軸での/や\の倒れ(モーメント)荷重です。 深溝玉軸受を1個使用するのと、2個くっつけて使用するのとでは、軸の耐モーメント 荷重は異なります。(2個くっつけ仕様が大きくなります)    ←L1→←      L2       →     L1;20[mm]    ─ ─                     L2;200[mm]    ● ●               ↓F    F;50[N]   ┌───────────────────┐  ─┼───-────────-───────┼─ であれば、L1の両端に約 50[N]×200[mm]/20[mm]=500[N]の力が掛かります。 これが、1個仕様なら約1000[N]の力が掛かります。 (本来は、深溝玉軸受の構造上から1000[N]より大きな力が実質は掛かりますが…) そのベアリング部が、ハの字風になったり、ソの字風になったりすると、脚立(きゃたつ)の 安定感に似て、モーメント荷重に対して安定感が異なります。 正面合せや背面合せが、ハの字風やソの字風であり、内輪と外輪と玉の接線と玉の中心を 線でつなげれば、その字になります。 以上の理由で、モーメント荷重の安定感が前述の如く異なるため、能力が変わります。    ─ ─              ─ ─          / \      ↑       \ /      ↑     ┌───────  ↓の荷重   ┌───────  ↓の荷重  ─┼───-────   に強い  ─┼───-────   に弱い    ハの字風     (強くみえる) ソの字風     (強くみえる) 正面合せや背面合せを上図のように描くと判り易いと思います。 以上を追記します。

noname#230358
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 図や式付きで非常に解りやすかったです。

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