破断トルク値の机上計算について

このQ&Aのポイント
  • 破断トルク値の机上計算について質問です。
  • 締め付けトルク下限値、被ビス部材、ネジに関する条件が与えられており、計算しています。
  • 破断応力値の70%以下ならOKという判定結果が出ています。
回答を見る
  • 締切済み

破断トルク値の机上計算について

破断トルク値の机上計算上の質問です。 (内容) 図面指示により締め付けトルク下限を規定されています。  ・締め付けトルク下限値:3N・m  ・被ビス部材:マグネシウム合金 AZ91D 下穴Φ2.75mm 有効長4.5mm   ・ネジ:材質は鉄 Altracs製 Φ3タッピング 首下8mm 頭Φ7.5mm 上記の条件より計算すると 締め付けトルク下限 3N・m 狙い値(下限値の30%)3.9N・m 上限値(狙い値の30%)5.07N・m ネジピッチ0.5mm かみ合い代 4.5mm 荷重面積 おねじ42.4115mm^2 めねじ34.76329mm^2 せん断応力 おねじ70.73553N/mm^2       めねじ86.29792N/mm^2 破断応力値の70%以下⇒OK 上記のような計算方式で合っているのでしょうか?  

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

また、補足していますから、確認して下さい。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答(1)の者です。推測でアドバイスします。 記述内容からしますと、M3×0.5ねじを使用は明確なので、 締付トルク下限 3N・m、狙い値(下限値の30%)3.9N・m、上限値(狙い値の30%)5.07N・m が少し変だと思います。 見直したトルク値で、回答(1)の“ねじとトルクの関係式 ”URL記述の計算式で軸力を 求めます。 (材質表示が鉄なので、SS400相当品としますと、ねじ強度区分は4.6に当たりますから、 そちらのデータからトルクと軸力の取得し、比率計算で求めても可です。) 後は、回答(1)の“ねじの軸方向の引張り荷重とねじ山のせん断荷重の計算方法 ”URL記述 のねじ山のせん断荷重計算式に基づいて計算し、ねじ山のせん断応力を出します。 そして、そのせん断応力が、マグネシウム合金 AZ91Dせん断応力の70%以下?であるか を確認すると、推測ですが貴殿の記述内容と略合致すると考えます。 ここの決め方がいまいち解っていませんの内容は、トルク値ですか? その場合は、下述URLタイトルの“準締め付けトルクと軸力”で記載しているねじサイズ (呼び径)M3と軸力の記載が大きく異なる事での決め方なら、そのURLを確認下さい。 M3ねじを下述URLタイトル“ねじとトルクの関係式 ”に則り計算しますと、 3N・m=Ff×{2.675mm/2×〔0.15/cos30°+0.5/(π×2.675mm)〕+0.15×(4.79/2)}÷1000mm/m 軸力Ff[N]=4474[N]となります。それをM3雄ねじの略谷径面積(有効断面積)である5.03[mm2]で割ると、 4474[N]÷5.03[mm2]=889[N/mm2]となり、SS400相当の一般的な鉄の引張強度である400[N/mm2] を倍以上も上回って、ねじ強度区分の8.8と言いたいが9.8以上のねじを使用しないと雄ねじも ねじの谷径から破断してしまします。 だから、ねじ材質は鉄でトルクが3N・mは少し大き過ぎるし、M3ねじで強度区分9.8以上を 使用する事も稀なので???と感じました。 最後に、下限値・狙い値(中心値)・上限値は、推測ですが、M3ねじで前述のような計算で 軸力から締付トルク計算をした時に、摩擦係数0.15が中心値、0.1が上限値、0.2が下限値 として計算しているのと同じで、摩擦係数0.15±30%の計算値と略考えて良いでしょう。 摩擦係数は、実際値測定すると条件により±30%程度はバラツクのは当たり前なのです。 (雄ねじ材質&雌ねじ材質での摩擦係数は、雌ねじ合金が硬いので鉄&鉄と同等とみなした) 最後の最後ですが、トルクの上限値で、摩擦係数を最小で計算した軸力で、 ★ 雄ねじの有効断面積を徐して、引張応力「最小引張荷重」確認が必要 ★ ねじ山のせん断強さ確認が必要 を下述のURLから再確認し、計算確認して下さい。

noname#230358
質問者

お礼

返信が遅くなりすみません。 ご回答ありがとうございます。 (1)の参考URLを見直してもう一度計算してみました。 まず前回の計算方法に対しての補足の件ですが ? ねじ径とピッチ  ⇒ M3×0.5ピッチのネジです。 ? 荷重面積の計算内容  ⇒ (おねじ)円周率×ねじ直径×ピッチ×ねじかみ合い数    (めねじ)円周率×下穴直径×ピッチ×ねじかみ合い数 せん断応力   ⇒ (おねじ)締付トルク上限(5.07)÷おねじ荷重面積    (めねじ)締付トルク上限(5.07)÷めねじ荷重面積 これで計算をしていました。 締付トルク 5.07N・mのとき 呼び径 3 軸力 5994N 有効断面積 5.03 σa > F/As 1191.65 これらを教えて頂いたねじ強度の表に照らし合わせると 呼び径3のねじの許容応力465.4 と明らかにねじの弱さが分かりました。 本当にありがとうございます。 ただ・・・ >記述内容からしますと、M3×0.5ねじを使用は明確なので、 >締付トルク下限 3N・m、狙い値(下限値の30%)3.9N・m、上限値(狙い値の>30%)5.07N・m >が少し変だと思います。 ここの決め方がいまいち分かっていません。 締付トルク下限値 3N・m M3×0.5ねじ 上記の2点を固定とした時の 狙い値(中心値)・上限値の決め方が何かあるのでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

貴殿の記述内容だけでは、???ですよ。 多分、ネジピッチ0.5mmだから、ねじはM3×0.5の並目ねじでしょう。 そして、 雄ねじのせん断応力70.73553N/mm^2÷荷重面積42.4115mm^2=ねじの軸力1.6678N 雌ねじのせん断応力86.29792N/mm^2÷荷重面積34.76329mm^2=ねじの軸力2.4824N となり、軸力が何故異なっているのかが??です。 M3×0.5ねじ(材質;鉄なので、SS400相当品とします)を上限値5.07N・mのトルクで締めます と、軸が破断します。 M6×0.5か、いやM8×0.5の細目ねじ以上でないと成り立ちません。 そして、ねじ強さ計算内容(荷重面積計算方法等)も??です。 補足要求として、 ? ねじ径とピッチ ? 荷重面積の計算内容 示して下さい。 計算は、ねじ径とピッチが判れば、上限値5.07N・mの締付トルクで、ねじの軸力計算が できます。 それの摩擦係数が小さい方の計算値が、ねじの軸力最大値となるので、その最大値から、 ねじの強さ計算をします。 参考に各内容のURLを掲載しておきますから、補足内容を記載時に判る範囲の計算も 質問内容のように記載して下さい。 推測ですが、上述URLの ねじ山のせん断荷重の計算方法 が貴殿の記述内容でしょう。 その用語である“ねじ山のせん断荷重”でネット検索するともっと沢山の計算事例が 確認できるでしょう。

参考URL:
http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/ch04_03.html http://www.110.ne.jp/nejitech/neji_techdoc_016_2.html http://

関連するQ&A

  • めねじの破断トルク計算方法について

    めねじの強度設計について計算方法がわからず困っています。 添付図のように、円筒形のめねじに対しておねじが3山で止まる構造で、 めねじ側を固定した状態でおねじ側から7.0N・mのネジ締め回転トルクがかかったときに、 めねじが破断しない為のめねじのφ外径を設計したいです。 そこで下記のどちらかをご教授いただけませんでしょうか。 ・7.0N・mにて破断するφ径の計算方法と必要情報 ・一定のφ外径にてめねじが破断する破壊トルクの計算方法と必要情報 条件として、めねじの材質はアルミa5052、おねじ側は十分に硬い材質(SCM材等)、めねじ側と製品の固定も充分であるという前提でめねじ円筒部の形状について設計したいです。 よろしくお願いします。

  • ネジの締め付けトルク計算について

    ネジの締め付けについての質問です。 ネジを板金にトルクドライバーを使って締めようとしているのですが、 まずは参考でもいいからトルク計算値を出しなさいと言われ 計算方法が分からず困っております。 次いで何N.mのトルクでネジバカになるかも計算しなさいと・・・ 想定として ネジはナベ頭のM3 首下6mm 相手の板金は ?アルミニウム 板厚 1.0mm ?アルミニウム 板厚 1.5mm        ?鉄 板厚 1.0mm ?SUS410 板厚 1.0mm です。 板金のネジの引っかかり有効長が(バーリング部)は板厚の二倍 (板厚1mmの板金なら有効長2mm) 板金の引っ張り応力が関係しているのでしょうか? 無知な私にご教授お願い致します。    

  • ネジ穴の破断について

    ネジにつて素人で初歩的な質問で申し訳御座いません。 現在、製造現場でネジ穴の破断(ネジバカ)が発生しており困っております。 (発生率:0.5%程度) ネジ穴の破断が発生する要因と対策についてアドバイス頂ければ幸いです。 ●板金側(雌ねじ側) ・部材:SGCC-ZN12  ・下穴Φ:3.17~3.20㎜(実測)、3.2±0.05㎜(設計値) ・有効長:2.23~2.29㎜(実測)、1.8㎜以上(設計値) ・厚み :0.37~0.39㎜(実測) ●ネジ ・材質:炭素鋼1022 ・M4タッピンネジ ・P=0.7㎜ ・L=8㎜ ●締め付けトルク 1.86±0.098N・m ※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。

  • 締め付けトルク

    ネジの締め付けトルク規定について調べていました所、ネジの材質だけではなく、相手側(めねじ側)の材質によって規定しているものがありました。それは、ステンレスのネジをアルミに締め付ける際と鋼に締め付ける際の規定トルクが異なっていました。例えば、アルミには1N・mだと鋼には1.5N・mの様に。しかしこれは、同じネジなのに、相手材質がアルミの場合の十分なトルク(例えば1N・m)を、同じ様に、相手材質が鋼の場合にトルク(1N・m)をかけたら規定以下です。これはおかしくありませんか?最大トルクが異なるのは分かるのですが。 ご意見を頂きたいと思います。

  • 締め付けトルクについて

    締め付けトルクは、どうやって決めれば良いのですか? トルクレンチを使って、めねじまたはおねじがネジ切れるトルクの70~80%とか?

  • ボルト破断と締付けトルク

    こんにちは。 ボルトに関する質問です。 約5tの外力が作用する締結体をM30(10.9 有効断面積561mm^2)にて固定していて、ボルトがねじ部根元から破断しました。 許容追加軸応力σtを耐力σyに対して、σt=0.12σy として単純計算してもM30の場合、6000kgf位の荷重に耐えられると思いますので、内外力比を無視してもM30で十分な強度を持っていると推測しました。(仮に耐力に近い値の初期締付けを行った場合には、追加軸力によって破断が発生することも考えられますが今回の場合それには当たりません。) 逆に今回の場合、初期締付けはかなり低かったとのことです。 私なりに、締付け軸力が低かったゆえにボルトの応力振幅が増大し疲労破壊を起こしたと推測したのですが、如何でしょうか? また、M30の場合、適正締付けトルクを計算すると180kgf・mくらいになってしまうのですが、本当にそのようなトルクで締め付けないと十分な軸力を得られないのでしょうか? 長文で申し訳ありませんが、助言をいただけたらと思います。 ボルトは油圧シリンダの取付に使用しています。 使用条件 シリンダ径:φ160mm 油圧圧力:max10MPa程度 シリンダ推力:約20t 取付方向:垂直上向き取付  使用ボルト:M30六角穴付ボルト(SCM435 10.9)4本       S45C取付プレートに雌ねじ加工  ねじ勘合長さ:40mm *取付作業者によれば、スペースの関係で初期締付け力は十分ではなかったとのこと。詳細不明、潤滑剤は使用していない。 *数年前にシリンダ交換を実施ているが、ボルトは新品に交換しておらずそれまで使用していたボルトで再度固定している。 外力は、シリンダ自重と20tのシリンダ押し力のみがボルト軸方向に作用。 ボルト一本当たりの外力は推定5000kgfで内外力比を考慮すれば実際にポルトに掛かる荷重は5000kgf以下になり、適正な初期締付けが行われていれば、この条件下でボルト破断は起きないのではないかと推測しました。 次に、初期軸力が低いことから被締結体が遊離し、外力5000kgf/一本当たり(もしくはそれに近しい外力)がボルトに作用したと仮定して、応力振幅σaを約4.5kgf/mm^2と算出しました。 その値がM30の疲れ限度許容値σw=4.0~4.4kgf/mm^2(専門書より)に近しいことから、疲労破壊による破断ではないかと推測しました。 が、独学であり自信が無いのでこの場にて専門家の意見や助言をいただけたらと思い書かせていただきました。 また、ご指摘等ございましたらよろしくお願い致します。

  • ゴムガスケットがある箇所の締め付けトルク試験

    現在、インサートブロックの締め付けトルク試験を行っており、破壊締め付けトルク値を計測しております。 試験はインサートブロックにエンザート(めねじ補強材)を挿入して、ゴムガスケット(ゴムガスケットが無いのでネオプレーンゴムを使用)とSS400の板(t=2.3)を間に入れてトルクレンチにて締め付けて、破壊トルク値を計測しております。 ・ゴムガスケットの厚さを2.5mmで計測すると、17.5N・m。 ・ゴムガスケットの厚さを3.0mmで計測すると、20.0N・m。 と差がでるのです。試験数は5回ずつです。 ゴムガスケットの厚さで何が変わるのでしょうか? 分からないので教えて頂きたいです。 破壊現象はインサートブロックに挿入したエンザートが引抜けます。

  • ボルトの破断強度と締め付けトルク

    六角穴付きボルトの破断強度とそのときの締め付けトルクを求めるという問題が出されました。 与えられた条件はM5×20-6g 12.9のみです。 これで上記二つを求めることができるのでしょうか? 解き方を教えていただけると助かります。 また参考になるサイトなどを貼り付けていただけると助かります。 どうぞよろしくお願いします。

  • トルクの計算を教えて

    教えてください。 柄の長さが30cmのモンキー形トルクレンチでネジを20N.mで締めたいのですがネジの径が大きすぎて出来ません。 そこで径に合うスパナの柄を切ってトルクレンチにはさんで締めようと思いますが全体が長くなるのでトルクが変わってしまいます。 何N.mに設定したら実際のトルクが20N.mになりますか。 スパナはネジをかませる部分より下(柄?)7cmで切断しました。 宜しくお願いします。

  • トルクリミッタードライバー以外のトルクの制御

     質問があります。  タイトルの通りなのですが、トルクリミッタードライバー以外のトルクの制御方法は無いでしょうか?  ボルトを締め付ける際に、締めすぎて、いつも破断が起こってしまいす。トルクリミッターをつければよいのですが、コストの問題がありまして、今さら付ける事はできません。  ねじはむしねじ(M6)を使用しています。ねじに何か細工するか、めねじ側に何か細工をしたいと考えています。  何かよい知恵はないでしょうか?  よろしくお願いします。