残留オーステナイトとは?

このQ&Aのポイント
  • フェライト層は体心立方(bcc)、オーステナイト層は面心立方(fcc)、マルテンサイトは伸びた体心立方と理解されています。
  • 最近、残留オーステナイトの結晶格子について質問があり、固まってしまいました。
  • 実際の結晶格子に関しては炭素を固溶した状態で面心立方と考えられています。
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残留オーステナイトについて

お世話になります。 フェライト層は体心立方(bcc) オーステナイト層は面心立方(fcc) マルテンサイトは伸びた体心立方 と理解していました。最近、残留オーステナイトの結晶格子はどうなっている のか質問されて、固まってしまいました。  イメージでは、炭素を固溶した状態での面心立方 なのかな?と思って いますが、実際はどうなのでしょうか? ご存知の方いましたら教えて下さい。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

焼入れした際、マルテンサイトに変態せず、オーステナイトのままでいる組織を残留オーステナイトと呼んでいます。したがって、残留オーステナイトの結晶構造はオーステナイトと同じ面心立方格子です。

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