- 締切済み
多軸加工刃具折損検出装置の開発について
- 多軸加工設備に対する刃具折損検出装置の開発を考えています。現在は振動センサやトルクセンサなどを使用した検証を行っていますが、設備仕様の関係で困難です。
- 代わりに加工対象のアルミ合金側を検出する方法を考えています。刃具が折損した場合、高い確率で加工対象に刃具が折れ込んでいると考えられます。
- X線や超音波、カメラなどの画像認識による検証も行っていますが、アルミ合金の磁性が弱く、刃具の磁性が強いため、磁性の強弱で検出することは難しいと考えられます。良い方法やアドバイスがあれば教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
加工タクトに影響するかもしれませんが、 刃折れ検知ポイントを設けて、各ツールでの加工後に 刃先の有り無しを検出する方法はどうですか? 上記なら普通のファイバセンサや近接センサで検出可能かと思われますが。 想像ですが、刃折れが発生してまずいのは、十分に加工できないまま、 次のツールでの加工を始めてしまうことだと思いますので。
>当社の設備仕様では難しい 問題なのは設備仕様ではなくてご予算でしょ 画像解析するなら99%はゼニカネ問題だけでカタが付く >アルミ合金=磁性弱 刃具=磁性強 磁性の強弱で検出できないかも アパレル業界で使ってる残針検査機器 http://www.sanko-denshi.co.jp/items/index_nipd.html http://www.orb.co.jp/jmdm/seihin.html よーするに、洋服とかにミシンの針とかが折れて刺さってるのを検知する 最近はイタズラ防止の意味の方が大きいようですが 激安業界のアパレル向けなので比較的安価 アルミ中の鉄を検出可能かどうかは直接メーカに問い合わせてください ただ、常識的にはタッチセンサ式が確実と思う http://www.metrol.co.jp/dfm.html http://www.renishaw.jp/jp/machine-tool-probes-for-tool-setting-and-broken-tool-detection--6079 振動、AE式はワークに拠っては難しい http://www.murakamigiken.co.jp/ae.htm
お礼
早速の回答有難うございます。 >当社の設備仕様では難しい >>問題なのは設備仕様ではなくてご予算でしょ >>画像解析するなら99%はゼニカネ問題だけでカタが付く 正直、予算的には問題ありません。画像認識のメーカーさんとも 検証して、確かにお金をかけれ技術的に可能なのですが、 検出設備側(検査ST)が複雑になります。 位置決め、ロボット(カメラ)、反転機、等々が必要になってきます。 それを避けたいのです。方向性としてより簡素で汎用性のある検出機を 目指しています。 ご指摘いただいた、検針機につては、当社も同じ考えで複数の検針機メーカーと検証して話しを進めております。なかなかこちらも難しいですが。。。 鋭いアドバイスを複数提示していただき有難うございます。 また、なにかアドバイスがあればお教え下さい。
補足
上記に追記です。 おっしゃるように、タッチセンサ式が最も確実で確立された技術であること は確かです。今回の非接触式刃具折れ検出器が開発不可能な場合は タッチセンサ式を導入することが決定しております。 (ワーク側を検出対象とした接触式センサです。これは当社で実績あります) ただ、新しい技術でサイクルタイムに影響せず、汎用性のあるような 検出器を創りたいと考えております。
お礼
ご回答有難うございます。 おっしゃるように、刃先の折れを検出する方法は候補にあがりました。 ロボットにセンサを持たせて刃先を拾う方法です。 ただ、多軸で30本以上の刃物で同時加工するので1本1本拾うのは サイクルタイム的に難しいです。 また多軸専用の刃先折れ検出器を作ることも考えましたが、 多軸の設備だけで10種類以上ある(各々別形状)ので、専用の検出器も 10種類以上作らないといけない。(汎用性が無い) 過去にこれに類似したものを製作して運用していたが、 誤検出が多い、サイクルタイムがオーバーするといった事があり 取り外した経緯があります。 他にも何かアドバイスあれば宜しくお願いいたします。