パーマロイ等による漏洩磁束防止効果

このQ&Aのポイント
  • 強磁性体(S45C)の筐体中に、ある磁気回路を入れて実験中なのですが、筐体外部に磁束が漏洩している箇所を見つけました。
  • 漏洩の原因は、その部分の筐体金属が磁気飽和により余分な磁束を吸収できないため、空気中に漏洩していると考えられます。
  • 内部構造を変更できない場合、漏洩を抑制するためには筐体の厚みを増すか、保持力が低く透磁率の高い金属でシールドすることが考えられます。
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パーマロイ等による漏洩磁束防止効果

はじめまして 下記点について、御教授頂ければ助かります。 強磁性体(S45C)の筐体中に、ある磁気回路を入れて実験中なのですが 筐体外部に磁束が漏洩(500ガウス程度)している箇所を見つけましたので SS材を重ねていくと約4mm程重ねた段階で漏洩がおさまりました。 これは多分、その部分の筐体金属が磁気飽和により余分な磁束を吸収できない 事から空気中に漏洩しているのだと推測していますが この時、内部構造を変更できないとした場合、先ほど述べた箇所の厚みを 増すしか無いでしょうか? 例えば、保持力が低くて透磁率の高い金属でシールドすれば厚みは薄くて済むのでしょうか? SS系は飽和磁束密度が結構大きいので、SS系でだめだとすればパーマロイ系を 適用してもだめでしょうか? 悩んでおりますのでご助言いただける方がおられれば宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

↓ここに分かりやすく説明されています。(詳しくはありませんが・・・) http://www.tdk.co.jp/techmag/ninja/daa00741.htm

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