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心押台を使っての加工方法

全長が100~150mmほどあり、ツメでつかめる長さが10mm以下しかないワーク(丸棒)の加工をすることになりました。 そうなると心押台を使わないと加工が難しいと言うか、無理だと思います。 しかし、実際にどういう手順で加工すればいいのかよくわかりません。 同業者の人に尋ねると、「前もって、しっかりとワークをつかめることのできるツメでつかんで、両側の端面を仕上げて、センタ穴も開けておく」とのことでした。 そうしないと全長が出ない、合わないと言われ、確かにそうだと思いました。 が、それだけだと実際に加工する時に使用するツメでつかんだ時に振れてしまい、端面のセンタ穴を心押台で押そうとしても、センタ穴と心押台の先端が合わないと思います。 端面だけではなく、外径のツメでつかむ部分も仕上げるというか、黒皮は削っておかなければいけないと思いますが、どうなのでしょうか。 実際に加工するときに使うツメは、仕上がったワークの形状から考えると10mm程度しかつかめないので、その点は変更できません。 自分の考えでは、 1.しっかりとつかめるツメで片側の端面と、外径10mm以上を仕上げる。 2.最初に使用したツメとは別のきっちりと成型したツメで、上記の加工したワークをつかみ、反対側の端面を仕上げて、センタ穴も開ける。 3.実際に加工する時に使用するツメに換えて、それも成型して振れないようにして、それから実際に外径などを加工していく。 と、このような流れでいいのでしょうか? 何か無駄があるような気がするのですが、この手順でいいのでしょうか。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

“全長が100~150mm”と言っても、 この数字の意味は直径によって変わって来ます. ワークの突き出し長さに対して径が相応に細ければ、 仮に掴み替えでワーク中心がズレたとしても ワークが撓む事で端面のセンタ穴はセンタに合致します. 心押しして加工された円筒部を掴んで反対を加工すれば、 表裏の同軸はそれなりに出る事になります. ワークの突き出し長さに対して径が相応に大きければ、 そもそも心押しする必要性は薄れます. 黒皮はいずれ剥く事になるのが普通ですから、 ワーク保持力の不足に対してはスパイクなどの処置も有効になります. 勿論、この両者の間にはグレーゾーンがあり、 心押し圧程度では撓み難いが加工上心押しは必要だという事もあるでしょう. 数が少なければ、ケレを使った両センター保持というのもあり得る訳で、 この辺りは条件次第で様々なアプローチがあり、 一概には言えないと思います.

noname#230358
質問者

補足

直径がいくらか書いていませんでしたが、30~40くらいです。 以前、心押台を使用せずに加工したときに、ワークが外れしまったことがあり、今後は心押台を使用して加工することにしました。 ただ、わからない事ばかりで、両側の端面だけを仕上げても丸棒なので外径は黒皮で、センタ穴を開けた後に別のツメでつかんだ時に、センタ穴が回転の中心にこなかったり、センタ穴を開けた側の端面が振れた状態で、外径の加工をしてしまうと、外径と端面が直角にならず、ワークの形状(ボルト)を考えると、後で改めてセンタ穴を開けた端面の加工は無理なので、どうしたものかと実際に加工する前から、いろいろと考えていました。(ボルトの首下部分を先に加工し、後で頭部分を加工しています。) >仮に掴み替えでワーク中心がズレたとしても ワークが撓む事で端面のセンタ穴はセンタに合致します. とのことなので、それならば問題はなさそうなので安心しました。

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