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金型の冷却回路の錆びについて、対策方法とは?
- 金型の冷却回路の錆びについて、成形終了後の水抜きやカプラの使用が効果的な対策方法とされています。
- 冷却回路の洗浄機や赤錆を防ぐ装置がありますが、その効果については詳細が不明です。
- 冷却回路の錆び対策については、実際の設置者の経験や評価が重要な要素となります。
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SUS材は確かに熱効率が悪いです。 高流量の温調機(チラ-)を使用したり、冷却構造を考えたりして、ハイサイクル化を実施しています。 部分冷却であれば、エア-冷却(水では無くエア-を入れる。又は、直接コアピン等に吹き付け、強制的に冷却する)でも、錆無く、ハイサイクル出来る場合もあります。
自動車用のLLCはいかがでしょうか?濃度は夏季の濃度にしておけばOKだと思います。(凍結の心配はないと思うので。) LLCなら、2~3年は基本的には無交換でいけます。(液量の点検、補充は必要) 抜き方の冷却回路にはOKでした。 変換間違えです 抜き方→抜き型 私の経験した物は樹脂フィルムの抜き型です。熱シール直後に抜き工程があり、余熱の影響があると不具合が発生するので、その為のたいさくでした。 抜き型内に水路を設けて冷却(温度上昇がない程度)していたのですが、型の材質が錆る材質だったので車用のLLCを添加しておりました。 冷却液はチラーを通して循環式でした。ただ、密閉式と言うほどではなくタンクの上にゴミ除けの蓋がある程度です。当然、水分は蒸発していきますので、点検、補充の必要がありました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 LLCを使用しているメーカーに聞いてみました所、密閉式の温水器などを使用していないと、排水、給水が常に行われる温水器や、冷凍機には不向きの様です。 ご教授いただきました、てりー様は、おそらく密閉式の冷凍機?温水器?を使用されていますでしょうか?
冷却回路の錆を気にするのであれば、一番良いのは、製品コマ、ベ-スをSUS材にするのがベストです。手入れ、水質の悪い海外工場への金型移管では、それが特に効果的です。 金型を停止する場合は、出来れば水は抜いて、可能でしたら乾燥までさせた方が良いと思います。 錆は、酸素との結合により発生しますので、長期間の使用不可の場合は、冷却管ニップルの様なもので、脱酸材が付いた商品が確かあったと思ったのですが。 錆びない媒体をクロ-ズ回路にて使用するシステムも、周辺機器メ-カ-で出していた様に思えます。 磁気的に・・・・は、多分水道配管のスケ-ルやスライムを発生させないものと同じ原理と思います。温調機等の吐出側に付けるものだと思いますが、稼働中は、それなりに効果はあります。 停止状態ではまた錆びるため、保管時の対応が効果があると思われます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり冷却回路に残っている水は抜いた方がいいんですね。 なかなか、水抜きをする癖が現場にはついていませんので、標準化を考えなす。(乾燥は、難しいですね。) 冷却ニップルに脱酸材つきの物が有るとは知りませんでした。貴重な情報ありがとうございました。磁気的な・・・のメーカーで、カプラとジョイントタイプの物も有りましたが、高額でした。 SUS材を使用するとの事ですが、冷却回路が設けられない入れ子などに使用しても、問題無いのでしょうか?私的には、SUSと言うと放熱性が悪い為、ハイサイクルが望めない様な考えでいます。この考えは、間違いなのでしょうか?(余談ですみません。)
お礼
そうそうご回答ありがとうございます。 やはり、放熱性が悪いですね。 冷却効率の悪い所の対策は、苦労しますね。 弊社でも、ときおりAIRを入れ子に直接当てて冷却を行っている物も有ります。色々、ご教授ありがとうございました。