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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:圧延組織と焼ならし組織に違い)

圧延組織と焼ならし組織の違い

このQ&Aのポイント
  • 製鋼メーカーでは、焼ならし省略鋼としてS45Cなどが存在しますが、圧延後の鋼の組織はフェライト+パーライト組織となることが一般的です。
  • 焼ならし省略鋼と焼ならし後の鋼とは、組織的および機械的性質に違いがあります。
  • 焼ならし後の組織も一般的にはフェライト+パーライト組織となることが予想されます。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

以前から非調質鋼という焼入・焼戻しをする手間を省くことができて機械的な 性質も調質鋼に匹敵する材料があり、それを使ったこともありますが、何故に 今迄、焼ならしを省略出来るまたは、焼ならしする必要がない材料が無かった のか不思議でならなかったが、やっと出たんですね。。。 熱間圧延では焼きならしのように空冷ではないし、焼きなましのような炉冷と いう訳でもなく「フェライト+パーライト組織」自体もマダラになってしまうと思います 参考URLのように焼ならしに対しTNF鋼は更に微細で均一な組織に見えます。 最後に、焼ならし省略鋼とは、焼ならし相当強度を持つ圧延材料と言えますね

参考URL:
http://www.jfe-steel.co.jp/products/car/products/pdf/V3J-00_66.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

S45Cは、 * S45C-N;焼ならし<820~870℃から空冷>、硬度;HB 167~229 * S45C-A;焼なまし<約810℃から炉冷>、硬度;HB 137~170 * S45C-H;焼入れ<820~870℃から水冷>焼き戻し<550~650℃から急冷>       硬度;HB 212~277 等々がありますが、“焼ならし”は、S45C-Aの事でしょう。 S45Cの組織は、金属材料の書籍を確認下さい。 さて、前述の資料は、以下にあります。 http://www.forming.co.jp/database/db/csmsu-2.pdf そして、他の材料の資料は、以下資料の当該材料[材料特性]をクリック http://www.forming.co.jp/database/index.html また、硬度 ⇒ 引張強さ換算は、↑の[硬度換算表]をクリック下さい また、一般的な鋼材の考察等(焼ならし等用語)は、以下を http://www.daiwakg.co.jp/TECHHEAT.htm http://www.atuen.com/sub230.htm 熱処理等は、以下を http://www.netushori.co.jp/story/index.html http://furuike.co.jp/composition[3].html 確認下さい。 記述抜けがありました。 等々がありますが、“焼ならし”省略鋼は、S45C-Aの事でしょう。

noname#230358
質問者

お礼

早速の回答ありがとう御座います。

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