NCルーターで合板に溝を入れる時の刃物選定

質問

こんにちは。非常に為になるサイトを見つけ、初めて投稿します。今後もよろしくお願いします。
さて、中古でかなり古いNCルーターを購入して、私が技術担当になり日々四苦八苦しています。
現在、合板を加工して納入していますが、合板（9mm厚）に溝入れ加工（幅3mmの深さ7mm）があります。
その加工用の刃（特注品）に下記を使用していますが、価格が高い・折れやすい→刃交換作業多発・購入時の納期が長い（約40日）等で別の刃物を探していますが、これといった種類がありません。現状の刃を使用するしか方法がないでしょうか？
【刃物目標】
既製品・安価で短期間で納入される・折れにくい・送り速度アップ
【刃物概要】
超硬刃・φ3mm逆リード・長さ60mm・加工先端部15mm
【加工概要】
その刃を専用のシャンクに取り付け（シャンクから10mm刃を出しています）、回転：18000rpm 送り速度：F1500 で溝加工
【仕上がり程度】
板に折り目を付ける目的なので、基本的に（幅3mmの深さ7mm）が加工できていれば、問題なし。

機械は、NC-516・JでFANUC－Series O-Mato M　とラベルが貼っています。

こういう質問形態で良いかはわかりませんが、ぜひアドバイスよろしくお願いします。

回答No.2

noname#230359 · ベストアンサー

刃の部分とシャンクの境目はどうなっていますか。
じょじょにシャンク径になっている（テーパー状）かいきなりシャンク径
になっているか・・。
それと逆リードなので切り屑が下に入りこんで行き、表面に出ないと思います。切り込み量やエアーブロー等での対策は必要です。
また文面から判断するとTCのマガジンが4本（４種類）しか使えないと判断します。Φ３以外のツールで複合的な刃物形状にして、まずはその刃で粗削りしてからΦ３で仕上る等の工夫は必要かと。
いずれにしてもΦ３で深さ７はかなりきついので、切り込み回数を増やす事は必須と思いますがいかがでしょうか

お礼

アドバイスありがとうございます。

やはり、φ3で7mm深さは厳しいのですね。素人考えなので、一回で行く事しか頭になかったです。
シャンクの境は、テーパー状になっています。
アドバイスいただいたように、切り込み回数を増やして、やってみようと思います。
そこで、刃の寿命と切り込み回数を増やした分の時間計算を算出して今後の作業標準を決めていこうと思います。

今後もよろしくお願いします。

回答No.1

noname#230359

こんにちは。
φ3でのルーター加工ではちょっと厳しいような感じがします。
加工形状が不明ですので参考になるかわかりませんが、通し溝であればチップソーで加工するのもひとつの手段です。
機械が変わってしまいＮＣルータでは加工できませんが、複合機であれば加工できると思います。
この程度（深さ・溝幅）の溝(切削肌を問わない)であればF=6000mm/minで送れると思います。（ただ材料が合板なだけに切削面の肌に不安はありますが、またわざわざ逆リードを使用されていますので。）
参考になれば幸いです。

お礼

お忙しい中早速のアドバイスありがとうございます。

私の質問説明が不足のようです。申し訳ありません。
NCルーター機に4軸（刃物取付軸M11～M14）あり、M11:φ3の逆リード刃　M12:φ16の外周削り刃（超硬）M13:45度面取り刃（ダイヤ）M14:φ6穴開け刃（超硬）を付けています。製品形状は多数ありますが、まずM12で合板を図面形状にくり抜き、M13で外周を面取りします。M14で所定箇所に（平均30ヶ）貫通穴を開けます。最後に質問のM11で3～5ライン程度溝を加工して、機械から製品を外します。複合機ではないので、NCルーター機だけで、製品を完成にもっていきたい考えです。

経験上、何かヒントがあれが、再度よろしくお願いします。