収縮を促す成形条件とは?

このQ&Aのポイント
  • 成形屋さんの廃業に伴い、他社にキャップの成形を依頼したが、嵌め合いが甘く収縮が求められる状況。
  • 金型のコア削りは後戻りできないため、収縮を促す成形条件で対処したい。
  • 金型温度、射出圧力、射出時間、冷却時間についてアドバイスをお願いします。
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  • 締切済み

収縮を促す成形条件

お世話になります。 ある成形屋さんの廃業で、他社にΦ=65? H=7? t=1.0のPE(L)キャップの成形を依頼しました。 試験押しの結果、嵌め合いが甘く、0.2?以上の収縮が求められます。 金型のコアを削るのは後戻りできないし、今迄が許容範囲なので収縮を促す成形条件があれば、それで対処したいのですが・・・・・ 金型温度 射出圧力 射出時間 冷却時間 についてご教授の程お願いします。

noname#230358
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みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

まず、材料が同じ事を確認しください。 コンパウンドグレードの場合グレードによって収縮率が変わってきます。 特にポリオレフィン系(PP,PE)は結晶性樹脂で収縮は大きい樹脂です。 同一材料、同一金型を使用すると言う前提で、収縮を成型条件で調整するには基本的に 収縮を小さくする場合(製品を大きくする場合) 金型温度→下げる 射出圧力→上げる 射出時間→下げる 冷却時間→上げる 保圧→上げる です。 収縮を大きくする場合(製品を小さくする場合) はその逆です。 保圧を下げて、冷却時間も短くしてヒケ寸前で金型から取り出すというようなイメージです。 体積(成型品の寸法)は金型に押し込んだ際の「温度」と「圧力」に影響されますのでその辺をイメージしながら条件を調整して見ては如何ですか? 以前、成型できていたものということですので、金型をいじることは必要ないかと思います。 また、保圧、射出圧、型締め力がきちんと効いているのか確認する必要も有るかもしれません。(成型機が小さいとパワーが足りず、きちんと充填せず、保圧十分かからず、製品がショートショットぎみの状態で寸法が小さく出るのかもしれません)

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 皆さんのアドバイスを依頼先にコピーしてお渡しします。 最悪の場合、金型をさわることも考えます。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

こんにちは、確かに意識の切り替えも同時にしなければ新たに移管した先の 成形屋さんが気の毒かもしれません。 まず、元の成形機と現在搭載している機械が全く同じメーカー機種でないと すれば、元の条件を提示しても参考までにしかなりません。 例えば、今まで3Lの排気量車セダンを車庫に入れていたが同じ3Lのハイ ルーフワゴン車に切り替えたら車庫に入らない!同じ3L車だろ?と言って いるのと同じです。現在の成形屋さんがバリやヒケなどの無いベストな状態 でサンプルを出した結果、寸法だけが外れたのであれば現物に合わせ型で寸 法修正を行う方が早い気がします。 詳しい事情や状況が分らないので参考までです。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

常識の範囲で答えます。 一度その廃業された成型屋に、条件を聞くのが一番だと。 一般的に、ワークを収縮を大きくするには、型開き時間(冷却時間)を短くする方向にするのが良いかと。サイクルタイムを短縮するようにすればよいと思いますよ。 参考になれば幸いです。

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