鉄鋼材の硬さと降伏応力(0.2耐力)について

このQ&Aのポイント
  • 鉄鋼材において、硬さが高いほど引張強度も高まりますが、同時に比例限度である降伏応力(または0.2%耐力)も高くなると考えられます。
  • 具体的には、引張強度が高いということは材料がより強くなっているということであり、そのためには降伏応力も高くなる必要があります。
  • SPCCという鉄鋼材についての具体的なデータは不明ですが、一般的にはこの傾向が見られます。
回答を見る
  • 締切済み

硬さと降伏応力(0.2耐力)

 鉄鋼材において、一般に硬さが硬い方が引張強度が高いと思われますが、引張強度が高いということは比例限度(降伏応力or0.2%耐力)も高くなると考えてよいのでしょうか?  ちなみにSPCCです。  宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数1
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

考えていいと思います. ざっぱに硬さから引張強度を予測するには,鉄鋼材料の場合ビッカース硬さを3で割ってやればOKです.(Hv=300だったら100kgf/mm2くらい) 耐力は引張強度の70~90%位ですが,引張強度の強いものほど割合が高く, SP程度の強度域なら70%くらいです. 数kgf/mm2レベルの差は出ると思います. これが優位差かどうかは使われ方しだいではないでしょうか. ヤング率は実質上不変と考えていいと思います.

noname#230358
質問者

お礼

 回答有難う御座います。 もしご存知でしたら以下についても教えて頂けないでしょうか。 ・SPコイル材において、素材硬さHRB45と65程度ではその耐力に有意差はあるのでしょうか?たいして変わらないレベルと考えても良いのでしょうか? ・硬さが変わってもヤング率は不変と見て良いですよね?

関連するQ&A

  • 降伏点 又は 0.2%耐力とはなんですか?

    降伏点 又は 0.2%耐力というものを教えて下さい。 SUSを使って圧力容器の設計をしようとして、許容引張応力とヤング率だけでいいと思っていましたが、どうも降伏点 又は 0.2%耐力というものも考慮しなければいけないと思ってきました。 どなたかご助言お願い致します。

  • 亜鉛ダイカストの降伏応力について

    亜鉛ダイカスト製品が割れたクレームが発生しました。 3Dにて解析を行っているのですが、亜鉛ダイカスト(ZDC2) はその破壊様式が脆性破壊に似ていることから、0.2%耐力は 出ないものとなっており引張応力しか分かりません。 参考値でも構わないのですが、だいたい引張応力の何%の 値を降伏応力として考えたらよいでしょうか。

  • ねずみ鋳鉄の降伏点または耐力

    ねずみ鋳鉄(FC200,FC250など)の強度評価をするために、 降伏点または0.2%耐力の数値を調べていますが、 JISや文献を見ても引張強度の値しか見つかりません。 一方ダクタイル鋳鉄(FCD400など)には耐力の値が載っています。 ねずみ鋳鉄には耐力はないのでしょうか。 また、それはなぜでしょうか。 詳しい方、よろしくお願いします。

  • SPCCの許容応力値について

    薄板鋼板(SPCC)などでは、JISでは引張応力は270MPa以上 となっており、降伏点応力は規定されていません。 この場合強度計算を行ううえで、どの位の値までを許容応力 として考えたらよいでしょうか。

  • 降伏点以下 疲労限度 以上の応力でなぜ破壊

    お世話になります。 色々考えていましたが、やっぱり私の中で説明がつきません。 回転曲げ疲労限度σwb=0.53σ(引張強度) と引張圧縮疲労限度、曲げ疲労限度もσ(引張応力)の0.35~0.5倍となってます。  通常、鋼の降伏応力はσの0.6~0.8倍なので、降伏応力>疲労限度 になります。  よくよく調べてみると疲労破壊の起点となる部分はすべり帯(ミクロ的) により発生した突出し、入込み部から亀裂進展している。これって塑性変形 ではないですか?  降伏点以下では弾性変形なので応力解放後は元に戻る変形なのに、疲労破壊 の時ではミクロ的ながら塑性変形するのには矛盾を感じます。  疲労破壊に携わっている方たちはこの辺はどのように理解されてますか? ご意見頂ければ幸いです。

  • 降伏点が明確でない場合の降伏点の求め方

    降伏点が明確でない場合の降伏点の求め方 鉄筋の引張強度試験で降伏点が明確に出ない場合がありますよね。そこで0.2%オフセット耐力を求めようと思うのですが、エクセルでのやり方が分かりません。 やり方の分かる方すみませんがよろしくお願いします。

  • 引張(曲げ)強度から降伏応力は計算できますか?

    今ある物性値から降伏応力を求めることができるか教えていただけますか。 今わかっている物性値は以下になります。 ・比重[-] ・粘度[cps] ・表面硬度[バコール] ・引張強度[Kg/mm] ・曲げ強度[Kg/mm] ・衝撃強度[Kg・cm/cm2] ここから、降伏応力を求めるもしくは推定することは可能でしょうか? よろしくお願いします。

  • 引張強度及び許容引張応力と安全率について

    前に許容引張応力について質問した者です。 すいません自分でも色々やってみたんですが、どうもよくわからない事が・・ 紹介されたURL http://www.ssba.or.jp/ http://at.wxw.jp/binran/tbl/MatlAllowableTensile.php では引張応力はSUS316では520N/mm2となっています。 400℃におけるSUS316許容引張応力は83N/mm2 よって安全率は520÷83で6.2・・・ まてよ? SUS316の温度に対する引張強度って400℃では250N/mm2程度であります(ステンレス便覧等参照・・) ということは安全率は250÷83で3? えー・・・良くわかりません・・ 「残留ひずみが1%又は2%残るときの荷重を降伏点とし,降伏強度(σy)又は基準強度(F値)とします。」 と回答いただきました でも引張強度と降伏強度(σy)の関係って具体的にはどういうものなのでしょう? 降伏強度(σy)=許容引張応力ではないですよね? 降伏強度(σy)=温度に対する引張強度? あれ? そもそも温度が高いと安全率が下がるなんてことでいいのでしょうか?

  • 降伏せん断応力の求め方

    強度計算をする際、S45C等の鋼材の降伏せん断応力は降伏点の何%位と考えれば良いでしょうか。

  • SUS304の許容応力

    SUS304の許容応力の値(引張、せん断)を教えてください。 また、一般的にこれらの値は降伏応力から求められるものなのでしょうか? 私の見た資料では、許容引張応力=降伏応力*(2/3)。許容せん断応力=許容引張応力*(1/√3)となっていたのですが、これはある程度正しいのでしょうか?