電磁ステンレス鋼の変色とは?原因と対策について

このQ&Aのポイント
  • 電磁ステンレス鋼材を使用して冷間圧造製品を加工している際に、黒色(ねずみ色)変色が発生することがあります。
  • 変色は材料切断面により成型された部分で発生しており、同ロットから固まって発生しています。
  • 変色の原因は磁気焼鈍後のバレル研磨にあり、対策としては磁気焼鈍のプロセスを再評価することが必要です。
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電磁ステンレス鋼の変色

電磁ステンレス鋼材を使用して冷間圧造製品を加工していますが、少量突発的に製品が黒色(ねずみ色)変色する事があります。 発生状況としては、 ?材料切断面により成型された部分(両切断面共)が変色している。 ?変色は同ロットより固まって発生している。 ?本製品は磁気焼鈍を行っている。 ?本製品は冷間圧造後 及び 磁気焼鈍後にバレル研磨を行っている。 以上、本事象原因をご存知の方がいらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

磁性焼鈍に用いている炉の気密性はどうなっているのでしょうか、おそらく真空炉を用いて水素注入していると思いますが、炉内純度が気になります。また、前洗浄は充分でしょうか。有機物が付着した状態で炉内投入すると、稀に浸炭層が出来る場合があります。金属組織と、硬さを見てみる事をお勧めします。炉を他の熱処理と共用している場合は、ガス残留に充分配慮を要します。

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