軟鋼の鏡面仕上げとQPQ処理における錆の原因と対策

このQ&Aのポイント
  • 軟鋼の鏡面仕上げとQPQ処理後に部分的な錆が発生して困っています。錆の原因や対策についてご指導ください。
  • 軟鋼の鏡面仕上げとQPQ処理を行った後、一部に錆が発生しています。この問題の原因と対策を教えてください。
  • 軟鋼を鏡面仕上げにした後にQPQ処理を行ったのですが、一部に錆が発生してしまいました。原因と対策についてアドバイスをお願いします。
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  • 締切済み

QPQ

軟鋼を鏡面仕上げにしてQPQ処理をしてい ます。 QPQ処理後部分的に錆が発生して困って います。 原因や対策をご存知の方、ご指導をお願い します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

 QPQは開発初期の段階でもJISZ2371に基づく5%塩水噴霧試験によりS45Cに24時間は全く錆が発生しないというデータが存在します。  現状は初期段階よりも改良が加えられているので、更に耐食性は向上しているものと思われます。  原因は、鏡面加工時の油等の強力な付着、または保存環境にあるのでは?と思われます。  対策として、QPQよりも耐食性を向上させたLi添加の塩浴軟窒化法がパーカー熱処理工業により開発されています。  これですと塩水噴霧試験で、500時間以上の耐食性があります。因みにチャンピオンデータですと1000時間以上、全く錆が発生していません。  なお、QPQは黒色でしたが、Li添加の塩浴軟窒化法では青みがかかった、黒色となり、装飾性では問題が生じる恐れもあります。  Li添加の塩浴軟窒化法はイソナイト-LSと言う商品名だと記憶しています。

noname#230358
質問者

お礼

実験野郎様 たいへんわかりやすいアドバイスをしていただ き有り難うございました。 弊社の問題はおそらく保存環境であると推測し 調査と改善をしてみます。 有り難うございました。

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