絶縁トランスについての保護方法は?
- 絶縁トランスには1次側と2次側を絶縁する役割がありますが、2次側での漏電やショートなどの問題が発生した場合、1次側にはFUSEや漏電ブレーカーを設置しても意味がありません。
- 絶縁トランスでは、2次側で発生した問題を防ぐためには、2次側に適切な保護装置を設置する必要があります。
- 絶縁トランスの場合、1次側の保護装置は2次側の問題を防ぐ役割を果たすのではなく、1次側に問題が発生した場合に備えるために設置されています。
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絶縁トランスについて
こんばんは。絶縁トランスとは、1次側と2次側アイソレーションしているとは分かるのですが・・・、例えば2次側で漏電やショート等の問題が発生した場合の保護として、1次側にFUSEや漏電ブレーカーを通常接地しますよね!。 でも絶縁トランスの場合は、1次側と2次側を絶縁している訳ですから、1次側にFUSEや漏電ブレーカーを設置しても全く意味がないんじゃないですかね?? 質問の意図が難しいかもしれませんが、この件についてご存じの方いれば教えて下さい。 また、この辺の資料やHPあればご紹介下さい。 よろしくお願いします。
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「トランスの1次側と2次側の0V相は接地するのは正解か不正解?」という問題について、国内使用の産業機器という点から安全面(規格上の)を判断すると正解はありません。 一次側は保護接地さえしてあれば、結局接地してあるのと等価になるのでどちらでも正解です。 二次側非接地の場合、トランスに2重又は強化絶縁構造のものを使用しないと、二次側回路の耐圧や感電保護(保護接地)上の要求事項が厳しくなります。又この種のトランスを使用した場合でも、この回路は2重絶縁構造を維持しなければならないので面倒な場合が多くなります。 しかし条件を守れば接地してもしなくても正解です。 ただ、lumiheartさんの情報による、工作機器メーカさんの様に、二次側を接地するのは手堅い選択をしていると思います。
漏電ブレーカに付いての回答が少ないようですので. kanamachiさんやuniplanさんの答えを補足します. そもそも何故,漏電ブレーカが必要なのかが問題です. 通常の用途では,漏電ブレーカでなくノーフューズブレーカを使います 通常ではトランスの2次側で漏電しても,漏電ブレーカは トリップしません 漏電ブレーカがトリップする時は,トランス自体が漏電する時か 漏電ブレーカとトランスの1次側の間で漏電した場合です. したがって,よほど漏電を嫌う場合かトランスが水濡れになる 恐れがある場合ぐらいしか 漏電ブレーカを使用する意味は無いと思いますが. 後は,トランスの1次側と2次側の0V相を両方とも接地してある時に 漏電するとトリップするかな? ところで,ここで問題 トランスの1次側と2次側の0V相は接地するのは正解か不正解か? 工作機メーカーの制御盤は大半が両方とも接地してます プラント系は接地したり,しなかったりバラバラです その他の産業機器メーカーもバラバラです これは聞く人によって皆意見が分かれますが,さてお宅では?
簡単に 答えらしき事を書きます。 「2次側がショートした時1次側の電流がどのようになるか?」 について 考えてみてください。きっと交流ですから2次側の ショートによって1次側のインダクタンスが下がり急激に大きな 電流が流れます。 2次側のヒューズが切れてショートが回避されても 場合によっては2次コイルの消失(オープン)によって以前より大きな 電流が流れる事もあります。 まあ 安全装置は多いに越した事は無いのですが必要最小限にする 意味では 速度の速い瞬断ヒューズを2次側に設け1次側は装置全体の 状態を管理する意味合いが強く、保安面で制約があるようです。 (結局両方必要・・?・・。)
こんにちわ。 確かに一次側に漏電ブレーカを設置しても、それ程意味は無いと思われます(トランスの非接地使用以外)が、過電流保護機能はある程度有効です。 本来はトランスの出力及び2次側回路の過負荷保護は2次側で行なうべきものですが、適切な電流値を選べば一時側でもある程度効意味を示します。(余程 効率の悪いトランスで無ければトランスの基本公式通り) ですから、本来行なうべきトランスの1次側保護+2次側過負荷保護を一次側で代表(省略)して行なっているのでしょう。 きちんと接地出来ない場合をのぞいて(民生機器に多い)、漏電保護機能はそれ程意味を持たない(ように)機器を設計するのが、これからの常識となります。 この辺の技術は「電気技術基準」に関わる部分が多く一般書店でも解説書が各出版社から多く出ています。 機器設計関係の人はあまり設備関係の本を読まれないので、少し読みにくいと思いますが・・。 HPは余り見ないのでご存知の方御願いします。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
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