ビニールハウスの温度管理について

このQ&Aのポイント
  • ビニールハウスの温度管理についての質問です。夏場と冬場でのハウス内の温度変化や、25度の温度を保つための必要な空調について知りたいです。
  • ハウス内の温度は夏場で最高35度、冬場で最低0度程度になると考えられます。25度を保つためには、どの程度の空調が必要なのでしょうか。
  • ビニールハウスの温度管理において、広島市の冬場は0度くらいになり、夏場は35度くらいになると予想されます。25度を保つためには、適切な空調設備が必要です。
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ビニールハウスの温度管理

6畳間位のビニールハウスを作ろうと思っていますが、 夏場と冬場でハウス内は何度くらいになるのでしょうか。 (陽が当たる場合と当たらない場合、広島市:冬最低で0度くらい、 夏最高で35度くらいです) もし、25度くらいに温度を保ちたいなら、どの程度の空調が必要でしょうか。 家庭用何キロワット、農業用(クボタなど)? 宜しく、お願いいたします。

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回答No.1

広さから考えると家庭菜園目的か趣味の植物の越冬用でしょうか。 6畳間ほどのビニールハウスの広さでは、そもそも暖房や空調施設を設けるには狭くて温度なども一定せず差が出るので管理が面倒な事になると思いますが・・・。人工的な環境を整えるにはせめてその2倍以上の広さの空間が無い事には、最適な温度の維持や費用面で無理があると思いますが・・・。 6畳間ほどのビニールハウスを設置するのなら小型ビニールハウス用資材を購入したり(農家が使用する大型ビニールハウスの資材とは別もの)、広めのビニールシート製車庫の鉄パイプ支柱使用を代用し建てるとなると思います。基本的にこの規模のビニールハウスは熱帯植物などの特殊な植物でない限りは無暖房か低めの温度設定・無空調で使うべきかと思います。特に寒い今時期にビニールハウス用の暖房(大抵が大型ビニールハウス用です)を使用して作物を作るのならハウス内の温度が高くなりがちで燃料代も余計にかかるばかりか、冬の時期は日照時間や日射量が春から秋にかけてよりも圧倒的に足りないために、温度を補うだけでは思う通りには育ちません。充分な出来の作物を得たいのなら作物の成長ホルモンを刺激して成長を促すために植物用の育成灯の設置と毎日の一定時間の使用も欠かせなくなるので、暖房費・空調用電気代の他に「植物用施設に設置する専用育成ライトの代金とその使用料金」もかかります。 そのビニールハウスの中で作りたい(又は防寒したい)植物は何なのでしょうか?もし冬時期に屋外でも栽培・収穫可能な野菜なら早めに育てる目的でも基本的にはビニールハウスを建てて中に入れるだけで充分。何か暖房を設けても地温を上げるのに地中に埋めたり置いて使う野菜用保温シートや温水循環チューブくらいの物で、地面さえ温めればハウス内全体を無理に暖めなくても充分。こういう種類の場合は大抵は種子蒔きと育苗期は秋であり今時期はもうある程度育っている物の上から直接ビニールハウスを建てるか(ほうれん草など)、移動できるセルトレイやビニールポットなどであらかじめ育苗しておいた物をビニールハウスの中へ移動させて育てるだけで、冬は気温が低いので空調の常時入れ替えは必要なく心配なら晴れた日中にビニールの側面をめくって温度計を見ながら少しの間空気を入れ替える程度で充分(夏の空調・温度調整もこの方法が手っ取り早く空気が入れ替わりしかもお金がかからない)。 もしかするとビニールハウスで本来は時季外れの生育期間の植物を早くから促成栽培したり、屋外にはそのまま置いておけない耐寒性低めの種類の防寒目的で使用なさるのでしょうか? もしそうであれば上記の様に人工的設備を設けるにはビニールハウス内の空間が狭すぎます。早めに春蒔きしての育苗なら人工的な設備での発芽や育苗はひ弱な株に育ちやすいので、ビニールハウス内に更にビニールトンネルを設けてそれを蒔き床や苗床とし、夜間にはそのビニールの上から古毛布をかけて防寒をした方が無理なく丈夫な苗が育ちますし(北海道の春蒔き秋収穫の貯蔵用玉ねぎ栽培はビニールハウス専用暖房器具が普及する前は2月にビニールハウス内へ「二重にして設けたビニールトンネル」内に蒔き床・苗床を設け種子蒔きと育苗、厳寒期の夜間は古毛布を上から3枚重ねにしてビニールトンネルの上にかけて温度が下がるのを防ぎながら育苗していました。そして5月初旬ようやく苗を畑に定植できます)、人工的な環境を作ろうと設備を設けても空間が狭すぎて適した温度を保ちにくく(すぐに適した温度を超えて終い高温になる)サーモスタット使用でもオン・オフの切り替え頻度が多く成りすぎるのではと感じます。もし熱帯性の植物の防寒目的であるならビニールハウス専用の暖房機や空調を使えば狭すぎて最適な環境が整えにくかったり費用がかなり掛かってしまいます。 何を栽培するにしても大げさにせず野菜栽培用の地中に埋設する電熱シートやチューブ内にお湯を循環させる方法の方が使用条件に広さの制限がない分使い勝手が良いと思います。 また、冬季だとビニールハウスや温室専用の業務用植物育成ライトを何個か上部に設置しない事には日照時間や日射量が補えず、これに暖房も使ってしまえば不自然に育ちすぎて発芽の時から徒長してしまったり、育つにつれてひ弱な株へ育ちやすいです。 冬に育つ植物や春に種子蒔きする野菜などをその中で早く育てる目的であれば、日の短さや気温の低さが発芽条件に成っていたり正常に育つ環境であるものも多いので余計なことを行う事となります・・・。この時期に育つものは気温の低さを利用し病害虫から身を守っている性質のものも少なくありません。それらを時期外れに不自然に栽培していけば育ちが不自然になり、屋外よりも暖かかったり人工的な日照時間の延長は地中で越冬している害虫を春と勘違いさせ時季外れに目覚めさせてしまい蔓延させてしまう事に成りかねません・・・。 熱帯植物などの防寒目的での使用ならビニールハウスの地中に保温シートを埋めたり地面にチューブを置く程度の暖房温度で充分だと思います。それで夜間に温度が低くなりすぎれば家庭用の6畳用の暖房機(石油ストーブなど)とサーキュレーター(中古の扇風機でも可)を使用する程度で充分。換気設備もビニールハウス用の様な大型の物では無く(強制的に追い出す空気が多いのでハウス内の温度が下がりすぎるので、人の手でその都度調節するのは手間)、昔家の台所で使われていた様な換気扇程度の物(ホームセンターで売ってます)を自分で工夫し出入り口の上の方にでも設置すれば大丈夫かと。 もし冬季の野菜の栽培や、春蒔き種子の蒔き床・苗床目的でも同じ規模くらいで充分。この方法であれば初期投資も使用電気料などもかなり抑えられるかと。 おそらくご自分でお考えの様な規模の設備で行えば初期投資も使用料金もかなりのものの上に、環境を整えるのは困難で手間がかかるか失敗するリスクが高いと感じます・・・。 栽培目的の植物の種類次第で用意すべき設備も電気使用量もかなり違ってくるとも思いますし、そしてその方法で栽培・収穫する物は費用がかかりすぎて市販の同等の物よりも倍以上のお金がかかると思われます・・・。作物の種類や場合によっては温水循環式の水耕栽培の方が毎日の手間もリスクもお金もかからないかもしれません・・・。 冬の植物栽培は熱帯植物以外は基本的にその時期の環境を好むものしか育たず(病害虫の予防が容易、寒さに当たって糖度が上がる・栄養価が高くなるなど寒さに当たって育つ事で得られるメリットの方が多い)、それを人為的に人工的に早く育てようとするならお金もかかるし手間がかかる、それなのに温度が暖かすぎて丈夫に育ちにくく栄養価も低い物に成りがち。 トマトなどの、夏野菜を栽培にお金がかかりすぎるのを承知で栽培したいのなら(トマトなどナス科は北海道なら3月室内での種子蒔きです)それでも良いのでしょうが、もしそうならそもそもご質問はなさらなかったですよね・・・。 基本的に素人による冬季の「小型のビニールハウス使用での栽培」というのは余計な設備は必要なく「寒さが少し防げて屋外の畑よりもほんの少し育ちが早く収穫が早まる程度」と考えておくのが無難で、ハウス内に更にビニールトンネルを設けてその中で育てる程度までがお金もあまりかからず無理のない環境での栽培(日中ビニールハウスの方は空気の入れ替えはしなくてもビニールトンネルのビニールはめくっておく事)くらいで良いかと・・・。 夏は晴れた日に限り朝に側面のビニールをめくっておけばハウス内が高温になる(真夏の昼間は閉め切っていると40度以上になる事も)事が防げ温度調節や空調も別段必要ありません。ただ開けっぱなしにしておくとカラスや虫などが侵入しますので、側面だけでもネットは張っておくほうが良いかと思います。

sakae819
質問者

お礼

いろいろなケースにおいて、詳細に、分かりやすく、具体的に、ご説明をしていただきまして、感謝いたします。 自分の考えのなさを痛感しました。 最後の10行に記載していただいた内容が、しっかりと納得できました。 本当にありがとうございました。

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