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実際の遠方での平面スピーカーの音圧特性は?

John_Papaの回答

  • John_Papa
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回答No.6

No.1です。お礼ありがとうございます。 平面波/球面波などの波の進み方は、高校の物理でホイヘンスの原理(正しくはホイヘンス-フレネルの原理 Huygens–Fresnel principle)と習う筈です。 波頂の各点から放射状(球状)に広がるが、相互干渉によって次の波頂が作られる。 その結果、波長が長い程回折しやすく、波長の短い高音は直進性が高くなる。 平面波は低音も高音も、波長によって度合いが違うだけで、端から球面波の伝播状態に崩れて平面波部分は減少して行きます。 私も概念は覚えていますが、強度分布の計算式はかなり難しく元より記憶しておりません。 なお、無響室はフランス国営の無響室が世界最大ですが、そこでも30mの距離は無かったと記憶してます。 音は、伝播媒体である空気の影響をモロに受けます。密度差で屈折します。波長の短い程屈折率も高い。これもホイヘンス-フレネルの原理で説明されます。地球が丸いことと上下で空気密度が違う事もあり(地面反射や障害物の干渉の方が大きいでしょうけど)、音は数十メートルでもやや上方にそれて行きます。 その対策が、野外大規模PAで使われる縦長のラインアレイ方式に成っている訳です。 もちろん、伝播媒体が動いてしまう気流(風)には乗っかって音伝播の軸が移動してしまいます。 遠くの音が中音に比べ高音が不足するのには、そのような理由もあるのです。

sirasak
質問者

お礼

無響室では30mでも7mでも距離測定は普通は無理ではないかと思います。 ラインアレイスピーカーは、スピーカー同士の干渉で高音が低下するはずで 、ツイーターでの高音対策やイコライザーで高音増強していると思います。 ラインアレイのカタログや音響工学にも1mと30mなどの周波数特性図が記載されれば誰でも指向性や音圧低下の効果が分るのに残念!と思います。 回答ありがとうございます。

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