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この together の用法について
人工知能と認知心理学にまたがる論文に出てくる文なのですが、この together の意味がわかりません。一応試訳を添えましたが自分ではわかっていません。「これらのコアな諸領域はすべて」とか「いずれも」という意味なのでしょうか?「一緒に共有されている」では意味不明ですし… 「コアな領域」というのは、幼児は「数」、「物理」、「心理」といった領域の基本的な知識・能力は最初から持っている(完全な白紙状態で生まれてくるわけではない)という、のちの成長の基礎になるような大事な諸領域のことを指しています。 Each core domain has been the target of a great deal of study and analysis, and together the domains are thought to be shared cross-culturally and partly with non-human animals. 試訳)コアな領域のそれぞれは、夥しい量の研究や分析の標的となってきた。そしてこれらの領域はひとまとめに文化横断的に共有されていると考えられているし、部分的には人間以外の動物とも共有されていると考えられている。 よろしくお願い致します。
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- SPS700
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#1です。補足です。 >>together なんだから「ひっくるめて」なんですよね…。動物の能力とどう重なりがあるのかが不明だから「ひっくるめて」から「その一部は」と言ったのかな…。 はじめの each は「バラバラの」一つ一つが離れ離れになっている状態です、together はそれらを全部ひとまとめにして「総合的に」見れば、という意味です。 そうすれば、異文化間の相関関係や、ヒト以外の動物の意思表示手段との部分的な重なりが、見えてくる、という論旨だと思います。
- 92128bwsd
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#2です。 > あっすみません、前後の文を載せませんでしたが、これは幼児の能力とかの話をしているところなので(たとえば、目が開いたばかりの乳児でも、物体を目で追える=物理をある程度理解している、など)、domain は、能力の domain (「物理」とか「心理」などの領域)です。なので、人間と動物が domain を share することはありえます。 ⇒ あっ、なるほど。バックグラウンドは理解していたつもりだったのですが改めて指摘されると、少し考えが足りなかった気がします。あらかじめ与えられた(刷り込まれた)ドメインは、cross-culturally:異文化 つまり、生まれ育ちが違っても、部分的には人間以外の動物とも等しく備えている、と言うことですかね。つまり、人間だったら文化、民族、家族、環境によらず等しく備えているし、動物があらかじめ備えているドメインも部分的には人間と共通だと。だからまずsharedは英語の直訳的には共有だけど、産まれながら等しく備えている意味でかと思います。そうすると問題のtogetherですが、ドメインが別々に研究されているけれど”同時に”と訳すのが妥当かと思います。 訳し直すと、 「コアな領域のそれぞれが膨大な研究と解析の対象となってきたが、同時にカルチャーが異なる環境であっても、一部は人間以外の動物とも等しく備わっている物と考えられる」 と言う感じですかね。特に、直感的物理法則は人間の赤ちゃんだけじゃなくて動物の赤ちゃんにも同じく備わっているものが多いし、カルチャーの様な後天的なものとは関係なく、人間の赤ちゃんだったら共通だと言うことはわかりますね。
- bakansky
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その together は、たとえば at the same time と似たようなことを表現しているのだと理解すればいいと思います (この定義は下記URLにあった記述から引用)。 > Each core domain has been the target of a great deal of study and analysis, and together the domains are thought to be shared cross-culturally and partly with non-human animals それら中枢的な機能を有する領域は、これまで研究され分析され尽くしてきたが、また、それらの脳領域は人種による違いがなく、また人間以外の生物とも部分的に共通する要素を持っていると考えられている。
- 92128bwsd
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その前にeach core domain とコア・ドメインが「それぞれ~」だったものが、and together で、「そして一緒に」だと思います。ただ、訳としては、「同時に」でも成り立つと思います。 「コアな領域のそれぞれが膨大な研究と解析の対象となってきたが、同時に領域間、場合によっては人間以外の動物ともお互い(研究・解析を)共有すべきものだと考えられている」 domains がbe shared の主語が、研究対象としてのdomainsなのか、自動学習のモデルや、人間が学習するときにdomainがshareされるのかわかりにくいのですが、人間の学習や自動学習のモデルが、non-human animalsと何かを共有することはあり得ないので、そうすると主語は研究対象としてのdomains。 コアの領域はそれぞれが、かなりの大きな研究・解析の対象なので、それぞれの専門家が研究しているけれど、別々の領域間や動物の領域ですら一部共通点があって研究を一緒に行なうあるいは研究成果を共有すべきと言うようなことかと思います。
- SPS700
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1。 「これらのコアな諸領域はすべて」とか「いずれも」という意味なのでしょうか? それに近いと思います。こういった分野の一つ一つではなくて、全て一緒にするとという意味だと思います。 2。私訳 中核となる分野のそれぞれは、非常に多数の研究や分析の対象となった、これらをひっくるめると、その分野は文化の線を超え、一部は人間以外の動物も共有すものと考えられる。
お礼
意味的にはよさそうでしょうか。ありがとうございます。 together なんだから「ひっくるめて」なんですよね…。動物の能力とどう重なりがあるのかが不明だから「ひっくるめて」から「その一部は」と言ったのかな…。 ご回答ありがとうございました。
お礼
あっすみません、前後の文を載せませんでしたが、これは幼児の能力とかの話をしているところなので(たとえば、目が開いたばかりの乳児でも、物体を目で追える=物理をある程度理解している、など)、domain は、能力の domain (「物理」とか「心理」などの領域)です。なので、人間と動物が domain を share することはありえます。 しかし together が「研究」の方にかかるというのは可能性がある気もしますね… domain にかかるというのは、(私の)語感的にどうもしっくりこない…。 たいへん参考になりました。ありがとうございます。