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未来の技術における制約
ディスカバリーチャンネルで見たことなのですが。 脳のシナプスのサイズのカーボンナノチューブを活用したトランジスタを組んだ 脳内回路の再現の研究が進んでいるそうですが(海外)。 将来、人間の脳の情報と構造を完全に複写できるとして。 攻殻機動隊の世界のようなことになるかもしれませんが。 疑問が一つ、精神病に罹患している人は、データを電子化するときに規正や差別を受けるでしょうか。 差別と罵られる可能性もありますが。 例えば犯罪者の犯罪動機となる思考や嗜好をコピーして、全体のデータに加えることはためらわれると思います。 安全上の懸念ですが、そうなると、精神病に罹患している人の思考データは不要もしくは有害となる可能性もあるのではないでしょうか?
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- eroero4649
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脳内データのコピー&解析ができるようになるなら、それこそ精神病のメカニズムが解明できるのではないでしょうかね。例えば、サヴァン症候群の人たちの中に3ケタや4ケタの素数をすらすらいう人がいるというのはどこかでご存知だと思います。その彼らが「計算した上で素数をいっているのか」それとも「素数を丸暗記しているのか」は判明していません。彼らがそれを伝える術がないからです。脳の中が判明すればそのメカニズムも明らかになるはずです。 けどね、そんな単純なもんじゃないと思うのですよ。宇宙のメカニズムと脳のメカニズムに多くの共通点があることを指摘する物理学者がいます。そうやって調べてみると、宇宙はひとつの壮大な、あまりに途方もないスケールの脳である・・・のかもしれません。そして世の中に自分以外の脳が沢山あるように、宇宙も沢山の宇宙があるかもしれないと、こうなるともう人知の理解のはるか向こうの話のように思います。 宇宙の果てに人類はたどり着くことが絶対といっていいほどないように、脳の果てにも我々人類はたどり着けないと思いますよ。 そもそも人間を構成するDNAでさえ、あるひとつのDNAが何かに直接作用するわけではなく、ドとミとソの音を同時に鳴らすと和音になるように、いくつものDNAが組み合わさることによって複雑な作用をもたらすことが徐々に明らかになってきています。 DNAがそうなら、脳だって同じに決まっています。だってDNAは脳の設計図でもあるのですから。それに、人間の脳は我々の想像以上に活動をしています。心臓を動かし、血液が全身に流れるように気を配り、食べ物を消化しながら呼吸をして、体中の筋肉に複雑な命令を出して体を動かし、目から入る情報を処理し、耳から入る音の中から雑音を処理して必要な音を拾います。さらに体中の関節や臓器や皮膚などから異常がないかどうかの情報のやりとりを常にしています。そこに人間の知的活動も重なります。 あともうひとつ根源的な問題がありましてね。もしそういったデータをやりとりするとしたら、OSは統一されてないと困るじゃないですか。でもパソコンやスマホのOSなんて数年に一度のペースでアップデートをします。私の手元にはWindows95のパソコンゲームがいくつかありますが、これらはWindows10では作動しません。 人間の体にそういったものを埋め込んだら、基本的に取り出しは不可能です。でもデジタルの世界じゃ20年も経てばそろばんと電卓くらいの差が生じます。お爺ちゃんの脳に埋め込まれているチップのOSに対応してる機器なんてあるんかいなになりますよね。
- z98jx0
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攻殻機動隊の世界 その作品は確か人間の生体機関の大部分がデジタルと融合あるいは交換可能になり、脳がパソコンやインターネットとつながったりする科学的アクションアニメだった記憶あります 似たようなもので数年前に「psychopass」ってアニメもヒットした記憶あります さて、要は脳のデジタル化というものですがどちらの作品も「不確定要素」の存在が登場します。 生まれた時から完全にインターネットで把握されているはずの社会に認識されない透明人間がいて、それが飛行機事故の被害者の「身体の部品」を組み合わせて構成された「テクノロジーの隙をついた」存在だった 身体を全部ロボット化してもなお存在する「心」はゴーストと呼ばれる「テクノロジーで表現出来ないもので、「心」はロボットに出来ないとか。 これらの作品は創作ですが、どれだけ技術が進化しても「心の創世」は目処がたってません 完璧な生命が考える最終結論は「人間は存在が害悪だから滅んでもらおう」です。 例えば精神病というものは後天的、つまりあとからかかるもので環境に依存したりします 犯罪も同じです、生まれたときから極悪人はいません 人間の道徳あるいは心の指向は環境に左右されます つまりそう言う病気や性格を取り除く事には意味はないのです どれだけふるいにかけても、一定の「想定外」は発生します 例えばキリスト教は一神教ですが、人類史でいつの間にかたくさん増えました 海外の宗教も一枚岩じゃないんです これも人間のバグから発生してます あと「バグ」じゃないかと思われる要素でもそれが思わぬ進化になることがあります 私ならいくつかの知能を作り、競争させますね ロマンあります おまけです 人間の脳はハードディスクで言うなら7000GB程度で、大半が映像と音声だそうです。 Blu-rayが50GBなので140枚程度かな。 ほとんどが引き出しで、何かのきっかけで出てくるそうです むしろ脳で考える事を映像化とか面白いですよね。
補足
面白いですね^^
補足
技術の開発段階で導入した人たちが悲惨な目に合うかもしれませんね。 ちなみにwin95のゲームは互換性をインストーラーに設定(win10の環境でそのままインストールしても不具合が出ます。)しさらに、インストールしたプログラムにも互換性を組みこみ、大抵が動きます。 そうでなければVMwareを使ってデスクトップにwin95をインストールした環境を作れば大丈夫です。 もちろんwin95のOSのライセンスを保存していないといけませんけど。 それはさておき、人間の脳は体内の情報や五感以上の情報を取得して処理しています。 それは即、人間の意識には上がってきませんが。 無意識の水準では作用してきます。 体があっての脳だし、体を持たない脳AIは、体のある人間の脳と対等になりうるのでしょうか? 例えば人間は休息と睡眠が必要ですが。 AIなら無休で活動することができるかもしれません。 AIと付き合う人間が疲弊することについて、AIは「慮った」思考ができるでしょうか? 睡眠中の夢も脳の機能だから、AIにも眠らせて夢を見せる必要があるかもしれませんが。 例えば、脳を人工物で構造的に再現して、ある程度の情報を与えた段階で、 自我が宿ったとしたら。 研究者は電源を落とすができなくなる可能性があります。