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ベルばらやエースをねらえ!を読んでいた男子

clio1114の回答

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  • clio1114
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回答No.5

 コメント欄を見ても懐かしい作品が並び、私も書かせていただこうと思います。  私は四十代前半の男性なので『ベルサイユのばら』や『エースをねらえ!』をリアルタイムで読んではいませんが、小学生時代にコミックスで読みました。特にベルばらは何回も読みましたね(現在も所持してます)。私が西洋史に興味を持つきっかけの一つになってくれた作品でした。  我が家は漫画を含めた本が好きな一家で、父でさえ一部の少女漫画を読む人でした。摩夜峰央は特にお気に入り。後年は樹なつみや篠原千絵の作品を好んで読んでましたね。  母と妹が『りぼん』と『別冊少女コミック』を買ってましたので、私も『ジャンプ』などと並行して読んでいました。男性にもファンの多い作品については他の方のコメントにもありましたが、かつての少年漫画誌に比べると少女漫画誌の作品群は遙かに多様だったと感じます。  あえて歴史的大御所クラスを外して例を挙げれば、柴田昌弘や佐々木淳子のような本格SFそのもののような作風や、佐々木倫子のようなゆるいテンポの笑いを描いたもの、あるいは吉田秋生のようなスタイリッシュで叙情的な――漫画読者でない人でも引きずり込んでしまう魅力を持つ作品も含まれています。  私はそれらの作品が大好きですが、幼少時より少女漫画を読んできたため、男同士ではちょっと理解してもらえない作品もまた好きです。いかにも往年の少女誌の絵面ではあっても、内容は本格ハイファンタジーの中山星香など(『花冠』も好き)。  女性中心の心情や恋愛に特化したものはさすがに興味を持ちにくかったですが、そこに物語としての広がりがあれば異性でも楽しめるものだと思います。吉田秋生の『櫻の園』などはその典型でしょう。  余談が長くなって、あい済みません。話題を戻します。  ベルばらは所持していたのでそこに絞らせていただくと、この時期の少女漫画は絵柄からして受け付けないという友人が多かった記憶があります。内容が面白いのに貸しても読んでくれない。  ぴらぴらした服を着たフェルゼンやアンドレを指して「これは男なのか?」。どれも同じような登場人物ばかり、という感想も聞きました。この頃の少女漫画は、性別を強く意識させないことが一つの約束事だったのでしょうかね。見慣れていないと違和感があるのは無理からぬところだと、布教を断念したりもしました。  もちろん、歴史物はそもそも子供にとってはハードルが高いジャンルだということもあります。エースをねらえ!の方がスポ根なので入りやすかったかも知れません。  後年、大人になってからだと、ベルばら好きの人は男性にも珍しくなかったですし、姉や妹の関係で少女漫画を読んでいたという人は多くいました。ただ、子供の頃はそんなことは学校でとても言えなかったと話す人が多いですね。  男の子らしさと女の子らしさがそれほど大人から強く言われた時代ではなかったですが、まだその残滓が残っていて、自由に自分の好みを語れる雰囲気ではなかったのだと思います。特に男の子は抵抗感があったでしょう。  私自身はそんなことを気にした記憶はありませんが、周囲が興味を持っていない(あるいは、その振りをしている)ので少女漫画の話はできませんでしたね。

psyche8
質問者

お礼

お礼が遅れまして申し訳ありませんm(_ _)m うらやましい家庭環境ですね。 自分はマンガを禁止されたわけではありませんが、親は全くマンガを読みませんでしたので共通の話題にはなりませんでした。 少女マンガを読む成人男性は少数でしたが、確かに当時から存在していましたよね。 挙げていただいた作品、作家は全て読んだことがあり、どれも好きな作品ばかりです(^^) もちろん少年マンガも平行して読んでおり、自分の中ではあまり区別なく愛読していました。 少女マンガにはSFブーム、少し遅れて少年マンガにはラブコメブームがあり読者のクロスオーバーが最も盛んだった時期だろうと思います。 ベルばらやエースをねらえ!はそのちょっと前、まだ少女マンガにはヒラヒラやぱっちり目が必須だった頃の作品ですから男性が手に取りづらいのは無理からぬことだと思われます。 SFブームなどから少女マンガに慣れた男性読者が遡ってベルばらを読んだ、という流れはあるかもしれませんね。 アニメ化もされましたからその影響も大きいと思います。 当時から少女マンガに慣れ親しみ、ベルばらを読んでいた男性(男子)が少なくないという証言を得られまして大変嬉しく思います。 おっしゃる通りの時代感覚で、同じ空気を吸っていたと実感しました(笑) 今でも男女のマンガの差異はあるし、あって然るべきと思いますが、これからもあまり気にせず好きなものを読んでいきたいと思いました(^_^)b 回答ありがとうございましたm(_ _)m

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