• ベストアンサー

不適切な溶接方法

ある国家試験に出た溶接方法についてお伺い致します。消防設備に使用する鋼管の溶接方法として、不適切なのを選択する問題で、「ろう付法」「ガス圧接法」「ガス溶接法」「アーク溶接法」では、どれが不適切なのでしょうか。ある協会に聞くと、鋼管の溶接に、ろう付法は使わないと言われました。しかし、テキストには、不適切な方法として、ガス圧接法が書いてありましたので、少々混乱しております。よろしくお願いいたします。

  • 業界
  • 回答数1
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 7964
  • ベストアンサー率29% (222/757)
回答No.1

ガス圧接方法 まず鉄筋を冷間直角切断機で切断します。次に鉄筋に圧接器を取り付け、二本の鉄筋の中心がずれないように締め付けます。加圧器を作動させ、鉄筋に圧力をかけガスバーナーで加熱していきます。 初期の加熱は酸素よりアセチレンガスの量を多くした炎、アセチレン過剰炎を使用し、接合面が酸化するのを防ぎます。接合面の隙間が完全に閉じた後、酸素とアセチレンガスの量が等しい炎、中性炎にして加熱します。このときの温度は1200℃から1300℃に達していますが鉄筋は溶けません。圧力は30MPa(メガパスカル)以上とします。そして加圧の進行とともに中性炎による接合部周辺の幅焼きに移り、接合部をなだらかなふくらみの形状にします。そして所定のふくらみができたところで、加熱をやめ圧力を下げます。接合部のふくらみは外形が鉄筋の直径の1.4倍以上。長さで1.1倍以上のなだらかな形状が標準です。接合部の外観形状をたしかめてから、圧接器を取り外します。 つまり、鋼管ではなく、鉄筋の溶接法です。 >「ろう付法」 確かに、銅管(冷媒管、給湯管)では、一般的ですけどね。 雰囲気ろう付の特長 ステンレス鋼の無酸化ろう付ができます。 フラックスが不要です。 浸炭、脱炭、窒化の心配がありません。 全体加熱のため熱ひずみが少ない接合ができます。 一度に複数箇所のろう付ができます。 材質や条件によってろう付と同時に熱処理ができます。 温度管理が容易で品質が安定します。 自動化多量生産ができます。 チタンやセラミックスの接合ができます。 消防設備の現場施工ではなく工場で生産するパーツの大量生産に使用されているでしょう。

tahhzan
質問者

お礼

ガス圧接方法は、やはり、配管には不適切だったんですね。また、ろう付法は、銅管の溶接に一般的に使われていたんですね。そうでしたか。協会の方は、おそらく、何か勘違いをされたかもしれませんね。ありがとうございました。大変、参考になりました。

関連するQ&A

  • 鋼管と鋳鉄の溶接法

    溶接に精通されている方にお伺いいたします。ある国家試験で、ろう付け、電気抵抗溶接、 ガス溶接、アーク溶接のうち、鋳鉄の溶接に不適切なのはどれか、という出題があり、アーク溶接を解答としました。 また、ろう付法、ガス圧接法、ガス溶接法、アーク溶接法のうち、鋼管の溶接に不適切なのはどれか、という出題があり、アーク溶接を解答としました。 これで、間違いないでしょうか? 

  • ガス溶接 アーク溶接

    転職を見据えて、資格を取りたいと思っています。 ガス溶接、アーク溶接、世間ではどちらが使われているのでしょうか? 何が聞きたいかわかりませんよね。 例えば、 ○○溶接は、個人の鉄工所で幅広く用いられるとか。 ○○溶接は、中規模な△△産業で用いられる、とか。 それとも方法・設備・資格が違うだけで、産業上の差はないのでしょうか? ガス溶接には国家資格もあるんですね。 何も知らない素人です。よろしくお願いいたします。 ようはどちらの資格を取った方が広く使えるか?ってところを知りたいのです。

  • 溶接と溶断について

    ガス溶接と溶断 被覆アーク溶接の正しい使い方や取り扱い方法を詳しく教えていただけませんか?

  • 鋳鉄の溶接法

    溶接に関する問題で、「鋳鉄の溶接法として、次のうち適当でないものはどれか。(1) ろう付け法(2) 電気抵抗溶接法 (3) ガス溶接法、(4) アーク溶接法」がわかりませんでした。御存知の方、御教授をお願いいたします。

  • ガス溶接とろう付の違いについて

    ガス溶接とろう付の違いについて ガス溶接とろう付の違いってなんでしょうか?私自身は、母材を溶かすか溶かさないかの違いと考えていますが、どうなのでしょうか? また、ウィキペディアでもガス溶接の具体的な方法が解説されていませんが、ろう付と同じような手順なのでしょうか? また、遮光面は必要でしょうか? 解答よろしくお願いします。

  • 溶接ひずみについて

    ある人に「溶接ひずみを小さくする為にTIG溶接をしている」言われました。 アーク溶接にはMAG、MIG、TIGとありますが 軟鋼板、ステンレス等を溶接する場合、 溶接ひずみに差はあるのでしょうか? どの溶接法も母材と電極間にアークを飛ばしているので 入熱としては同じ為、熱ひずみも同じような気がするのですが・・・・ あと一般的には電源もガスも安いMAGを使うと思いますが MIG、TIGを使うケース、メリットも併せて教えてください。

  • 溶接の種類による強度の違いについて

    TIG溶接と通常の溶接棒用いたアーク溶接、炭酸ガス溶接などで、溶接後の強度や溶接欠陥に差はあるのでしょうか?溶接方法の違いはわかるのですが、結果としてできたワークにどういった特徴があるのかわかりません。 どなたかご教示いただけませんか。

  • 溶接(ガス・アーク)の技能講習について

    タイトルの件で詳しい方回答をお願いします ガスと電気溶接は別物だということは理解しているのですが 技能講習を受講したいと思っています 理由は転職を検討していて ハローワークで求人公開カードを閲覧したところ 希望の事業所見つかり 必要な資格の欄に『ガス・アーク溶接等の技能講習修了』とあります 直接、事業所に問い合わせしたいのですが 夏休み中らしく問い合わせ出来ないので こちらに質問した次第です ガスとアーク両方受講するのが理想だと思いますが 日程的に可能かどうかわからないのと 個人で受講は可能なのかも判らないのです 一応労働基準協会というところで受講料とテキスト代等 有料だということまでは判っています 質問したいことは 個人で両方受講可能と仮定した場合 どちらを優先に、またはどちらが転職に有利なのでしょうか? 直接問い合わせをしなさい・・・とお叱りを受けそうな質問ですが 夏休み終わるまで居ても立ってもいられずの心境なので お許しください よろしくお願いします

  • MAG、MIG、TIG溶接

    現在は手溶接のアーク溶接機を使用しているのですが型も古く大きいので買い替えを 検討しています。 そこで工具メーカーのカタログやインターネットで検索してみると種類が MAG(マグ)溶接、MIG(ミグ溶接)、TIG(ティグ)溶接とあり どうもMAG溶接は炭酸ガスを使い鉄、ステンレスが溶接可能、 MIG溶接はアルゴンガスを使いアルミ溶接が可能、TIG溶接はチタンの溶接が可能、 そしてMAG→MIG→TIGの順で高品質な溶接が可能だと分かりましたが、 高品質な溶接とは具体的にどういう事なのでしょうか?(薄板が可能?ビードがキレイ?) それと、これらの機種はワイヤーとガスが違うだけで溶接方法 (トリガーを引くと溶接ワイヤーが出てアースのクランプにつながっている母材にアークさせる) は同じなのでしょうか?

  • 溶接のガス穴対策について

    アーク溶接をロボットで溶接してます 10パイほどの径のパイプに部品を溶接しますが ガス孔が高い確率であきます 今までの対策として 圧力・ガス流量の調整などを試みましたが 改善がみられず苦労してます 部品の間隔が狭いためトーチカバーも先を 絞った物を使用してます 何か改善できる方法があればご教授下さい お願いします