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【香川照之の昆虫すごいぜ!】NHKのEテレの香川照

【香川照之の昆虫すごいぜ!】NHKのEテレの香川照之の昆虫凄いぜ!で「昆虫は卵を産むのでオスよりメスの方が大きい」と説明していましたが、人間は雌が子供を産むのにメスの方が雄より体格が小さいのは何故なんでしょう? そう考えるとNHKが言う昆虫は卵を産むからメスの方がオスより体が大きいという説明は矛盾しており昆虫のメスがオスより身体が大きいのは卵を産むからという理由は違うかも知れないと思うのです。

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  • sailor
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回答No.1

決して矛盾はしていませんよ。哺乳類などの場合オスの体が大きい場合が多いのですが、これは一度の子孫を残す(産卵や出生)数が圧倒的に違うからです。たとえば昆虫では一度の産卵で数百から数千・場合によっては数万の卵を産みます。魚類なども同様でマンボウなどは一度に三億もの卵を産みます。そのための資産としてそれに十分な栄養分を持っている必要がありますからメスのほうが体が大きいのは当然なんです。哺乳類ののように一度の出産数が少なく少ない子孫を安全に育てると言うのではなく、生存率は低くても大量の子孫を作り種を保存すると言う方法を選択した結果です。そのため雌は多量の子孫を残すための養分を体内に保つ必要があるため体が大型化することになるのです。しかし、ほみゅ類のような生物では少数の子孫しか一度の生殖で残すことはできないため、生まれた子孫を守るため出産直後の母体と子孫を守る役割を負うオスが精強である必要がありオスのほうが体も大きく戦闘にたけた存在となっているのです。 この傾向は多くの生物で見られ、産卵数や出産数の少ない生物では大方の場合オスの体格が勝るかもしくは雌が非常に強固であるか雌雄共同で子孫を守るかという方法をとっています。たとえばタツノオトシゴなどは雌が受精卵をオスの育児嚢に産みつけ実際の出産はオスがします。これは体も大きく体力の消耗も少ないオスに子孫を預けて自身の負担を軽くするとともに子孫の生存率をあげると言う効果があるでしょう。 生物の生殖にはかなり複雑な事情がありますので、一見不合理に見えても実はその方が合理的と言う事がけっ子あります。

posttruth2017
質問者

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