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DNRって?
患者にDNRの確認がされていても、入院中の疾患での急変以外はDNRにあたらず蘇生を行うっていうのはおかしくないでしょうか。
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- 兼元 謙任(@kanekaneto)
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医療関係者ではありません。 「蘇生措置拒否」のことですね "DNR (Do Not Resuscitate)、DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)、DNACPR(Do Not Attempt CPR)との略称がある。( 原則として行われる)蘇生措置をあえて行わないため、患者と家族の明確な意思表示が要件となる。" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/DNR こちらに、日本集中治療医学会理事会ならびに倫理委員会のDNARの正しい理解に基づいた実践のための7項目の勧告があります。 "勧告 1.DNAR指示は心停止時のみに有効である。心肺蘇生不開始以外は集中治療室入室を含めて通常の医療・看護については別に議論すべきである(注1)。 2.DNAR指示と終末期医療は同義ではない。DNAR指示に関わる合意形成と終末期医療実践の合意形成はそれぞれ別個に行うべきである(注2)。 3.DNAR指示に関わる合意形成は終末期医療ガイドラインに準じて行うべきである(注3)。 4.DNAR指示の妥当性を患者と医療・ケアチームが繰り返して話合い評価すべきである(注4)。 …" http://www.jsicm.org/news-detail.html?id=7 つまり、心配停止に対する蘇生措置にたいして、DNRを適応し、それ以外の死期が近い時(終末期医療)に、治療をしないというわけではないと言っているのだと思います。 心配停止の定義は心臓と呼吸が止まった状態をいい、 DNRをしかるべき方法で申告していた患者が、救急車で運ばれた時に、両方とも止まっていたら、延命措置はしない、 しかし、 かりに、集中治療室で、呼吸が止まっただけなとき、心臓が止まるまで、何もしない?かというと、医療チームは人命を守る側からして、それは処置しなければならないでしょう!ということになるのかもしれません… なぜなら、医療チームからするとその治療で、患者が、健常者と同じ状態に回復する可能性があるからです。 その回復した状態では、患者は、DNRすら考えず、生きていたいと望むだろうからです。 このような意味で、医療の定義や、医療関係者の治療方針なども考慮する必要があります。 勧告にもあるとおり、医療チームと患者、親族との話し合いが大切だということなのだとおもいます。 "心肺停止(しんぱいていし)とは、心臓と呼吸が止まった状態。CPAともいう(英語: Cardiopulmonary arrest の略)。 心臓の動きが先に止まる場合と、肺の動き(呼吸)が先に止まる場合とがあるが、いずれの場合でも放置しておけば必ず両者は合併し「心肺停止状態」となる。しかし蘇生の可能性が残されているため死亡状態ではない。" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%82%BA%E5%81%9C%E6%AD%A2 こちらも参考に! 「延命措置」「治療」に関する質問と回答 https://sp.okwave.jp/search?word=%E5%BB%B6%E5%91%BD%E6%8E%AA%E7%BD%AE%20%E6%B2%BB%E7%99%82 よい方法に進みますように! 参考になれば幸いです。