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鉢植え栽培の土についての質問
- 鉢植え栽培の土について、マスカットの苗を鉢で育てるために適した土は何かわからず、100均で買った野菜用の肥料と土、黒土を使用して植え替えたが土の状態が心配
- 湿気を好まないマスカットの苗を育てるため、水やりをしても底から水が出てくるため問題ないと思っていたが最近は雨と湿気が多いため土が泥状態になってしまった
- もし土の入れ替えをする場合、赤玉土、腐葉土、パーライトの混合が良いと聞いたが鉢の中に全てその混合土を入れても大丈夫か不安で、周囲には畑がなく公園の砂場くらいしか土が見当たらない
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私の見解もほぼ他の回答者さんと同じですが、追加したい事柄もあり書き込みますね。 まずは植物栽培の経験はお有りなのでしょうか・・・。もしお有りならどんな植物を長く栽培出来ていましたか?また今までの栽培で参考になさっていた情報はどこで得た物なのでしょうか・・・。 まず100均の土を使った事自体がまずいと思います。100均の土は正直言ってどんなものが使われているのかわからず信用できず、私もその安さにひかれて使ってみたことがありましたが使われている土の質やブレンド比率が悪く、今までと同じような管理だと根腐れしてしまい使い勝手が悪くて、袋には詳しい原材料の表示もなく保証もないので「今後はそのものもままでは使うべきものではない」と感じました。 また、野菜用の土とありますが野菜は種類ごとに向く土質が違いますし100均の土だと割と保水性が強めな土を好む野菜向きブレンドの物と感じます。ブドウの場合は水はけの良い土を好むので元々100均の土自体が合わないと感じます・・・。 他の方も仰るように、教科書(果樹栽培の本。ブドウだけの一年間の管理法が載っているものもあります)を買ってその内容に沿った作業をするべきです。書籍だとブドウ向きの土がどのような性質のものかや、ブレンド比率も載っています。 もし参考にしたのがインターネット上の情報だけだと、残念ながら参考にならないことも多いです。まず果樹栽培については長期間の作業内容が続けて載っていないとバラバラな情報を切り貼りで得た知識では初心者にはうまく栽培できません。インターネットでの情報と言うのは公的機関(農業試験場など公的な施設)のサイトでもない限りは、サイト主さんの住んでいる地域や環境に合うもので、中には我流になってしまっていることも多く、それを参考にするためにはまず自分は栽培の基礎をしっかりと頭に入れておかないと情報に振り回されてしまい、作業時期も自分の住んでいる時期に合わない為に失敗してしまいやすいです。特に枝の剪定はご自分の住む地域で冬に最低気温がしばらく続くようなブドウの木が完全休眠している頃に行うべきで、他所の地域では2月末でもお住いの地域では少なくとも2月初旬までに終わらせなければならなかったのでは?樹液が出てきてしまうというのはもう休眠がすっかり終わってしまい木が目覚めてしまっています。木の休眠は芽が出たら目覚めたのではなく、「芽が出るよりもかなり前から」樹液は木の中を動き巡っています。それはメープルシロップの樹液採取作業や、白樺樹液の採取作業の様子をテレビなどで見たことがあればわかりますが、まだ周りは雪がたくさん積もっているのに木の幹に傷をつければポタポタと樹液が滴る事でも解ります。それらの収穫時期まだまだ気温が低く雪の深い時期に木の周りだけが雪が溶けているのは樹液が巡っている証拠なんです。 ブドウの木を目覚めてしまってから枝切りすることは禁忌であり、栽培のプロには「時期の見極めを間違え出血させてしまった」と動物の血液に例える人もいます。その程度によっては今後の木の健康の方へ影響が出てしまいます。まだ若い木だとその年は実をつけると以降木が弱って枯れる原因にもつながります。 インターネットで集めた情報と言うのは初心者が参考にするのは全てを信用するのは危険。住んでいる時期が違うと作業時期はかなり違います。やはり書籍を買って栽培知識を一から覚え込んでください。私のおすすめの本はNHK出版の果樹のシリーズ本。果樹一種類の一年間の管理が詳しく載っていて、その本の基準は関東なので作業時期を自分が住んでいる都府県に合わせて行っていけばほぼ失敗なく育てることが出来ます。 ブドウを栽培する土は、市販の土そのものを使うわけにはいかないと思います。市販の土をベースに水はけを促進する別の土をもっと足して混ぜたり、一からいろいろな種類の基本土(腐葉土・赤玉土など)に、土壌改良資材のパーライトやバーミキュライトなどを決まった比率で混ぜるブドウ用栽培土を自分でブレンドするなど。他の果樹や植物だとpH調節の目的で更にピートモスや鹿沼土を混ぜることもあります。 個人的には実をつける植物を栽培するとき使うのは「野菜の土」では無く「花の土」を使う方が良いと思います。野菜の土として売っている場合は土のブレンドや使われている肥料や堆肥は基本的に「菜っ葉野菜」に合わせてあり、また水持ちが良い土であることが多いです。それに対し花の土は花が付きやすく(=実が付きやすいという事)水はけが良くなるブレンドのことが多くて、できれば大袋で売っている単価の安いものが基本土としては使い良く(大袋入りの土は花壇など鉢植え以外にも使える配合です)、水はけの良さにつながる細かく砕いた軽石の様なものが入っていたりもし、自分で足りない分を足せるので(3キロ未満のブレンド済みの「花専用培養土」と言うのは「園芸花専用」なので実野菜や果樹には余計なものも入っており向かない)かなり使い良いです。我が家ではこの土で通気性が比較的良いテラコッタ鉢に植える事でブドウと同じ科のノブドウと言う植物が元気に育っています。 水やりは雨の当たる場所に置くのなら「植物栽培の基本上」まずは根に雨水を吸わせるのが優先で毎回頻繁に人が水やりする必要は無いのですが・・・。雨が当たるのに人も頻繁に水を与えたり、雨が当たるのに当たらない様に土を覆ってしまうというのはかえって悪い管理です。 まずは雨が当たる程度によりますが、結構土が湿るのなら水やりは3日くらいは要りませんし、もっと日数が経ってから与えた方が良い場合も。ブドウは外国なら元々石灰岩主体の有機物が少ない土や、日本だと山の斜面などあまり土に水が溜まってくれない環境に自生していたものです。おそらく今の水やり頻度はかなり多すぎ(でも少しなので一回の水やり量は足りない)で、典型的な「根腐れにし易い方法」と思います・・・。それなのにビニール袋で覆ってしまえば蒸散を妨げ余計に悪影響・・・。ビニール袋は絶対使わない事。 植物全体に雨を当ててあげて(水やりも時期によっては上から全体にかけなければならないので。野生のブドウは誰も雨除けなぞしてくれませんよね)土の湿り具合は鉢を持ち上げてみた時の重さで判断し、軽くなってきていれば「一度にたっぷり鉢底からたっぷり流れ出るほど」与え、鉢底皿など使っていれば水を残さない様に溜まり水は全て捨てて下さい。植物の水やりは湿っている時と乾いている時のメリハリが必要。特にブドウの栽培だと乾かし気味の方が根の部分に空気が取り込みやすく、今の水やりだと根のあたりが常時湿ってしまい空気の交換ができず根腐れの原因となる嫌気性細菌が優位になってしまいます・・・。 おそらく植物の栽培自体に慣れておらず我流で基本が出来ていませんよね・・・。なのに結構難易度の高いブドウ栽培をするのなら、覚えるべきことはたくさんあります。 図書館などで植物栽培の初心者向きの本を数冊読み、土・堆肥・肥料について書かれている土つくりの本も読んで植物の基礎を覚えなおした方が良いと感じます。特に「土・堆肥・肥料」についての本は、植物栽培が上手にできている人が読んでも、土の通気性の重要さや、土の中に住む微細生物(微細昆虫やミミズ、バクテリアなどの微生物)の重要さが解りやすく理解できて目からウロコが落ちる思いをしますから一冊購入してお手元に置き読み込んでください。これら微細生物の存在を意識して良い土がブレンド出来れば肥料の節約にもなり病害虫に強く、花が綺麗にたくさん咲いたり、味の良い安心して食べられる野菜や果樹が簡単に作れるようになります。 今回のブドウ栽培自体、植物としても果樹としても難易度の高めなものですから初心者だと満足な実の収穫は難しいかもしれません。時季による必要な手作業も多く(摘蕾・人工授粉やジベレリン処理・摘果など)教科書を手元に置きながらそれに書かれている通りの作業を行っていかないと木を弱らせてしまったり実をつけさせすぎたりで味が悪かったりもあるので、これからいろいろなことを覚えて実践していくのは大変でしょうがひとつひとつこなしていって下さい。 あと、土の購入ですがホームセンターによっては無料か安価な料金で配達してくれます。私は地方に住んでいますが、地元農協では資材販売店を持ち農家以外の一般でも販売してくれて配達してくれますし(各地農協で違うかもしれないので電話で問い合わせてみては?)隣町の農資材屋さん(農家向けの店)は一定額以上注文なら配達してくれますし、個人経営のホームセンターでも配達可能地域内なら500円の送料を払えば配達、一番良く利用する少し遠めのホームセンター(実家の近くにも店舗があり長年利用している)はチェーン店でホームページを持っており、パソコンで注文出来て配達してくれます。他にインターネットの園芸資材販売サイトでも発送範囲は大抵全国で「〇〇円以上の注文で送料無料」と言う所も多く、土なら農資材関係店によってはプロも使っている「ブレンド済みの果樹用専用土」を(一袋からなどの小売り)注文できますから、私も車の免許を持っておらず家の近くには店がありませんが(なので土自体が全く買えない)便利に使わせてもらっています。できればYahoo!や楽天などのネット上ショッピングモール加盟店の中から店を選ぶとポイントが付いてお得ですし、心配なら代金引き換えで支払うと比較的トラブルも少ないのでく利用しやすいですよ。
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- Gletscher
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ブドウは、土をあまり気にしなくても育ちますが、水はけの良い環境を好むので、腐葉土、赤玉土などを多く混ぜた方が良いです。それでも水はけが悪いようなら、山砂を2~3割混ぜると良いです。 水やりは、夏はそれくらいですが、今の時期は1日おきではやりすぎです。 知識がないなら、その他のことは教科書通りにやるのが良いですよ。
お礼
ありがとうございます。