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発達障害の検査について。
発達障害の検査について。 先日、知能検査や木や家、人を描くテストなど一通りの検査をしてきました。 結果だけを先に述べるとグレーゾーンのアスペルガーでした。 そこで気になることがあります。 最近はスマホ依存症とか何とか症候群とか、、何でも病気名をつけたがる風潮に感じます。 グレーゾーンのアスペルガーというかそもそもこの発達障害の検査に疑問を感じました。 自分は検査の中で語彙力などを測る検査に関してはやる気は見られないけど計算問題など数字を処理する検査に関しては物凄いやる気を見せました。 こういうところもアスペルガーの特徴であります。的な事を言われました。 いまいちそれが腑に落ちないです。 一体そういったテストの目的って何なのでしょうか? どこをみてそういった判断をするんでしょうか
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- vzb04330
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koupuu12さん、こんにちは。 知能検査や、木、家、人を描く検査は、世間一般ではよく誤解されていますが、発達障害を診断するための検査ではありません。 たとえば知能検査で分かることは、知的な能力の高さ、認知能力の高さ、そして認知能力の間のバランスの3点です。 ただし、発達障害の診断がつく方では、認知能力にアンバランスが見られることが多い(すべての方にあるわけではありません)ので、「発達障害の検査」と思われるのでしょう。 知能検査の結果は、発達障害の診断では、参考資料と位置づけられます。 木、家、人を描く検査も、性格やパーソナリティを調べるためのもので、これらも補助的な資料となります。 発達障害の診断は、生育史や、心理・行動の特徴に基づいて診断が下されます。 また、「グレーゾーンのアスペルガー」という点についても補足説明します。 アスペルガー症候群も含め、最近では、自閉症スペクトラムといわれます。 「スペクトラム」とあるように、自閉症か否かというように「二者択一的」に捉えるのではなく、「自閉症の傾向(程度)」がどのくらいあるのかというとらえ方に変わってきているのです。 そういう意味では、質問者様には、アスペルガー症候群と思われる傾向がおありだったと考えられます(典型的なアスペルガー症候群と診断がつくほど、明らかな特徴はなかったということです)。