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カップめんの容器

カップめんの容器には発泡スチロール製と紙製の2種類がありますよね。 どちらが環境に優しいのでしょうか? いろいろな見方があると思います。 原料から製造するという切り口で、、 廃棄、リサイクルという点で、、 麺メーカーが製造・流通・販売過程という切り口で、、 等等、ご意見を教えてください。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

日清のカップヌードルの初期の容器は、発泡スチロール製でした。 環境に良くないと言う理由で、発泡スチロール製から紙製の 容器に変更されました。 これは、以前CMでも紹介していました。 廃棄を考えてのことだと思います。 ただ、発泡スチロール製の容器は、綺麗に洗浄後専用の薬品で 溶かせば、樹脂原料として再利用が可能ですが、その為の コストが高く、採算が合わないのでリサイクルが難しいそうです。 また、プラスチックゴミは、燃えるゴミ用の焼却炉で燃やすと、 有毒ガスを発生するそうです。 なので、プラスチックゴミを燃やす焼却炉は、有毒ガスが 発生しない高温で焼却出来るように、設計されているそうです。

xedos
質問者

お礼

ありがとうございます。 それは知りませんでした。当地で流通している物はスチロール製です。CMも知りません。 やはりメーカーにそういう動きがあるということはそういうことなんですね。

その他の回答 (3)

回答No.4

>どちらが環境に優しいのでしょうか? 一概には言えません。 >原料から製造するという切り口で 製造する段階をどこから考えるかで違ってきます。 紙製と言われておられますが、容器の内側には防水用にポリエチレンなどの皮膜が施されています。 紙製とされる容器は、発泡スチロール製の容器を製造する工程よりも複雑で工程数が多いということを考慮に入れる必要があります。 カップ麺を製造販売している会社が全ての工程をやっている訳ではありません。 工程ごとに専門企業が行っています。 各工程の企業が消費しているエネルギーや企業間の輸送に使われる燃料も考慮に入れる必要があります。 これらのエネルギーや燃料を石油など環境に負荷をかけるものに依存しているのであれば、それも全て含めて考える必要があります。 最近は、原発も運転終了後の廃棄処分が環境に及ぼす影響を考慮すべきだということになって来ています。 >廃棄、リサイクルという点で どのような技術を使って廃棄しているのかで変わってきます。 燃焼処分する場合でも、その際に発生する熱を温水に変えたり電力に変えている市町村や都道府県があります。 サーマルリサイクルと呼ばれます。 最近は、生ゴミを燃焼させる際の燃料を節約するために、発砲スチロールなどのプラスチック廃棄物は貴重な助燃材と考えるようになってきています。 セメントを製造する際の燃料としてもプラチック廃棄物は注目されるようになってきています。 現在は経済的に原油の値段次第ということになっています。 マテリアルリサイクルに関しましては、発泡スチロールはほぼ完全にリサイクルされています。 後進国の貴重な中間原料になっていて輸出もされています。 紙に皮膜を施したような複合材の有効なリサイクル技術は未発達です。 焼却処分以外に方法がありません。 この点をどう判断するかで変わってきます。 マテリアルリサイクルで最も難しいのは、市中に分散した廃棄物を誰がどのような方法で回収してその費用をどのように捻出するかという点です。 スーパーなどで食品トレーを回収していますが、汚染されているかいないかで費用負担が極端に変わっています。 結局は、大半が家庭ゴミとして市町村が回収して焼却処分されているのが実情です。 こうなりますと、麺容器が紙製であれ発泡スチロール製であれ何もかわらないということになります。 情緒的に環境問題がどうのこうのというのは単なる机上の空論ということにまります。 >麺メーカーが製造・流通・販売過程という切り口で 容器の材質が麺メーカーに影響が及ぼすとは考えられません。 そもそも影響が及ぶようなものを採用しません。 カップ麺の製造販売会社は、容器の評価開発を専門に行う部署を設けていて常時コストダウンに努力しています。 日本包装技術協会が認定する包装管理士という民間の資格もあります。 容器1個あたりの重量が紙製の方が多少重いかもしれません。(詳細不詳) 重い分だけ輸送時の燃料の消費が多いということが排ガスという形で環境に影響を及ぼしているかもしれません(詳細不詳) 蛇足 カップ麺の製造販売会社が紙製に切り替えたのは、発砲スチロール製の容器にお湯を入れた際に、発癌性が疑われる物質が溶け出しているという指摘がマスコミなどを通じてあったために切り替えたものです。 発癌性に関しては、その有無や発癌の確率などが議論になっていました。 化学会社や医学界内部での議論で、カップ麺の製造販売会社は関与していませんでした。 当時は、カップ麺の製造販売会社が議論に参加できるだけの試験設備や技術者を持っていませんでした。 カップ麺の製造販売会社としては、消費者の間で起きる風評による悪影響を恐れて切り替えました。 対外的には環境に優しいとかなんとか理屈をつけていました。 確信があって切り替えた訳ではありませんでした。 商品として、容器表面への印刷が紙製の方が容易で美麗だったことも後押しをしていたかと思われます。

xedos
質問者

お礼

ありがとうございます。 詳しいですね。

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.3

廃棄する時の回答が2つ出ていますので、私は製造する時での回答を。。。 発泡スチロールの原料はいうまでもなく石油です。量としてはわずかかもしれませんが、地球温暖化を促進します。 紙の原料は木です。これは、おもに、空気中二酸化炭素(の炭素)と水が太陽エネルギーで結合してできたものです。これを紙にして固定化することは、二酸化炭素の減少を推進します。最後に燃やすと最初の二酸化炭素と水とエネルギーに戻りますが、(製造に使った燃料を除くと)二酸化炭素増加にはなりません。 二酸化炭素の減少には森林が有効と言われますが、ただ植えてあるだけでは、森の木の量だけのものでしかありません。 森林の木は、切って新しく植えてを繰り返すことで、どんどん二酸化炭素の減少ができ、切った木はできる限り長い期間燃やさないようにするのが、効果的な二酸化炭素の減少方法です。 最後に燃やす場合でも、燃やすまでの間は二酸化炭素を固定します。たとえば、常に森の木と同じ量が紙などに使用されているなら、2倍の二酸化炭素が固定できていることになります。

xedos
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#255857
noname#255857
回答No.2

プラゴミの分別とか進めていますが、 現状回収されたプラゴミは再利用されずに9割が焼却処分らしいです。 どうせ燃やすなら紙のほうが有毒ガスが出なくていいですね。

xedos
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはりそうねんですね。

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