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日付け指定した 最古の天気
日付けを指定した場合、 最古の天気はいつまでさかのぼって調べる事が可能でしょうか? 最古の天気を知りたいので 国や都市は問いません。 教えてください。よろしくお願い申し上げます。
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>日付けを指定した場合、最古の天気はいつまでさかのぼって調べる事が可能でしょうか?最古の天気を知りたいので国や都市は問いません。 世界のすべての国の事情はよく分からないので、とりあえず日本に限って考えても、「日本のどこかで○年○月○日の天気がわかっている」最古の日付はいつか?という問題は難問です。 日本で、今日につながる(継続的という意味)近代的な気象観測は、北海道の函館で開拓使函館支庁の福士成豊(ふくしなりとよ)という人物が明治5年8月26日に開始したものとされています。その後明治8年からは東京でも気象観測が開始されていますので、少なくとも明治5年8月26日以降は日本の(どこかの)天気はわかることになります。 しかし、断続的・一時的な観測であればこれより古いものがあり、江戸時代の後半には長崎の出島や江戸・大坂などで観測が行われていて、寒暖計などの測器も一部使用されています。日本に来たツンベルクやシーボルトなどが観測を行ったことも知られています。 近代的な気象観測ではない、「ある日の日本のどこかの天気がわかっている最古の日付はいつか」ということであれば話は大きく異なり、公的な日本最古の史書と言われる「日本書紀」の日付が明らかな気象関連の記述は少なくとも7世紀前半にさかのぼります。「日本書紀索引」の「天候」で調べますと仁徳天皇三十年十月甲申朔(ついたち)に「筒城宮」で雨が降っていることがわかる記述があります。さすがにこれは口持臣(他に見えない伝説的な人名)という天皇からの使者が雨に濡れながら皇后の返事を待つて苦労していたという説話と見るべきであり、当日の天候を示した気象記事とするのは無理があるでしょう。 回答者はこれに次ぐ記事である舒明天皇十年七月十九日乙丑の「大風之、折木發屋」(大きに風吹きて、木を折り屋(いへ)を發(こほ)つ)と同じく舒明天皇の十一年正月二十二日丙寅の「大風而雨」(大きに風ふきて雨ふる)が「日本で天気がわかる最古と2番目の日付」ではないかと考えます。これはそれぞれ西暦(ユリウス暦)では638年9月2日と639年3月2日にあたり、場所は当時都が置かれていた今の奈良県です。 なお「日本気象史料」(中央気象台・海洋気象台編 昭和14年)という、こうした過去の史書などに現れた気象記事をまとめた史料集があります。「日本の気象資料」として昭和51年に原書房から復刻もされています。(先の日本書紀の暦日の西暦換算はこれによりました)
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- santana-3
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日本の場合は明治後期程からでしょう。
お礼
皆さま貴重なご意見まことにありがとうございました。感謝いたします。
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