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noname#227255
回答No.1
流れた電子の物質量は、2.00*19300/96500=0.400mol 負極のPbは溶けてPb2+となりますが、すぐに水溶液中の(SO4)2-と結合して水に不溶のPbSO4となり、極板に付着します。 Pb → Pb2+ + 2 e- +)Pb2+ + (SO4)2- → PbSO4 Pb + (SO4)2- → PbSO4 + 2 e- よって、2molの電子の流れに対して、1mol のPbSO4のうちのSO4分の質量だけが増加するので、負極の質量変化(増加)は、Sの原子量が32、Oの原子量が16であるから、 (32+16*4)*0.400/2=19.2g また、この放電全体の化学反応式は次のようになります。 Pb + 2 H2SO4 + PbO2 → 2 PbSO4 + 2 H2O これは、2molの電子が流れた場合、2molのH2SO4が2molのH2Oに変化することを意味しています。 流れた電子の物質量は0.400molであるから、0.400molのH2SO4が0.400molのH2Oに変化し、質量の減少は、H2SO4の分子量が1*2+32+16*4=98、H2Oの分子量が1*2+16=18であるから、 (98-18)* 0.400=32.0g 放電前の電解液の密度が1.25g/cm^3であった場合、この電解液300mLの質量は、 1.25*300=375g 放電後の電解液の質量は、375-32.0=343g よって、放電後の電解液の密度は、343/300≒1.14g/cm^3