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麻雀において、対子が暗刻になるまでの平均順目
- 麻雀において、対子が暗刻になるまでの平均順目について疑問があります。
- 「科学する麻雀」によると、2つあるトイツがアンコになるまでには平均的に8順以上かかってしまうとのことですが、なぜ8順なのか疑問です。
- 具体的な例を挙げて考えると、1ピンと9ピンの対子の場合、ツモ切りや他の牌を切り出すことで1ピンと9ピンをツモる確率は約24%になるという計算結果が得られましたが、これは正しいのでしょうか?また、8順以上かかってしまうという記述と矛盾しているのではないかとも考えています。
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「平均順目」と「その順目までに上がる確率」を単純に比べることはできないのではないでしょうか。 私は完全に文系の人間なので拙いやり方でしか計算できませんが、配牌の13枚を除いた121枚の中から、第一自摸でアンコを作れる4枚(あなたの例でいうと1ピンか9ピン)を引いてくる確率は4÷123で約0.033、つまり約3.3%ですね。 そして18巡目で引いてくる確率は4÷106で約0.038、つまり約3.8%ですね。 おおざっぱにいうと1巡目から18巡目までの間で、ある1回の自摸でアンコを作れる確率は、この間をとってだいたい0.035、つまり約3.5%ということになります。0.033から0.038までの変化はたいして大きなものではないので、この0.035を使って計算します。 更に話をわかりやすくするために、トイツをふた組持っていてその4枚を最後まで切らずにアンコを作ろうとする人が1000人いるとしましょう。すると、1巡目で引いてくる人が35人、2巡目で引いてくる人も35人、18巡目で引いてくる人も35人いるということになりますね。 そして、平均順目というのは、順目の合計を人数で割ればいいのですから、まず順目の合計を出しましょう。 1巡目で引いてきた人の順目の合計は1×35、2巡目で引いてきた人の順目の合計は2×35、18巡目で引いてきた人の順目の合計は18×35ですから、これらすべての合計は 1×35+2×35+…18×35=(1から18までの和)×35=5985 となります。 そして、1巡目に引いた人から18巡目に引いた人までの合計は35人×18で630人ですね。 だから平均は5985÷630で9.5巡目となります。 ただ、これは18巡目まで続いた場合の話で、実際には他家が上がって終わってしまう場合がたくさんあります。その場合、アンコができるまでの巡目数が多い人ほど、アンコができる前に他家に上がられてしまうことが多くなります。とすると、上がった人の数に比べて、アンコができるまでの巡目数の方が大きく減ることになります(18巡目にアンコを作るはずだった人が一人減れば、人数は1減るだけですが、巡目の合計は18減りますからね)。 とすると、アンコができるまでの巡目の平均は下がることになります。9.5からどれだけ下がるかはわかりませんが(巡目ごとに他家が上がる確率をそれぞれ計算しなければならないので)、8巡目というのは考えられない数字ではないと思います。 なお、1000人のうち630人が18巡目までにアンコを作れるのですから、残りの370人は竜局までアンコが作れなかったということになります。 しかし、平均巡目を計算する場合、作れなかった人の人数は分母に含めませんよね。 数学に疎いので自信はありませんが、例えば友人と麻雀を打って、1位が2回、2位が1回、3位が2回、4位が3回、そして2回は抜けて観戦していた場合、平均順位は(1×2+2×1+3×2+4×3)÷8回=22÷8回で2.75位でしょう。抜けていた2回を分母に含めて22÷10=2.2位とはしませんよね(そんなことをしたら、抜けていた回数が多いほど平均順位が低い、つまり成績がよいということになってしまいます)。 一方、アンコを作れる確率を計算するときは、当たり前ですが最後までアンコが作れなかった場合を考えに入れることになりますよね。 そこが確率と平均の違いになっているのではないでしょうか。 なお『科学する麻雀』は本棚のどこかにあるはずなのですが、見つからなかったので今回は参考にできませんでした。悪しからず。
その他の回答 (1)
先ほど投稿した者ですが、読み返したら「流局」が「竜局」となっていました。失礼しました。
お礼
改めて質問し直すので、締め切ります。 回答ありがとうございました。
お礼
改めて質問し直すので、締め切ります。 回答ありがとうございました。
補足
どうもありがとうございます。回答をもとにもう一度考えてみたのですが、残念ながらどうも納得がいきませんでした。 18巡目に目的の牌を引いてくる確率は4/106=0.038≒0.035とのことですが、実際に求めるべき18巡目に目的の牌を引いてくる確率は (1から17巡目までに目的の牌をツモってこない場合の数)*(18巡目に初めて、4枚ある目的の牌の1牌目をツモってくる場合の数)/(すべての場合の数) として求めるのが正しい気がします。あまり自信はないですが。 0.038を0.035で近似するのは問題ないと思います。しかし、全部で1000人のうち、毎順ごとに35人が目的を達成できるとすれば、 1000/35≒28.57 より29順までには1000人全員にアンコができていることになりますが、これってあってますか?もちろん、ここでは麻雀は18順で終わることを一旦、無視して考えています