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台湾への仕打ちがあっても台湾が日本を想うのは?
田中角栄は中国との国交樹立を果たすのに、台湾との国交断絶を選択した。そんな仕打ちを受けた台湾は、東日本大震災の時も巨額の支援をしてくれた。台湾の日本に対するこころに日本人として恥ずかしい。それに比して中国はいつも牙をむく!
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台湾には反日派もおりますが、全体としては 強い親日国家です。 この原因ですが。 1,日本の統治下にあったとき、日本が教育、 港湾などのインフラを整え、それが今の台湾 発展に寄与していることがあります。 2,日本統治の後に統治した蒋介石が連れてきた 軍人やらがあまりにひどく、改めて日本が 評価された、ということがあります。 3,そもそもですが、濃淡の差はあれ、ほとんどの 国が親日なのです。 それは先人達の功績です。 世界広といえども、反日国家は、中韓北だけです。 台湾への仕打ちがあっても台湾が日本を想うのは? ↑ あのときは反日デモなどが結構発生して いましたよ。 それを怖れて、台湾行きの航空便などはガラガラ でした。 その後、親日に戻ったのは、草の根民主制、て奴 だと思います。 親から子へ、子から孫へ、と日本に対する評価が 受け継がれて行ったのです。 台湾の日本に対するこころに日本人として恥ずかしい。 ↑ 当時、石原慎太郎氏は、台湾よりも中国を取るのは 国益を考えたら当然だ、と公言していました。 テレビではっきりと言っていましたね。 それに比して中国はいつも牙をむく! ↑ 中国が反日政策を採るようになったのは 天安門事件が発生してからです。 あれで敵を作る必要性に迫られた共産党政府は 日本を敵視する反日政策を採るようになったのです。 天安門事件で、多数の自国民を殺害した中国に 対して、世界は経済制裁を行いましたが 日本だけは参加しませんでした。 それなのに、それをきっかけに反日政策を 採るようになったのは皮肉というか、舐められたのか。
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- 92128bwsd
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国交断絶は台湾に取って裏切られた感じはあったかも知れないですが、多くの国が中国と国交樹立をする条件として台湾との国交断絶を強制されていた中で、もはや既定路線とのあきらめ台湾側にはあったのではないかと思います。その前に国連で中国が正式に代表権を得て、安全保障理事国としての代表権も台湾から移譲されたときに、日本は反対票を投じました。私はまだ子供でしたが、その会議場で決議が終わった後に台湾代表が日本代表に感謝の握手を求めに来たとのニュースを覚えています。 台湾は日本の災害に対して多大な支援をしてくれるのは、長年培った交流と親愛関係があり、また歴史とは関係のない若い層もそう言ったムードを感じた上で日本と若者のカルチャーを共有して親近感を持ってくれているのだと思います。直近では中国と距離を置く、民進党の蔡 英文が次期総統に選ばれていることも、より日本に近づく理由になっていると思います。 少し複雑なのは、もともと台湾に居住してきた多数派の内省人は、おおむね日本の統治下での教育、インフラ整備、政治体制などに好意的です。それに対して共産党との戦いに負けて大陸から逃れてきた外省人は、大戦時の経験から日本に恨みを持った人が多かったようです。そもそも一つの中国と言う考え方は、大陸から逃れてきた人たちの考えが基礎になっていて、もともと台湾にいた人たちにとっては関係のない話だったと思います。また、もともとの台湾人は長年の日本統治で日本人としての感覚も芽生えていた中で、戦後独裁的な体制に変わった結果、逆に親日的な感情が残り続けたのではないかと思います。蒋介石は、日本人は敗戦後大陸から日本に引き上げるにあたって、「怨みに報いるに徳をもってす」と言って、日本軍の横暴非道は許せないけれど、日本人には徳をもって報いると国民に説き、手を貸してくれました。評価は分かれるものの、大いに感謝すべきことと思います。そう言う歴史がありながら台湾との関係は、すでに若い人達が中心となって新しい親密な関係が醸成されてきていると思います。 台湾との親密な関係を育て、強化してくためには、これから起こるであろう中国と台湾の政治的、軍事的な摩擦と国際社会の中での困難の中で日本がどう支援するかにかかっていると思います。
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詳細なご回答ありがとうございます。
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