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【グローバル化の弱点、脆弱性】アダムスミスは経済は
【グローバル化の弱点、脆弱性】アダムスミスは経済は分業によって拡大すると説いた。その自説は的中し分業が進んだが、アダムスミスが思っていない国を越えての分業が行われるようになった。これが仕事が国をまたぐグローバル化なのだが経済活動が鈍化すると国をまたいで分業しているので一旦経済が鈍化すると世界恐慌になってしまうような脆い経済となってしまった。 これって回避出来ないものなのでしょうか?
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全ての要素を折り込み済にしてしまえば回避できるのではないかと思います。 例えば今年頭の恐慌を例にして考えてみましょう。 現在中国(隠していますが)を筆頭に世界的に不景気であり、石油の消費量が減っています。 #アメリカは別です その中でアメリカでシェールオイル革命が起こり、かつイランなどの新規参入もあって中東の石油生産国は減産協定を締結しなかったために石油価格は暴落を続けています。 その暴落に対応するため、中東や北欧などの産油国国営ファンドは国費分配金捻出のため保持していた株に売りを掛けてさらに景気の悪化を招きました。 日本でもこの外国人売りで株価が下がったためにアベノミクス失敗と言われていますね。 これは質問者様が提起された「経済活動が鈍化すると国をまたいで分業しているので一旦経済が鈍化すると世界恐慌になってしまう」例の単純化したモデルの一つであります。 これに対応するアイデアとしては ・全て公表し計算しつくせば良い です。 人間は不確定要素だらけであれば不安は何乗もにもなり、それが恐慌となります。 ・中国の景気減速はどの程度かわかりません。 ・シェールオイルによる産油国の被害はどれくらいかわかりません。 ・シェールオイルに投資しているファンドの被害額がどれくらいかわかりません。 ・産油国国営ファンドが売りに出す株の量はどれくらいかわかりません。 ・それらによる株価の押し下げ量がどれくらいかわかりません。 ・株価が押し下げられる影響によって実体経済への影響がどれくらいかわかりません。 これらをもしAIが全て計算し尽くす事ができたとすれば、全て株価に折り込み済となるためニュースの出た次の日には妥当な株価で下げ止まり恐慌は発生しません。 という事で、人間をAIが上回るとされる2045年頃になれば恐慌なんて過去の遺物になっているのではないかと思いますよ。 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
みなさん回答ありがとうございます