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同一労働同一賃金の定義

このところ、「同一労働同一賃金」を目指す議論があります。 私は、非正規雇用労働なので、給料アップするぶんには、もちろん賛成です。 そもそもこれは、「正社員(正規雇用)」と「非正規雇用」の、仕事を比較し、 仕事量と給料の比率(レート)基準の、格差をなくしてゆく。 といった意味で理解しております。 つまり、あの人(正規)と私(非正規)は、同じ職場で毎日ほぼ同じ仕事だから、給料に格差があってはいけない。ということと存じます。 質問です。 正規と非正規が各々、1年~2年~5年~10年と、勤務年数が増えていきます。 現時点で二人とも、10年勤続としまして、10年もやっていれば、正規はそれなりの昇給をしていると思います。 一方、非正規も勤続年数(と仕事内容等)は同じですが、昇給はどうなるでしょう? (スタート時点での給料差が、仮に10対8だと仮定し、非正規が2割低かったとします。) さて、10年目の現在、どうなるか。 多分、社会経験からの推測では、正規が25にまで昇給したとして、非正規が10になった程度、のような図式が想像に難くありません。 25対10になってるわけです。(仮の設定ですよ) これじゃダメだと思うわけです。 この格差を見直そうといったところを、ゴールとして議論されているのでしょうか? ポイントは、「勤続10年」といったポテンシャルが、どう評価されるか、です。 非正規にありがちな、毎年契約更新のような形で、継続継続を繰り返すパターンが、ひとつの常套です。 これに対し、 「同一云々」の理屈が、漠然と「正規と非正規の給料差を解消」としたとき、 毎年更新なのだから、毎年初年度並みの給料なのだとヘリクツ言われてしまうと、「初年度の正社員と同じ額、払ってるじゃないか」とか、ありそうです。 どうですか、これ。 日本では、未来の仮定の話なので、どうなってますかもクソもないのですが、少なくともこのヘリクツに網をかけるつもりはあるのかが、気になります。 前例として参考にするべく海外などで、この「勤続10年パターン」での格差の実態など、わかりましたらご教授いただけると助かります。

みんなの回答

  • black1971
  • ベストアンサー率15% (80/511)
回答No.2

同一労働同一賃金って実際には難しいと思いますよ。 数値化できないいろいろなことがありますからね。 真にこれを求められるようになったら、企業が考えるのは 仕事を可能な限り細分化して作業レベルに落としたうえで 完全外注化あるいは非正規社員のみで運営かと。 管理監督者だけが社員で、あとはすべて非正規。 そして賃金を底辺でという図式。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

昨日の NHK ニュースでやってましたよ。 同一労働同一賃金実現へ検討会が初会合 NHKニュース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160323/k10010453811000.html 『…また、非正規労働者の賃金が低い理由として、正社員が勤続年数に応じて賃金が上がるのに対して、パートや契約社員などではほとんど上がらず、ボーナスも出ないか低い水準にとどまっていることを挙げています。そのうえで、こうした賃金の格差が少子化や貧困の問題につながっているとして、非正規労働者の待遇を改善するため、ヨーロッパの制度を参考に同一労働同一賃金の実現に向けて議論を進めていくことになりました。』 そもそも、「10年間の非正規雇用を認めるのか」ということのほうが、日本の非正規雇用からの正規雇用の移行率の低さとしては重要ですが。

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