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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:イベリスについて教えてください)

イベリスの品種名について

このQ&Aのポイント
  • イベリスの品種名について疑問があります。異なる品種名がついているイベリスでも、見た目がそっくりです。一部の品種は葉っぱの色が異なりますが、他の品種は見分けることができません。
  • イベリスの品種名についての疑問です。スノーサーファーやブライダルブーケなど、さまざまな名前がついていますが、これらは実際には同じイベリスの品種なのか、それとも異なる品種なのか気になります。
  • イベリスの品種についての質問です。様々な名前がついているイベリスですが、それぞれの品種がどこが異なるのかわかりません。葉っぱの色などが違う品種もあるようですが、他の品種は見分けがつかないようです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

回答とはいえないかもしれませんが解っていることを・・・。 まず日本での作出か如何かを調べてみました。名前をアルファベット表記で検索してみると ‘スノーサーファー’と‘ホワイトアウト’はおそらく外国での品種であろうと思われます。スノーサーファーは外国でも販売されており、外国の種苗会社シンジェンタシードの日本法人から過去に販売されていた情報があり、ホワイトアウトの方はkieftseed社と言う外国の種苗会社作出の品種らしく、その会社が日本の生産者向けに書いた詳しい栽培ガイド文書がインターネット上に載っていて権利がこの会社の物である記述もありました。 イベリスの園芸品種の白い花の園芸種は、常緑種のセンペルビレンス種と言う原種から改良された物の様で、一年草もありますが挙げられている品種のすべては宿根性の品種です。園芸種と言うのは原種の個体差のあるものを繰り返し交配させて良い性質を持つ物を選抜し、育ち易く花が大き目に色も綺麗に改良した物。植物によっては近縁異種との異種交配を行い従来にない花の特徴や性質を作るものもありますが、私の探した限りは異種との交配と言うのは出て来ませんでしたから、異種交配はほとんど行われずおそらく従来からあった品種同士での交配から選抜して改良した品種なのだと思われます。 異種交配されていれば花色や葉に目立った特徴を持つ物も多いのですが、原種から選抜し続けられ交配も選抜個体同士の場合、突然変異によるもの(八重花や葉色の変異)以外は目だった特徴はそれほど無い物も多いです。 また、品種名というのは基本的に自分が種子から作出した個体なら選抜種として品種名が漬けられます。ただ、これの場合は「権利は主張できない」「誰でも栽培できる」ものとなります。 世界の国には植物の権利を登録する「品種登録制度」と言うのがそれぞれあり、日本でも農林省が管理しています。ここでは品種の作出者がその品種の特徴を細かく書いた申請書を出して登録を出願します。受理が認められると登録され、本や画像の著作権の様に無断での栽培や販売が出来ない様に保護してくれます。ただし出願時に高額の受付料を払わねばならず登録までと登録されてから権利が消失するまでは作出者が毎年高額の出願料・登録料を払わねばならないので個人の作出者は途中で大手の種苗会社に権利を譲渡したり、途中で権利放棄する事も多いです。 日本の品種登録の条件の場合、「従来の品種とは似ていない事」が条件に有るのでイベリスの白い花の登録はほとんど無いようです。花色が違うなど明らかに見た目が違う物ならあるようですが・・・。 ちなみに登録品種は性質の固定化が済んだものや栄養増殖で殖やせるなら品種名が名乗れますが、種子から育てた実生株で親と同じ特徴が無くなると登録品種名は基本名乗れません。交配が複雑だったりで隠れていた特徴が出て登録品種の特徴を留めていない物も出て来ると基本元には戻らないので(元に戻すには年月と手間が必要)、そういう物は質が落ちる物も多いので信用を落とさないためには親の品種名を名乗らせられないのです。ですから登録品種と別の品種を交配させて出来た個体がもし親と似ていないけれど運よく良い特徴を持っていて何年も栽培してみても変化がないなら申請者が違っても出願を受け付けて貰える事もあります。(ただ、登録者がすでに見た目が似た物を出願している可能性もあります) 植物としてみればどの品種のも全て同じものとも言えます。異種交配されていないなら皆原種から見て個性が強い物が品種。 植物の場合は絶滅を防ぐ為に、自ら本能で実生増殖で性質がそれぞれ違う個体を積極的に作ろうとします。自家受粉や栄養増殖の場合は自分の花粉を自分の雌蕊に付けて種子を作ったり、葉枝から芽や根を出して別の株として独立し殖えたりと親株とだいたい同じ性質や遺伝子情報の子孫を残しますが、同種でも別の株から運ばれてきた花粉が受粉し出来た種子の場合は親と違う遺伝子情報を持つ株が育ちます。そうすれば同じ場所に生えていて過酷な気候や病害虫の被害に遭った時に、自家受粉から育った個体が皆枯れてしまっても他の花粉で受粉し出来た種子の物はどれかが生き残ってくれるかもしれません。 そして他花受粉の場合、個体差が出やすい傾向があります。同じ種類の植物でも生えている所が遠いほど受粉できれば種子から個体差の激しい物が出やすいです。イベリスの場合は花色や葉の形は同じでも品種ごとの特性を調べてみると、比べれば大きさが違ったり花茎が長めだったり花数が多めに咲いたり、殖えやすかったり、横に倒れ気味で茎が伸びて行ったり。乾燥に強いとか病害虫に強いなどの見た目からは解り難い特徴がある品種も。 イベリスの場合、それらの違いが固定化出来たら品種名が付けられているのではと。なのでまったく同じイベリスでもないんですね・・・。目立つ個性を持つ株だから品種名を付けるというか・・・。 例えば人は同じ日本人であっても皆同じでは無い、背の高さなど体格も顔も性格もそれぞれ違いますよね。同じ両親から生まれても一卵性多胎児以外は兄弟はどこか似ているもののそれぞれそっくりとまではいかず性格も、それぞれの得意分野も違う・・・。でも欧米系の方がアジア系の人を見ると何人か見分けが付かないと言います(決して差別的な意味では無く体つき顔つきからの印象だと思います) イベリスの白い花の品種の場合そんな風で、見た目似ているそれぞれの品種を同時に比べて育ててみない事には特徴が解り辛い園芸種なのかと思います。ほとんどが白花と言う花色の少なさも見分けが付きにくい理由でしょうね。植物の中にはこんな感じにそっくりなのに品種名が違うと言う物も結構多いものです。バラなど品種が膨大にあるものにも明らかに違う特徴が無いと見分けが付きにくい(これは過去に共通の交配親が使われる事かららしい)物があります。 作出者それぞれから具体的な交配親品種の名前や選抜方法など詳細を聞かない事にはどうやって作られてきたかは解りませんが(改良にたまたま同じ品種が使われている場合もあるでしょうが)、それぞれ違う人が採取した種子から育てられた時点からまったく同じものとは言えなくなるので、それぞれが違う品種であると言う事は間違いないと思われます。

noname#216661
質問者

お礼

とても専門的でくわしいご回答ありがとうございます。 >それぞれが違う品種であると言う事は間違いないと思われます。 見た目はそっくりでもやはりそれぞれ違う品種なのでしょうね。 >ほとんどが白花と言う花色の少なさも見分けが付きにくい理由でしょう>ね。 回答を読んでいてそう思います。ほとんどが白花なので、見た目がそっくりなのでしょうね。 「スノーサーファー」や「ホワイトアウト」など見た目はそっくりでも 見た目以外の部分で何かしら違いがあるのかもしれませんね。

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