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安全側線のレール形状
列車や電車が駅を出発して単線区間に入る手前に左側に分岐する安全側線が有る処を良く見かけますが、この側線のレールの本線への取付を見ると右側のレールは本線のレールの内側に添うようになっていますが左側のレールは本線のレールの外側に添うようになっていますし、右側の安全側線のレールも交差する本線左側のレールに切り込みが無ありません。これでは安全側線に退避させる車輛の左車輪は本線の左のレールを乗り越えて行かなければならず、右の車輪も本線の左のレールを乗り越えなければならないと思われますが緊急の退避はこれでうまくゆくのでしょうか?また、どうして普通のポイントのような構造になっていないのでしょうか?
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安全側線は緊急時以外に進入することはないので、本線上をできるだけスムーズに走行することを優先しています。 この構造なら本線レールに切れ目もなく、通過する場合はポイントの影響は一切ありませんから振動や騒音もありません。 側線左側のレールが本線に接続する部分には横取り装置があって本線のレールにかぶさり側線に誘導します。 右側の車輪は本線左側のレールを直接乗り越えていきますが、その時には既に進路が側線上に変わっているので、その時点で脱線してもかまわないという考えです。 どのみち最後は砂利につっこみますから。
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- trytobe
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入ってはならない線路に進入して他の列車と衝突するのを防止するため、 その区間に入っても止まれないならば、強制的に脱線させるとともに砂利や緩衝剤の防護壁に突入させて停止させるためのものです。 ですから、その先の線路に乗り入れられないように、ポイントと同じではなく、わざと脱線させるようなレールの設置をして、徐々に左と右の車輪を脱輪させていく仕組みなのです。 鉄道トリビア (55) 安全確保のために列車を脱線させる仕組みがある | マイナビニュース http://news.mynavi.jp/series/trivia/055/
お礼
早速のご指導感謝いたします。強制的に脱線させることは理解できましたが安全側線を使用した時の状態が良く判りませんでした。
お礼
ご指導有難うございます。横取り装置の記載が有りましたので私なりに調べてみました。 そして本線の上に被せたレールで側線に車輪を誘導することが理解できました。そういえば作業車両を駐機(?)させておく線路の本選からの分岐器も安全側線と同じような構造をしていますね。