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アメリカは何故？ラグビーが弱いんでしょうか？

2015/10/12 07:41

eroero4649の回答

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eroero4649
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2015/10/14 17:34 回答No.6

こんな話があります。イギリス人の労働者階級の人が「フットボール」といった場合、それはサッカーを指します。イギリス人の貴族階級の人が「フットボール」といった場合、それはラグビーを指します。アメリカ人が「フットボール」といった場合、それはアメフトを指します。だからアングロサクソンの彼が「フットボール」といった場合、彼が何人でどこの階級に所属する人なのかを確認しないといけないのです。だからね、あんまテレビでやってないですけどラグビーのイングランド代表の選手なんかはサッカー選手と違ってあまりタトゥーがありません。皆さんお育ちがいいのです。日本ではラグビーというと偏差値の低い学校が強いってイメージですけどね。あの「スクール・ウォーズ」の元ネタになった学校も手のつけられないヤンキー高校でしたからね。さて、アメフトというというまでもなくアメリカが母国ですが、その人気は「アメリカ四大スポーツ」の中でもトップだといわれています。欧州サッカーリーグと同じで秋に開幕するのですが、NFLには32チームが所属するのですがその平均観客動員が驚くことに6万7千人超！東京ドームが5万5千人で、旧国立競技場が6万人でした。日本でこの観衆を入れられるのは唯一日産スタジアム（7万2千人）だけです。たまにBSで試合を放送していますけれどもね、3階席まである巨大なスタジアムが常に満席なんですからそのスタジアムを見ているだけでも圧巻です。そしてその最終決戦、つまりアメリカンリーグとナショナルリーグの勝ち上がってきたチーム同士が戦う決勝戦が「スーパーボウル」です。このスーパーボウルは文字通りに全米が熱狂する最大のスポーツイベントです。どのくらい全米が熱狂するのかというと、アメリカ人に「スーパーボウルを見るか？」と聞くと男女問わずYesって答える人がほとんどです。というか私は女性も含めて「スーパーボウルに興味がない」というアメリカ人にまだ出会ったことがありません。「スポーツに興味がない。野球知らない、アメフトのルールも実はよく分からない。でもスーパーボウルは見る」って人が結構多いです。全米最大ですからスケールが違います。なんとスーパーボウル中継のテレビCMは30秒で4億円！テレビ局が支払う放映権料はシーズンで350億円だそうですが、ところがそのうち300億円をスーパーボウルの広告収入だけでテレビ局は回収してしまうのです！そのスーパーボウルのハーフタイムショーに出ることはアメリカの歌手やエンターテナーにとっても栄誉なことで、歴代出演者にはエアロスミス、ブリトニー・スピアーズ、ティナ・ターナー、クリスティーナ・アギレラ、ストーンズ、マドンナ、ビヨンセ、レッチリ、レニー・クラヴィッツその他諸々とまー豪華な人たちばかりです。ジャネット・ジャクソンが乳首出して全米を激怒させたのは有名ですよね。あれはアメリカ人にいわせると「神聖なスーパーボウルの場で乳首を出すとは選手に無礼である」というニュアンスみたいです。ジャネットも泣きながら謝罪させられましたよね。というくらいにNFL（アメフト）の人気はずば抜けておりますので、そりゃ才能がある選手はNFLを目指しますわな。しかしそれだけ人気のスポーツで全米から才能がある選手が集まるので平均在籍年数はわずか3年少々にしかならないそうですよ。ディフェンスの要であるラインバッカーは平均で1年少々とか。しかし身長2ｍ、体重100キロの大男が防具に身を固めてガチで後ろからもタックルを仕掛けて（ラグビーは後ろからのタックルは反則ですが、アメフトは恐ろしいことに反則ではありません）くるので、毎回大型バイクが全速で突っ込んでくるようなもんだ。しかも後ろから。ちなみにNFL選手は身体能力のみならず頭も良くなければ務まらず、その戦術書は電話帳のように分厚いそうです。そこでクオーターバックが「次の作戦は36のBの裏だ！」といったら即座に「ああ、その作戦ね」って理解しなきゃいけないのです。

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