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公務員試験作文の添削、アドバイスをお願い
- 公務員の役割とは何か?住民の要望を反映させる町づくりの一翼を担う
- 環境問題への取り組みが重要。ドイツの事例を参考に日本でも取り組むべき
- 緑化事業や補助金制度の導入が効果的。行政と住民の連携が求められる
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以下のとおりお答えします。 だいたい書けていると思いますが、なお段落ごとに区切って、詳細をカッコ内に入れ、⇒のあとに添削文を併記します。 「地域社会における公務員の役割」 □周知の通り、公務員は「全体の奉仕者」であり、その存在は住民の方々からの信託の上で成り立っています。その上で行う職務は、どのような業務であったと しても、町づくりの一翼を担っており、住民の方々からの多様なニーズを行政へと反映させて行くことが求められます。したがって、今後の公務員役割の一つと して、住民の方々と手を取り町づくりを行っていくということが挙げられます。 (当て字を避ける:通り→とおり。大げさな表現を控え目に:一翼→一端。未経験のことは断定でなく推測の形で言う:挙げられます→考えられます。) ⇒□周知のとおり、公務員はいわば「全体への奉仕者」で、その存在は住民からの信託の上に成り立っているとも言えます。ですから、その職務は多かれ少なかれ町づくりの一端を担っており、住民の方々からの要望を行政に反映させて行くことが求められると思います。したがって、公務員の役割の一つとして、住民とともに町の活性化を推進するという面があると考えられます。 □町づくりにおいて欠かせないものとして「環境問題」が挙げられますが、日本人は未だに環境に対しての意識が高いとは言い難く、自分達の生活を便利にするために開発されたはずの製品も、環境問題を悪化させ、結果的に自分達の町を住みにくいものへと変えてしまっています。 (他人事のように言わない:日本人は~とは言い難く→私たち日本人は~ように思います。~へと変えてしまっています→~に変えてしまう、ということを無意識に許容しているところがあるかも知れません。) ⇒□町づくりに関連する重要な要素として「環境問題」があげられますが、私たち日本人は、未だ環境に対する意識より快適さを優先する傾向が強いように思います。それで、生活を便利にするために開発されたはずの製品が環境問題の悪化を助長し、結果的に自分たちの町を住みにくいものに変えてしまう、ということを無意識に許容しているところがあるかも知れません。 □以前、環境先進国と言われているドイツの取り組みに迫ったテレビ番組を観る機会がありました。ドイツの行政は、国民の環境への意識向上を図るため、義務教育の段階から、環境問題を深く学ぶための授業を導入しています。また、国民の環境への取り組みに対して補助金を支給するなどの支援も積極的に行っています。その行政支援に対してドイツ国民は、品物を買うときの基準として、「これはどの程度環境に配慮されて作られているか」を基準として選ぶことや、自家用車を持たず、出来る限り公共の乗り物での移動を心掛けるなど、一人一人が高い問題意識を持ち、取り組みを行っています。このドイツ例を参考に、日本においても、住民と行政が手を取り合って町づくりを行って行くことが大事であると思います。 (取り組みに迫ったテレビ番組→「ドイツ国民が取り組みに迫った」のを「テレビが追った番組」→ドイツの取り組みを追ったテレビ番組。「観る」は、芝居などを観賞する意→見る。当て字の使用を避ける:出来る→できる、心掛ける→心がける、など。心情的な表現を避ける:手を取り合って→協力して。監督官のような口調でなく、ソフトで幾分ユーモラスな表現だと受けがよい:町づくりを行って行くことが大事である→町づくりを推進できるような状況になるといいなあ、と思わされる番組でした。) ⇒□以前、環境先進国と言われるドイツの取り組みを追ったテレビ番組を見る機会がありました。ドイツ行政は、国民の環境への意識向上を図るために義務教育の段階から環境問題を学ぶための授業を導入しています。また、国民の環境への取り組みに対して、補助金を支給するなどの支援を積極的に行っています。この施策に応えて、国民側も一般に環境問題の意識が高いように見受けました。例えば、品物を買う時などに、「どの程度環境に配慮されて作られているか」を基準として選ぶことや、自家用車を持たず、できる限り公共の乗り物での移動を心がけるなど、一人一人が意識化した取り組みを行っているようです。こういう例を参考に、日本でも、住民と行政が協力して町づくりを推進できるような状況になるといいなあ、と思わされる番組でした。 □具体的な政策としては、自宅などの建物の屋上緑化や○○市役所庁舎でも行っている、壁面緑化を地域住民と協力して取り組んでいくことが挙げられます。日本はドイツに比べ、緑豊かな自然が多く、特に○○市では、苺栽培や、花卉栽培が盛んです。この特色を活かして、緑化事業へと取り組むことは効果的であると 考えます。そうすることでco2の削減効果はもちろん、「自分達も町づくりを行っているのだ」という意識向上改革にも繋がると思います。この取り組みに対して行政としては、自宅の緑化事業に取り組んだ家庭に対しては、補助金を給付するなどの支援をしていけたら良いと思います。 (日本はドイツに比べ、緑豊かな自然が多く:ドイツも多いです。→日本はドイツに勝るとも劣らないほど、緑豊かな自然が多く。「支援をしていけたら良いと思います」は、行政の一員であるかのような口調→取り組みに対して補助金を給付するなどのインセンティブを喚起したり苺や花卉栽培と関連するイベントを立案したりするなど、住民の意識向上や緑化事業をより効果的に推進する手立てもいろいろ工夫できることでしょう。) ⇒□具体的な政策としては、自宅の建物などの屋上緑化や、○○市役所庁舎でも行っている壁面緑化を地域住民と協力して取り組んでいくことなどがあげられます。日本はドイツに勝るとも劣らないほど緑豊かな自然が多く、加えて○○市では苺や花卉栽培が盛んです。この特色を活かして緑化運動に取り組むことは、町の美化やひいてはco2削減などのためにも意義ある事業と考えます。取り組みに対して補助金を給付するなどのインセンティブを喚起したり、苺や花卉栽培と関連するイベントを立案したりするなど、住民の意識向上や緑化事業をより効果的に推進する手立てもいろいろ工夫できることでしょう。 □私は以上のような政策を、行政と住民が共になって行うことで、誰にとっても住みやすい町づくりを行っていくことが今後の公務員の役割の一つとして大事で あると思います。もちろん、住民の活 動力が増した分、行政としても遅れを取るということがあってはなりません。行政と住民が共になって取り組んでいくからこそ、お互いが刺激し合い、双方の自治意識が向上していくように取り組んでいくべきことが重要であると思います。 (以前もご提案しましたが、結論部ですから、環境モデル都市、市民活動活性化の促進、観光産業化などについても言及しましょう。大学での専攻〔地域環境問題〕のことも軽く触れて、それとなく自己PRするのもいいかも知れません。) ⇒□以上のような町づくりを行政と住民が協力して行うことで、行政と住民・住民相互間に意識の共有や一体感が生まれ、市民活動の活性化が促進され、環境美化やモデル都市化が推進できるのではないでしょうか。さらには、苺や花卉栽培と関連した観光産業化の可能性も検討してみる価値があるかも知れません。私は、大学での専攻(地域環境問題)との関係もあって、この種の業務に関心と自信がありますので、○○市役所の地方公務員に応募させていただく次第です。 以上、ご回答まで。(同じ種類のご質問がいくつかペンディングになっていますが、新しいご質問をなさる際は先行の分を「解決」または「締切」で閉じ、回答者の説明等を理解・吸収して次の質問文に活かすようになさることをお勧めします。)