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2003年度出生率1.29
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合計特殊出生率の定義はlyosha2002さんの書かれた通りです。各歳毎の出生率というのはある期間内に各年齢の女性が産んだ子供の人数をその年齢の女性の人口で割ったものですから、その年齢の女性たちが産んでいる「平均的な」子供の人数となります。例えば日本に25歳の女性が100人いたとして、この25歳の全女性から3人の子供が生まれていたとしたら25歳の出生率は3÷100=0.03となります(実際はこれに1000をかけたものが発表される)。イメージとしては、25歳の代表的・平均的な日本女性がいたとして、この女性が一年間に産んだ子供の数は0.03人ということです(現実には半分子供を産むなんてできないので、あくまでイメージです)。 この各歳毎の出生率を15歳から49歳までのそれぞれに対して計算して、それを足し合わせたものが「合計特殊出生率」となります。15歳未満と50歳以上を計算に含めないのは、単に計算の手間を省くためのもので、前時代の名残です。これはイメージで言うと、今年25歳だった平均的・代表的女性が、来年になると今年の26歳と同じような出生行動をとり、再来年になると今年の27歳と同じ出生行動をとり、・・・49歳になったときに今年の49歳と同じ人数の子供を産むとしたならば、この平均的・代表的女性が一生のうちに産む子供の人数は○.○○人である、というイメージになります。 ここで冷静になって考えれば、今の25歳女性(1979年生まれ)と今の45歳女性(1959年生まれ)は育ってきた時代が全く違うのですから、25歳女性が45歳になった時に今の45歳女性と同じような行動をとるというのは無理があるのではないかという当然の疑問が湧くかと思います。だから合計(特殊)出生率なんですね。 この特殊性のせいで、今の日本のように女性の生き方が急激に変化する時には、この合計特殊出生率は極端に減ることがあります。それは例えば次のような場合です。今の35歳以上の女性が選択した人生コースは「適齢期」頃(20代半ば)には既に結婚して35歳になるまでに欲しいだけの子供を既に出産していたけれど、今の35歳未満の女性は仕事や不景気などで結婚していなかったりで出産計画を35歳以降に引き延ばそうとしていたとします。そうすると、現時点で各歳出生率を計算すると35歳以上の女性では、もう既に欲しいだけの子供は産んでしまっているので新たに出産しようと思ってないため出生率は低くなります。で、35歳以下の女性に関しては、将来は産むつもりだが今は産んでいないので、これもまた年齢別出生率は低く出てしまいます。この低い各歳出生率どうしを足し合わせるので、極端に低い数値がでてしまうのが、合計特殊出生率の難点です。 実際、1人の女性が49歳までに何人の子供を産んでいるかというデータをとって平均をとると(これを完結出生数といいます)1.9前後の数が出てきます。つまり日本の女性はなんだかんだで二人くらいを平均的には出産しているとみることもできます(最近はこの数字も減少しているという報告もあります)。
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- lyosha2002
- ベストアンサー率41% (227/543)
15歳~49歳の(日本人の)女性の各歳ごとの出生率(各年齢の母の出生数÷各年齢の女性人口)の総和です。 各年ごとの出生の動向を見るための指標ではあるのですが、「各年齢ごとの出生率が過去から未来にかけて変動がなかった場合には」女性が一生の間に産む子供の数に相当する、というだけで、現実の誰かと誰かの子供の数の平均、というわけではないので誤解なさらないように。
- himawari223
- ベストアンサー率15% (296/1951)
こんばんは >合計特殊出生率と云うのは、1人の女性が一生のうちに、産む子供の人数の事です。 毎年、人数を数えていて、2003年の結果がでたということです。 1人の女性が、2.1だったか、2.2人を産むと、人口は今のまま推移し(静止人口)、それ以上産めば、人口は増え、それ以下だと、人口は減っていく、という意味です。 このままでいくと、いずれ、日本の人口はゼロになるという、はなしを聞いたことがあります。(ほんとか、うそかわかりませんが・・・)
- B-rapid
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単純に言えば、一人の女性が一生の間に産む子供の平均数のことです。 詳しい計算方法は参考URLを
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