バーエンドバーって何のために付けるのですか

質問

クロスバイクなどのバーハンドルにバーエンドバーを付けて
走ってる人を見かけますが
ブレーキ付いてないのに
そんなものを握って走ってて危なくないのですか。

回答No.5

umimarukun · ベストアンサー

エンドバー（通称 ツノ）は、フラットバー仕様の自転車で、
坂道などを登る際に力を入れやすいように装着するものです。

ドロップバーの場合を考えてみましょう。
（ブレーキがかけられる云々の話はちょっと横に置いておきます）

ドロップバーにはフラット部分とドロップ部分があり、
フラット部分は水平グリップ、ドロップ部分は垂直グリップになります。
フラット部分を握るのは、主にゆっくりペースで走る場合です。
ブラケット部分は最もよく握る部分で、
ある程度の速度で走ったり坂道を登ったりする際に使います。
下ハンドル（通称 下ハン）は空気抵抗を減らして高速走行する際に使う、
しっかり握れて踏ん張りの利く部分になります。
つまり、スピードを出したり坂道を登ったりする場合は、
水平グリップよりも垂直グリップの方が有利ということです。

さて、クロスバイクやマウンテンバイクの場合、
ハンドル形状はフラットバーになります。
フラットバーの特徴はグリップが楽、操作性が良いということです。
それ故に街乗りにはもってこいのハンドル形状でしょう。
ただし、グリップはフラット部分のみで
力強く走るために有利な垂直部分がないという問題があります。
マウンテンバイクで登りやダートをガンガン走るには
やはり垂直グリップが欲しくなります。
その結果生まれてきたのがエンドバーなのです。

そういう訳で、エンドバーは本来マウンテンバイクに装着するパーツで、
『街乗り 時々 未舗装路』用のクロスバイクでの必要性は低いと思います。
あればつい使いたくなるという人の性質を考えると、
質問者さんがおっしゃるように、
クロスバイクなどの街乗りバイクにエンドバーをつけるのは危険かもしれませんね。

最後になりますが、
バーとハンドルはほぼ同じ意味です。
厳密に言えば、バーはハンドルのパイプ部分のみを指し、
ハンドルはブレーキレバーなどを含めたバー全体を意味します。
ハンドルにはバーがありますから、バーハンドルという言葉はちょっと変ですね。
逆にハンドルバーという言い方はあります。（ハンドルのバー部分の意味）

以上、長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。

お礼

長文でありがとうございます。
でも
危険だと言う点では何も変わりありませんね。