- 締切済み
バラの薬剤の作り置き
薬品の作り置き、について押しててください。 今は、バラの数もそれほど多くはないので、 数本のハンドスプレーを購入し、 順番にスプレーをしています。 質問です。 一般の薬剤は、一回に使う分を作り、 散布が終わったら、残りは捨て、毎回新しいのを作りなさい。 と、どの本も解説しています。 一方、スプレーのベニカXでも何でも、すぐに使えて便利、などと言っています。 ならば、自分で、カラのスプレーの容器を「数本」買い、 そこにダコニール、サルバドーレ、ベンレート、サプロール 等の薬剤を用意して、 散布してはだめなのでしょうか。 残ったのをそのままにして、次回に使うのはどうしてだめなのでしょうか。 なぜ、ハンドスプレーの物は、捨てなくて良いのでしょうか。 どこにも解説がありません。 というか、まったく触れられていないのは不思議なのです。 教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
>残ったのをそのままにして、次回に使うのはどうしてだめなのでしょうか。 放置しておくと薬効が低下してしまうものがあります。 最大の原因は空気中の酸素です。 水にも少し溶け込んでいます。 多くの薬剤は酸素に触れると薬効が低下してしまいます。 スプレー缶は空気を追い出して別のガスを封入してあります。 このガスの圧力で噴霧するようになっています。 スプレー缶を再利用しようとしてもこのガスが手に入りませんから噴霧できません。 台所洗剤などと類似の手動のポンプ式のものは、目安として1ヶ月位で使いきると想定しています。 それ以上放置しておきますと薬効が低下してくる可能性があります。 このことは逆に1ヶ月で使いきるのであれば、市販の薬剤でも可能だということです。 どの薬剤にも作り置きをするな、と書いてありますのは、農薬は毒物であるために誤飲などの事故を避けるためです。 ペットボトルなど内容量が分かるものを容器代わりにして薬剤を薄める人が沢山います。 飲料用のペットボトルなどに入れたまま放置しておきますと子供などが誤飲する危険性が高まります。 飲まないまでも手に触れたり目に入れたりしてしまうと取り返しがつかない怪我を引き起こすこともあります。 知らずに捨てられたりしますと下水などを経由して環境汚染を引き起こします。 業務用など大量に取り扱う際にやかましい規制があるのはこの為です。 農薬はあくまでも毒薬だということを忘れないで下さい。 作り置きということは、管理者が周辺にいない状態が起きるということです。 何が起きるかわからないという状態になるということです。 これを確実に防止するには、使いきってくれ、ということになります。 自分はキチンとしているから余計なことを言うな、と言わないで下さい。 メーカーも販売会社も常に最悪の状態を想定しています。 蛇足 これは1000ccに1gだから、といってあれもこれも入れますと全体の薬剤濃度が濃くなってしまいます。 濃度が高くなると、葉焼けなどの薬害を生じますので注意して下さい。 逆に言いますといろいろ入った市販のスプレーなどは、個々の成分は薄いと考えて下さい。 効果がでるギリギリの量だけ配合されています。 薬剤は植栽の状態に応じて濃度を変えて使用しますが、この際の目的にそぐわないこともあります。 スプレー缶もうっかり使うと新芽を枯らしてしまうことがありますので注意して下さい。、
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
まずスプレー式と通常の希釈タイプを比べて見ましょう。 どちらかと言えばスプレー式の方が色んな植物や病害虫に広く使えるの が分かるはずです。一方で希釈タイプは使用出来る植物や病害虫の種類 が限られている事が分かるはずです。 何にでも使えるって事は、それだけ薬剤が病害虫に対して強く効かない と言う事です。薬剤の希釈濃度を濃くすれば病害虫に対して効き目は強 いのですが、濃くすると場合によっては薬害を起こして枯れてしまいま す。そのため希釈倍率は守るように説明されている訳です。 スプレー式は何にでも使えるが、効き目は薄めて使う通常の農薬よりは 弱いと言う事です。スプレー式は弱く作られていると言う事です。 空容器があるからと作り置きするのは止めましょう。薬剤は空気に触れ たり水で薄めた時点で成分が変化します。作って直ぐに使うのは問題は ありませんが、作り置きすると成分が変化して病害虫に効かなくだけで なく植物にも悪影響を及ぼします。 空容器について記載が無いと言われますが、基本的に使い終えたら空容 器は十分に洗浄し破棄する事が原則です。十分に洗ったつもりが以前の 薬剤が残っていたり、容器に薬剤が付着している場合、別の薬剤を入れ る事で科学反応を起こし、本来の薬剤とは異なって全く違う薬剤になっ てしまいます。こうなると先ほども書いたように薬害を起こしてしまう わけです。これを防ぐために再使用は駄目だと言われています。 本当に何も書かれてませんか。破棄に関する注意書きは必ず書かれてい ますよ。見落とされたのだと思います。 僕は造園屋に勤務していて、色んな薬剤を大量に作って使用しています が、空容器は3回以上洗浄し、一般ごみのプラスチックゴミとしては出 してはいけないと教えられています。空容器は埋め立てゴミとして出し ています。この事は各農薬会社のホームページにキチンと記載されてい ます。ある農薬会社が無料発行している小冊子にも記載されています。
お礼
早速のお答えありがとうございます。 二つ目の段落、 市販のスプレーの薬剤も、空気で劣化しませんか。 さらに、薬剤が弱いとすれば、 いっそう、その効力が落ちるように思います。 が、この手の販売では、 触れられませんね。 一般の人間用の飲み薬、 と、すればわかりやすのでしょうか。 市販の薬局の薬、=万人用なので、効力は弱い 医師の処方した薬、=その人の状況を確認して、与えているので、 効力は強い。目的もはっきりしている。 ここまでは理解できるのですが、 なぜ、作り置きが不可かがわかりません。 なお、4,5段落の空容器にこだわられていらっしゃりますが、 特に空容器を使用しなくても 現在は、 きちんとしたメーカの蓄圧式の物が1000円以下で買えますので、 それ、薬剤ごとに専用にして、 使うことが可能と思われます。 今回私が知りたかったのは、 なぜ、作り置きはだめなのか、 それほど劣化するのか、 とすると、 同じ会社が販売している、 スプレータイプはどうなるのか? と言うことです。 お答えありがとうございました。
- ice rub(@icerub)
- ベストアンサー率23% (604/2626)
そのハンドスプレーの内容物が分からないので ハンドスプレーの物だけ捨てなくて良い理由は断定できませんが 希釈して散布する農薬が作りおきできない理由は 希釈すると分解が早まり、所定の効果が発揮できないからです
お礼
早速のお答えありがとうございます。 質問にあるように、かなり、バラの世界では名が売れている ベニカX??? を、基準に考えれば良いと思いますが。
お礼
早速のお答えありがとうございます。 空気による、劣化、 これはきわめて最もだと思います。 ただ、スプレーですが、 一応、普通に売られている、ベニカX、、、、、? 等は、 ガス圧による、スプレーではなく、 ハンドスプレー、手による「ポンプ」によって なされているので、 こちらも空気による=酸素による劣化は起こると思います。 また、農薬による事故 これはとても良く理解できます。 今までも、相当件数の事故が起きてますし、 メーカーとしては、なんとしても防ぎたいと思います。 けれども、やはり、なんで、 大量にうられている、ベニカX、アタックAL、、、、、、 等は、封を切って、その後、そのまま使い続けて良いのに、 自分の作った物は、使い切り、 となるのかが、やはり、理解できません。 ありがとうございました。