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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:WACCに関する質問です)
WACC算出方法と無利子負債の扱いについての質問
このQ&Aのポイント
- WACCの算出方法と無利子負債の扱いについての質問です。負債コスト4%、株主資本コスト9%、株主資本の時価320000千円、流動負債(無利子負債)50000千円、固定負債(有利子負債)180000千円、負債の時価は簿価と等しいとする、法人税等の税率は40%です。調達源泉別の資本コストを負債と株主資本の時価の比でウェイト付けしながら平均資本コストを算定する方法について教えてください。
- WACC(加重平均資本コスト)は、企業が資金を調達する際のコストを示す指標です。算出には負債コストと株主資本コストを考慮します。この質問では、負債コストが4%、株主資本コストが9%であるとされています。また、株主資本の時価が320000千円、流動負債(無利子負債)が50000千円、固定負債(有利子負債)が180000千円であるとされています。さらに、負債の時価は簿価と等しいとされ、法人税等の税率は40%とされています。この条件のもとで、ウェイト付けを行いながら平均資本コストを算定する方法について教えてください。
- この質問はWACC(加重平均資本コスト)の算出方法と無利子負債の扱いに関するものです。WACCは企業の資金調達コストを示す重要な指標であり、負債コストと株主資本コストを考慮して算出されます。具体的には、負債コストが4%、株主資本コストが9%であり、株主資本の時価が320000千円、流動負債(無利子負債)が50000千円、固定負債(有利子負債)が180000千円であるとされています。また、負債の時価は簿価と等しいとし、法人税等の税率は40%です。また、ウェイト付けを行いながら平均資本コストを算定する方法について教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
WACCというのは、DCFの割引率として使うために計算します。 ですから、、長期間(複数年)にわたってキャッシュフローが得られる場合、そのキャッシュフローで資金の調達コストを賄えるかどうかを判定するために使うわけです。ということは、長期間であり、コスト(利子)がかかるということが前提です。 無利子の流動負債は調達コストがゼロですし、1年以内に返済するわけですから、多年度にわたる資金の検討には考慮しません。 ただし、長期負債の返済期間が残り1年になったために会計ルール上流動負債とみなされるようになった場合は別です。長期負債の一部ですし、利子を支払っていますから、この支払った額をキャッシュフローで賄えるかどうかを判定しなければならないからです。 たとえば、ある新規事業を行うためには5億円の設備投資が必要であったとします。この5億円の資金を、株式新規発行で3億円、銀行からの借り入れで2億円調達すると、その事業から得られるキャッシュフローで資金の調達コストを賄うことができるかどうかを判定しなければなりません。このときに使うのがWACCです。返済に5年かかる設備投資資金として、流動負債の買掛金を使ってしまったら、仕入れ代金を支払えなくなって資金ショートを起こし、最悪の場合倒産もありえます。長期の設備投資に短期資金を使うということは本来あり得ない事なので、WACCの計算に流動負債を入れることはあり得ません。
お礼
大変勉強になりました。ありがとうございました。