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真空管カソード帰還について

出力管のカソードアース間に出力トランス二次側を挟み込むカソード帰還ですが、思うのですがこれはOPT二次側に出力管B電源の直流プレート電流が流れるということですよね? でも、2次側にはスピーカーが繋がってますからSPボイスコイルに出力管の直流B電圧がかかるって事になるんではないのですか?わかる方教えてください。

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  • bogen55
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回答No.3

紹介したカソード帰還をかけた「QUAD IIタイプミニアンプ」の解析がここにあります. http://ayumi.cava.jp/audio/quad/quad.html カソード帰還はトランスの巻き線比で帰還率が決まりほとんど無損失です. わざわざ損失の多い抵抗分割で帰還する必要は無いでしょう. 真空管アンプの負帰還については,原典がここにあります. 当時は「ボーデを読まずして,負帰還増幅器を論じる無かれ」と言われていましたから,一読を勧めます. https://ia600708.us.archive.org/33/items/NetworkAnalysisFeedbackAmplifierDesign/Bode-NetworkAnalysisFeedbackAmplifierDesign_text.pdf ボーデの原典を北野進氏がアマチュア向けにやさしく書いたのが 「電蓄の回路設計と製作 ラジオ技術臨時増刊・第14集」 です. http://blogs.yahoo.co.jp/arunas001/53927289.html ここから購入できるようです. http://www.meirinkanshoten.com/book.asp?id=399801 とりあえずこんなところから勉強したらよいでしょう.

vhbtbh
質問者

お礼

大変ありがとうございました。これらを読んで勉強したいと思います。 原文の方は訳しながらなので大変でしょうが、日本訳のを近いうちに入手しようと思います。

vhbtbh
質問者

補足

回路網と饋還の理論 (1955年) という、ボーデの和訳の本を購入しました。勉強します。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • bogen55
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回答No.2

よくわからないんですが,SPボイスコイルに出力管の直流B電圧がかかるって事にはならないのは理解できたのでしょうか? 出力トランス二次側の直流抵抗と,ボイスコイルの直流抵抗は何Ωだったんでしょうか? それを測らないと,ボイスコイルにどのくらいの直流が流れるのか,オームの法則でも計算できません. それがわかったら,SPメーカーに大丈夫なのか問い合わせれば良いでしょう. アンプとSPのデータには載ってないんですが,ICメーカーのデータシートには, http://www.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/tas5631b.pdf p.8に「|VOS| Output offset voltage」として「40mVMAX」という値が載ってます. 一般に数10mVは大丈夫だと言われてますが,正確には使ってるSPメーカーに問い合わせた方が良いでしょう. なお,ここに載ってるトランスA57-13は,カソード帰還専用巻き線があります. http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/claft/6aq5ppq2.htm ここで特注したトランスですが,ボイスコイル直流を流したくなかったら,特注したら動でしょう. http://www.someyadenshi.co.jp/HP/

vhbtbh
質問者

お礼

ありがとうございました。 2次側0-16Ω間DCRは1.2Ωでした。SPボイスコイルは計ってないですが多分3Ωくらいでしょう。プレート電流が30mA位ですので大丈夫だと思います。 とりあえずこのままで行きたいと思いますが(直流流したまま)、 疑問なんですが、なぜカソード帰還はオーバーオール帰還のように負帰還抵抗2つ使って帰還させないのでしょうか?そういうやり方はあるのでしょうか?同じトランス2次側からオーバーオール帰還とカソード帰還両方かけることはできるんでしょうか? 位相の問題で片方が正帰還になるんでしょうか?ちなみにカソード帰還ですが、トランス2次の接続を逆に入れ替えてみたんですが、盛大に発振しSPからキーンという音が出ました。これが正帰還ですよね。

  • bogen55
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回答No.1

> SPボイスコイルに出力管の直流B電圧がかかるって事になるんではないのですか? ???? 出力トランスの2次巻き線の片側はアースに繋がっていて,もう片側に直流B電圧掛けても2次巻き線の抵抗は小さいからヒューズが飛んで,スピーカーは多分無事でしょう. 回路を見ても,カソードを繋いでいて直流B電圧は繋がってませんが??? それとも質問者のアンプはカソードに直流B電圧掛けてるんでしょうか??? 直流プレート電流とゆうよりも,直流カソード電流が流れるということです. 「オームの法則」は小学校で習ったはずですが,忘れちゃいましたか??? 出力トランスの2次巻き線の抵抗を測り,これに直流カソード電流をかければ,SPボイスコイルにかかる電圧はわかります. 多くても数10mVで,何の問題も無いでしょう. カソード電流を流す作例です. http://www.e-kasuga.net/amp_pdf1/6jh5st.pdf コンデンサで直流カットしてます. http://www.e-kasuga.net/amp_pdf1/PCL86-ST.pdf 「6V6GTスーパーKNFシングルステレオアンプ」は非常に凝ってますね. http://www.e-kasuga.net/amp_pdf1/6V6KNFB-MK2.pdf 上記はここのサイトにありました. http://www.e-kasuga.net/ アキバに行ったとき,春日無線変圧器に寄っていろいろ聞いたら動でしょうか?

vhbtbh
質問者

お礼

ええ、直流カソード電流です。数十ミリVしか流れないとは思いますが、ボイスコイルに直流流して大丈夫なのかなと思って疑問を感じました。直流カットする場合もあるんですね。

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