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アメリカ中西部で実のなる樹木を植えたいのですが
インディアナ州中部に在住です。 庭に実のなる木を一本植えたいのですが、どんな種類が適しているでしょうか。 ヤマモモを植えたかったのですが、どうも日本だと伊豆辺りが北限のようで、寒冷な地域では育たないようなのです。今暮らしているのは、日本だと青森市辺りの緯度のようです。冬は30センチ程度雪が積もります。日当りはとても良いです。 実がなるまでに長い年月を要する種類は避けたいと考えています。 アドバイスの程宜しくお願い致します。
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- jisebjapor
- ベストアンサー率67% (561/832)
ヤマモモ植えたいなら、代わりにヤマモモに似たイチゴの木はどうですか?北海道南部以南の気候で栽培できます。 http://minonaru.net/post-741/ 他に、ポポーなんかどうですか?(耐寒温度マイナス30℃) インディアナ州選抜野生品種ウェールズなんていうのもありますね。 http://shop.takii.co.jp/shop/selection/pawpaw1401.html あとはラズベリー初めとした各種ベリー・木苺類、寒冷地向きです。ラズベリーは2年で結実します。ベリー類には北米産のものも多いです。 http://minonaru.net/post-1518/ http://minonaru.net/post-1735/ http://minonaru.net/post-770/ 他にはグミ類も(結実3~4年) 落葉性品種は北海道でもOKです。 http://minonaru.net/post-757/ フサスグリ(カラント) 耐寒性マイナス35℃ http://minonaru.net/post-761/
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
造園屋に勤務しています。 北限ですが、果樹や樹木の本に書かれている事は生育に適した場所の 事を書かれています。だから北限が何処何処だと書かれてても、その 場所から北では育たないって事はありません。あくまで自生地の事を 書かれている訳で、庭植えで環境や気候が適していれば場合によって は育つと言う事です。 僕が調べた結果としては、自生地では千葉県以南の太平洋側の山地が 自生する北限のようですが、何度も書きますがこれは自生地での事を 言われている訳です。育たないと判断するより、育つかも知れないと 考える方が良いでしょう。 ただ青森県と同じ気候であるなら、プロでも難しいかも知れません。 ヤマモモの場合だと実生(種蒔きから行う事)だと大体が15年から 20年経たないと結実はしません。幼苗の段階で接ぎ木をされれば、 大体4~5年で結実します。ただ最初の頃は結実数は少ないですね。 どんな果樹でも接ぎ木苗以外は結実は遅いです。もし植付けた翌年に 結実を望むなら、それ相当の大きさの物を植付けるしかありません。 これは日本でも同じですが、果樹本体の価格だけでなく植付けに関わ る経費も相当に高くなります。本体が大きくなればなるほど素人では 植付けは困難になります。植付ければ勝手に生育して結実する果樹は 存在しませんから。 日本ではある程度の種類は入手可能ですが、アメリカでも日本と同じ ようにほとんどの種類を入手出来るなら話は別です。 本当はお勧めな果樹を紹介したいのですが、僕はアメリカの事は何も 知りません。どんな樹木や果樹が販売されているのかさえ知らないの で、ここは質問者さんが独自に選ぶしかないでしょう。 ヒントとしてだけ申します。まず樹木や果樹を扱っている大型の園芸 センターに出向き、そこで販売されている物を確認します。 そこで販売されている樹木や果樹は、その場所で栽培する事が可能と 言う事です。植付けても育つ見込みがない物は植えられていません。 ヤマモモの場合は植付け時期が3月下旬から4月上旬です。市場に出 回る時期は大体1~2ヶ月前です。この事から分かるように販売店で は植付け可能な時期の前に仕入れます。だから春先に販売店に行った だけでは探せないって事です。要は年間を通して一通り見ないと探せ ないって事です。 購入時の注意点ですが、必ず接ぎ木がされている事。接ぎ木がされて いても接合部分が悪いと生育不良になり枯れてしまいます。接合部分 が十分にされていて丈夫である事を確認します。 極端に値引きがされているのは駄目です。入荷したら早めに購入する のがコツです。最後になると良い物はありませんから。 穴を掘って埋めれば勝手に育つって果樹や樹木はありません。植え方 もルールがあります。植付けが適切でないと育ちませんし、また植え 付け後の管理が悪いと育っても結実しません。 それが無理なら植付けから植付け後の管理は専門職に任せましょう。 ちなみに果樹は樹木より寿命が短いです。
お礼
私が暮らしている所はとっても田舎で、改めて考えてみると園芸店であれこれ選べるほどの種類の入荷があるか ちょっと心配になってきました..。でも、店頭にある種類の中から選べばここの気候で生育させるのに間違いは ないという事なのですね。適した果樹を選んで植え方のルールも守って、大切に育てたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。忘れ物です。 僕は富有柿を十何年か前に植えましたので「桃栗3年、柿8年」の通りここ暫くは毎年収穫していますが、木が小さい時は離れていた車庫の屋根からリスが飛び移って、齧り始めました。 リンゴはアブラムシの虫海戦術で、ダウン。これは先ほどお話しした害虫の例ですが、リスのような可愛らしい害獣もいるので、雨量や気温だけでは、予見できないことが多いです。
お礼
富有柿ですか。。。良いですね~!羨ましい! 私もカリフォルニアで暮らしていたことがあり、庭には前に住んでいた方が植えていたレモンとライムの木がありました。 一年中必要な時に収穫しては便利に使わせて頂いていました。 ご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/759)
まず、果樹系の実の成るものは大抵実が成るまで何年もかかる物が多い事は御覚悟下さい。大きな木を移植できれば根の定着を待ち3年後くらいからまあまあ実が成るでしょうが、苗木だと大抵は5年以上はかかります。実と言うのは木がしっかりと成熟しないと熟すまでが難しく、花が受粉して運よく実が成っても木自体の判断で大きくなる前に生理落下することが結構あります。長い年月と言うのが何年くらいを示すのかが解りませんが、普通5年以上かかる覚悟が無ければ(実が沢山成るまで10年くらいかかるので、その家にずっと定住する予定が無ければ次の住人に食べさせる為に植えてあげる様な物です)実の成る木と言うのは植えられません・・・。 それと果樹では適切な年間管理が必要な物も多く、適期の枝の剪定や蕾を摘んだり摘果が必要な手間が多く、肥料も適期に適量を与えなければならないです。人の手によって実の大きさ・甘さ優先の改良をされてきて本来の性質を変えられている物も多いので(例えばリンゴは原種が無くマルス属の野生の種類を複数掛け合わせた交雑種を元に、複雑な交配を繰り返し人間が作った種類です)人による適切な時期の手入れが必ず必要、品種によってはとても病害虫に弱く時期に合わせた防除の農薬散布なども必要になります。 アメリカでは、旧約聖書の「禁断の木の実」や、「生命の木」に見立てたりジョニー・アップルシードが普及のため沢山植えて歩いたのでリンゴが一番馴染みのある果樹でしょう。アップルパイが「アメリカのおふくろの味」ですし・・・。アメリカのリンゴは日本のリンゴとは系統がかなり違い生食向き品種であっても甘みが少なく酸っぱめな物が多いです。日本の品種は‘フジ’くらいなら入手可能でしょうが苗木が手に入っても日本の系統の栽培は難しいかもしれません。 アメリカのリンゴで日本人にも馴染みやすい生食向き品種なら「デリシャス」の名前の付く系統の品種が食べやすいと思います。それと手軽に丸かじりできる‘マッキントッシュ’。この品種は昔日本に入ってきて‘旭’の名で売られ、北海道では少量ながら今でも栽培されています。その独特な食感と風味が日本の品種のリンゴよりも好きと言う人も結構いますが、日本だと病害虫に弱く栽培が難しいと言われます。アメリカではパソコン関連の会社名に使われるくらいですから(あのお馴染みの齧り跡が付いたリンゴのマーク)今でも結構ポピュラーな品種らしいので、そちらでの栽培なら問題はないのかもしれません。 注意したい点は、アメリカのリンゴには「クッキングアップル」と言う、加熱が必要で生で食べても美味しくない系統がある事。特にスーパーなどで購入する時にはお気を付け下さい。 他に植えられる果樹候補としては私の住む北海道で育てられる物ならまず大丈夫と思います。北海道には開拓時にアメリカから多くの果樹が持ち込まれていて今も残っているからです。洋梨・スモモ・プルーン・アンズ・ウメ・サクランボは各地で植えられ実が採れます。リンゴ・プルーン・サクランボの北国での栽培については果樹の大規模栽培地「余市町(日本では今年の朝ドラ「マッサン」で知った人が多い)」の、果樹園のサイトなどが参考になると思います。 北海道の東部(オホーツク管内)でも内陸であれば東洋系のモモの木が育ち実が成りますし(アメリカで多く栽培されるモモは系統が違うので難しいかも?)、札幌の住宅街の庭でよく柿の木(干し柿に使うような細柿)に実が成っているのを見かけました(種子や干し柿の形で日本からアメリカへ持ち込むなら植物検疫が必要になります)。 もしそちらで苗木が入手できるなら日本の梨(耐寒性が強めな品種。伯父の家には‘長十郎’がありました)や中国梨も育てられるかも?中国梨でこちらで良く見かける品種は水分は‘長十郎’くらいで少な目なのですが追熟すると糖度が高くなり美味しいです。 ウメの木はアメリカのナーサリーでも扱っていて入手可能な様ですが品種が不明だと実が成らない観賞用の「花ウメ」であるかもしれません。実を成らす目的なら「実ウメ」の品種を探してください。実を成らすウメは品種ごとに受粉木の方の品種も決まっているので、アメリカだと両方をそろえるのは難しいかもしれません。それ以外の果樹は元々アメリカで改良されてきた物が多いので、大抵は受粉木と一緒に購入できると思います。 果樹は自家受粉が出来ない物が多く別の品種の受粉木が無いと極端に実の成りが悪いので、果樹を植えるのなら普通1本植えと言うのはあり得ず必ず2本以上を植える事になります。日本だとこれが解消される2品種を一本の台木(大抵は矮性台木)に接ぎ木した「アベック苗木」と言うのがあり1本植えが可能なのですが、この接ぎ木法は日本独特の物なのでアメリカのナーサリーでは一本の木に2品種接いである苗木は見つからないかもしれません・・・。 日本の寒冷地とアメリカの寒冷地では気候が全く一緒とは限らず、地形が違ったり土質が違う可能性もあるので日本の寒冷地で大丈夫な物がそちらでも大丈夫とは言い切れません。特に日本で改良された品種は難しいでしょう。出来るだけアメリカで改良された物で地元でよく見かける果樹や品種を(お知り合いの家の裏庭に植えられていれば品種をお聞きになると良いです)地元のナーサリーから買ってきて植えるのが確実です。候補の品種が無いなど解らなければナーサリーの人に、「この辺で昔から多く植えられている品種は何か」と聞いてみるのが一番簡単かも。 果樹ほど一年中手のかかる物は植えられない、1本しか植えるスペースが無い(果樹は実が付き易くなるように低く誘引する必要があるので、どれも一本に付きかなり広い場所を必要とします)など、条件が厳しいなら枝剪定や誘引、摘蕾・摘果の必要のないベリー(小果実)の成る木がお勧めです。クラブアップル(花や実が観賞用の、リンゴを除くマルス属原種の系統)あたりはアメリカでは野生の木が存在しますし、今では品種改良されていろいろな品種があります。実は小さいものの鈴成りに、花も色鮮やかで華やかで綺麗ですよ。クラブアップルや果樹のリンゴを含むマルス属は元々はかなり高木に育ちますが、苗木のときに先端の生長点だけ切っておけば高さの調節が可能です。実を丸ごと煮て滴り落とした果汁に、砂糖とレモン汁を加えて煮て作る「クラブアップルジェリー」は日本のリンゴジャムとは全くの別物で、豊富に含まれるペクチンでゼリー状に固まった透明な赤い色がとても美しく、味もとても美味しいので是非作って食べていただきたいです。 ベリー類は実自体はとても小さく生で食べてもそんなに甘く無いですし品種によっては渋い物もありますが、熱を加える事で風味が引き立ちとても美味しく食べられ料理やお菓子、保存食として使えます。アメリカでは伝統的な保存食で砂糖を加えて加熱し瓶詰にしておくと長期保存が可能なので、料理やお菓子(特にパイの具)などによく使われるようです。 他にジューンベリーやアロニアあたりも入手できれば栽培可能と思います。低木でも良いのなら、ブルーベリー(同系統の複数品種が必要)・ハニーベリー(ハスカップの近縁種)・カランツ(フサスグリ)・グースベリーなどがあります。特にアメリカ系統の品種のグースベリーは今では貴重な物で(アメリカでは大玉のヨーロッパ系統と入れ替わった)実は小さいものの赤く熟すのを待って生を摘んで食べると甘いので北海道では子供のおやつとして昔から良く食べられていました。ヨーロッパの系統(青く酸っぱいうちに摘んで加工し肉料理の付け合せにするそう)よりも手軽で食べやすいです。ただトゲが多いのが困りもの・・・。 ラズベリー・ブラックベリー類はツル性の物もあり支柱や誘引などが必要な品種もあります。またトゲが多かったりスズメバチが寄ってくる事があるので要注意です・・・。 実が小さいサクランボやベリー類の場合は収穫ま近になると野鳥との戦いとなりやすいです・・・。野鳥が多かったり渡りのコースに住んでいると野鳥(特にヒヨドリやムクドリ)の大群が来てあっと言うまに食べつくしていく事があります。ただ、ベリーの場合は保存食用に使う事が多いので熟す前のまだ酸味があるうちに収穫し加工しますから(熟すと加工しても味が呆け風味も悪く、保存性も悪くなる)、まだ鳥の来ないその頃合いにほとんど収穫してしまい、加工する暇が無い時や一回の収穫量が少ない時はいったん冷凍しておいて量を溜めておき、時間のある時に丁寧に作って滅菌したガラスジャーに詰めしっかり脱気しておけば、沢山採れても保存性が低い生食用の果物よりも長期間美味しく栄養のある料理やお菓子を楽しめますよ。
お礼
ご回答を読ませて頂くだけで夢が広がります~。 滅菌したガラスジャーに自家製のジャムを詰めるなんて、考えただけでほんわか幸せで、ニヤニヤしてしまいます。 頂いたご回答を参考に、よく調べて慎重に選んで大切に育てたいと思います。 ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
これは、土地の人、出来れば先住民の人に聞くのが一番でしょう。僕はカリフォルニアに住んでいて庭にはプラム、富有柿、レモン、ライムなどを植えて、収穫しています。 しかし山一つ越えただけで日照時間、平均気温などが違いますし、うまく実ってもリンゴの木一本ではアット言う間に周りからその一本に集まる害虫など、思わぬ問題が出たりします。
お礼
カラントが耐寒性マイナス35℃とは、びっくりです!! 他にもいろいろ選択の余地がありそうですね。 ご回答ありがとうございました。