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彼氏彼女の事情(津田雅美)のマンガで読解力の悪い私に教えて!
15巻《1年の文化祭のあと、そんなに忙しくて成績下がっても知らないからって有馬が言った。私はこう答えた。私1番狙うのもうやめる、首席の座は有馬にゆずることにするね》という会話が2人のバランスを崩したようですが、この言葉、会話に有馬はなぜ、この後、自分を偽るようになったのでしょうか? 何度も読んでも、道が開けません・・・。バカな私に教えてください。 また、このマンガは、何巻まで続くと思いますか?
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有馬と雪野は、出会うまではそれぞれたった一人の世界で、 出会ってからは二人だけの世界で生きてきました。 有馬の闇の部分を知らない雪野は、有馬には他にもっと 色々な世界が存在するのだとカン違いして、 自分も(有馬から離れた)自分の世界を作ろうと考えます。 そしてあろうことか「一番狙うのやめる」という台詞で そのことを有馬に宣言してしまいます。 有馬にしてみれば、雪野に「私はあなたなしでも生きていけるよ。」 と言われたのと同じことです。 これにより、これまでお互いが全てだった二人のバランスが崩れ、 雪野に見捨てられたくない有馬は、決して雪野に自分の 本当の部分を見せないように心を閉ざしてしまったのです。 ・・と全くの私見ですが、私はこのように解釈しています。 何巻まで続くかはわかりませんが、津田氏が満足のいく 完結のしかたをして欲しいと思います。 この漫画大好きですので(*^_^*)
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- memoko
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私の解釈 「そんなに忙しくて成績下がっても知らないから」と言われれば、それまでの雪野であれば「え~、それは困る~」とか「そうならないようにがんばる」など、彼の言葉に操作される……とまでは言いませんが、彼の手の届く範囲にいたのです。 それが、「1番狙うのをやめる」と、彼の手の届かない一歩を踏み出したのです。彼の言葉に左右されない。それまで知っていた彼女とは違う面。過去にとらわれず新しい世界に飛び立っていく彼女と比べ、過去の呪縛にとらわれたまま、過去に怯え、ますます身動きできなくなっていく自分。 そこから、彼が彼女との間に線を引いたと思いました。 あれは、一種の自己防衛? 本当に傷つくのがこわいから、自分を偽るの。(人によっていろいろ解釈は違うと思います。。。) 何巻まで続くか……わかりましぇん。とりあえず、高校卒業までがひとつの目安ですけれど。人気があるのでやはり作者次第ですか?
- daibutsuda
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有馬はずっと孤独だったんですよ。 しかし、高校に入って雪野と出会い、初めて「同類」に出会ったと思った。ここまではわかりますよね。 「私一番狙うのもうやめるね、これからはいろいろなことをしたいから」みたいなことを雪野が言った後、有馬が暗い表情を見せていたのにお気づきだったでしょうか? この言葉で、有馬は雪野が本当の意味での「同類」ではないことに気づくのです。「同類」でない雪野に対し、有馬はずっと「よい恋人」を演じ続けます。これは、雪野を失いたくなかったから・・・。なぜ雪野を失いたくなかったのか?有馬は、無意識的に雪野が自分の救世主足りえることを悟っていたのかもしれません。17巻の有馬過去の呪縛から解かれるの回は涙抜きでは読めませんでした。 18巻の玲二編もなかなか楽しかったですね。 お義父さんの昔話が始まっちゃったので、19巻では完結しそうになく、またあさピンの心の闇もまだ解消されていませんから、どうでしょうねー。22巻くらいまでは続くのでは・・・。