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国や自動車業界は何を考えているのか
国産車メーカーは、このたび業界の自主規制で二百八十馬力としているエンジンの最高出力の上限を撤廃することを決めた、のだそうです。↓ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000017-san-bus_all これって意味のあることなんですか? というのは、こういう馬力のある車は排気量も大きくて燃費があまり良くないと思われます。最近大排気量、大馬力の車が多くなってると思いますが、地球環境、温暖化問題、二酸化炭素総排出量問題を考慮する必要があるのになぜ今になってこのようなことを決定するのでしょうか。さっぱりわかりません。 たかが人間7~8人を運ぶのに3000CCや4000CCとか250馬力も300馬力も必要ないと思いますが。 地球環境よりも企業の利益や経済成長の方が優先なのですか。現行では不充分でしょうか。ぜひ教えて下さい。
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- yosinon
- ベストアンサー率27% (12/44)
そもそも、280馬力という自主規制を継続する事に意味があるのかを考えた方がいいと思います。「意味がない」と判断して撤廃したのだと思います。 環境が重要だと言うのであれば、排出ガス規制や燃費規制をすればいいだけの話です。馬力規制は意味があるとは思えません。 >たかが人間7~8人を運ぶのに3000CCや4000CCとか250馬力も300馬力も必要ないと思いますが。 必要ないと思うなら買わなければいいだけの話です。禁止する必要性は無いと思います。
- kesorap
- ベストアンサー率34% (16/47)
逆に、もし、今まで280馬力規制がなかったとします。 そこで、今日から「環境のために280馬力規制を行います」 と言い出しても、恐らく多くの人が「はぁ?」と思うでしょう。 環境を考えた場合、規制するのは馬力ではなく車の使われ方や道路行政のありかたの方がよほど優先度が高いと言えます。 ほとんど、1人か2人しか乗っていない7人乗りのステーションワゴンやミニバンが大流行している今の現実の方が環境によほど悪いです。必要以上に車体も重いですしね。 本来、280馬力規制は環境のための規制ではないですしね。車にまつわる環境のための規制はほかにも色々ありますので、280馬力規制がなくなることで、日本の車社会はもうちょっと浄化されて無意味な馬力意識から開放される事を期待していますが・・・。
- sakuraebi
- ベストアンサー率50% (26/51)
私は、逆に280馬力の自主規制撤廃に「喝采」を送りたい気持ちです。 実はこの規制は全く有名無実化していました。 現実に280馬力を遥かに超える実力の車が公称280馬力として販売されていましたし、又先の方の指摘のように海外向けの日本車は規制対象外でした。 その結果、日本国内では2000ccの車から4300ccの車まで280馬力という歪な構造になっています。280馬力が最低保証のようになりました。これって変ですよね? 公害対策と馬力規制は別物ではありませんか?高馬力でも燃費は良くなってきていますし、排気ガスもクリーンですよ。余裕ある馬力(寧ろトルクなんですが)でゆったり安全に走れる車を開発されるほうが消費者にとっても楽しいこととは思いませんか?280馬力規制は技術の「進歩の足枷」になっています。 乏しいの馬力の車で大人数乗って、無理やり坂道をアクセル吹かしながら走る方が,大気汚染に繋がったり、燃料の無駄使いになると思いませんか?
- sakura_7
- ベストアンサー率33% (3/9)
国産自動車メーカーが、排気量の拡大、出力制限廃止を考える理由はいくつかあると思いますが、私が言えるのは下記の3点です。 ■1:排気量・馬力を上げる事で、大きいサイズの車をスムーズに動かす事、不快を感じる事のない加速感・乗り心地を得る事があります。同じ速度で巡航する際、排気量の大小により、その時のエンジンの回転数が違うため、騒音の度合いが変わります。当然大きい排気量の車のほうが、少ない回転数で走るため静粛性に長けています。車体を大きくする事で、ゆとりのある室内が生まれ、ボディを厚くする事で、騒音を防ぎ、乗員を守ります。俳ガスレベルや排気技術も年々向上してきています。そういった車造りを大半のメーカーが取り組んでいるようです。 ■2:280馬力規制は、今から15年位前に、国産車で初めて280馬力とカタログに表記する車が発売されました。その当時、自動車事故が多く、事故をへらす為に、国産自動車メ-カーが「自分達に今できる事」として、車のエンジン出力の上限を、その当時の最高出力である「280馬力」とし、事故の軽減に努めようとしたのが、現在まで貫かれています。しかし事故の多かった15年間にくらべ、現在は、自動車の安全設備もそうとう上がり、乗員の命だけではなく、相手の事も考慮したシステム(装備)技術が向上し、「280馬力」に規制する意味がなくなってきたのではないのでしょうか? ■3:あとは、輸入車対策だと思います。 日本とは違い「速度制限」も厳しくなく、国土も広い外国の環境下で作られる車は、排気量も大きく、出力も高い車がほとんどです。また車自体も大きくなります。そういった車を、日本人が好みはじめている事が、国内における輸入車購入シェアに現れてきています。(その中には、性能面で好む人、デザインで好む人、ステータスで好む人様々でしょうけど・・・) 国内の自動車情勢を見越して、輸入車を意識した車造りがされているのだと思います。
- wondercraw
- ベストアンサー率11% (48/422)
環境のことを考えれば 280馬力規制がそれほど 意味をなすとは思えません もっと税金を上げて ガソリン代自体を 高くしてしまった方が 意味があると思われます 自動車の排ガスというのは定速走行中よりも アイドリング時や 加速時の方がはるかに 汚いのです だから 走行している車の台数を減らすことが 一番環境には効くのです 環境エンジンとか 排ガスがきれいとうたっている 車がありますが あれも 限定した状況のみで 加速時には 汚いガスを出します たとえば あなた自身やあなたのご家族が 自家用車の利用を減らすことにつとめる方が 280馬力規制をかけているより 環境には現実的に効いてくるわけです あと 欧州仕様の 日本車は 280馬力規制なんてかかってませんし かの地において 馬力の数値にこだわる人 なんていません なので欧州とは無関係です
- fra-fra
- ベストアンサー率22% (2/9)
ヨーロッパでは根強く高出力のエンジンを搭載したモデルの需要があります。 私の知り合いのドイツ人は日本車についてエンジンの力が弱いというイメージを持っているようです。 また、エンジン出力の小さい日本メーカーの高級車では競争力がないため印象が薄く、日本のブランドは安っぽいというイメージになっているようです。 業界自主規制は競争を制限するためのものですが、全世界で行われていないので日本企業の国際競争力が弱まってしまいました。 海外の事情も考慮しなくてはいけないと思い意見しました。残念ながら知的にものを考える人ばかりではないということも事実だと思います。
- 6960rpm
- ベストアンサー率32% (24/74)
おっしゃる通り地球環境、温暖化問題、二酸化炭素総排出量問題は最重要課題として認識していると思います。 なのに、自主規制を撤廃したのは? 理由は簡単です、この規制がそれらの問題に対して有効で規制ではない事がはっきりしているからだです。 そもそもこの自主規制は、おっしゃる様な目的で作られたものではありません。 >たかが人間7~8人を運ぶのに3000CCや4000CCとか250馬力も300馬力も必要ないと思いますが。 この議論はナンセンスです。 「日本の法律では最高速が100kmなのだから、全ての車の最高速を100kmにしてはどうだろう」 と発言した国会議員の方がいました、最後にはそう言う事になりかねません。 日本は、自動車先進国です。 買う人も、もっと車を理解して欲しいと思います。
- dd44
- ベストアンサー率28% (151/521)
意味ですが、 ・280馬力制限があったために同一車種でも国内用(馬力を落としたり別エンジンを積んだり)と国外用(280馬力では競争力を持たない為)に2種類のエンジンあるいはチューンを持たなくてはいけなかった。しかしその必要がなくなるとコスト削減につながります。日産のシーマなんかいい例ですよね(アメリカ仕様は340馬力だったかな? ・輸入車には280馬力規制など無かったので、規制自体が元々意味のあるものではなかった。また、一部のハイパフォーマンスカーは規制のせいで競争力が弱かった。(NSXなど) 280馬力の車のオーナーは結構な割合でパーツ交換をして300馬力オーバーにして楽しんでいるので、元々あんまり意味がなかった。 まぁ環境については他の方もいわれていますが、たとえば軽自動車などは660CC、64馬力の規制があるせいで車体が重くなったり、ちょっときびきび走らせようとターボをつけるとかえって燃費が悪くなっている、といいますよね。 また規制のあるせいで今まで開発ができなかった高出力エンジンに手をつけられるようになると、その領域での研究が低燃費技術の発展に寄与する可能性もあります。 それにそもそも280馬力オーバーの車は値段も高いので、買うのはごく一部の方です。そういった車を手に入れる方はどのみち外車のハイパフォーマンスカーを手に入れていたので、今回の規制撤廃によって「外国車と比べて燃費のいい」国産のハイパフォーマンスカーに乗り換えたらかえって燃料消費量は減ると思いませんか?(へりくつですねw。乗り換える車の生産による環境付加の方がよっぽど高いですね。) まぁ、というわけで規制撤廃=環境破壊とは一概にいえないと思いますし、影響があっても数字に出ないほどごくごくわずかでしょう。 個人的には今回の規制撤廃でどんな車が出てくるのかかなり楽しみです。
- MTREZ
- ベストアンサー率0% (0/7)
馬力、排気量、の大きい車が必ずしも環境に悪いわけではないと思います。私が今乗っている車は3200CCですが以前乗っていた1600CCの車よりも燃料消費は多いですが排出ガスは、はるかにきれいですよ。車を選ぶ基準ていろいろあると思いますが燃費のいい車や排出ガスのきれいな車というのもあると思いますが見栄はれる車に乗りたいと思う人もたくさんいますよ。「俺の車は4000CCだ」とか「俺の車は200キロ出る」とか「俺の車は500万円だ」とか・・・。そう言いつつも130キロしか出したことなかったり。馬力規制がなくなって今まで以上に見栄はれる車がでてきたら喜ぶ人もきっといるからそんな人達には意味があるのではないでしょうか?
- KUNISAN2
- ベストアンサー率85% (6/7)
>地球環境よりも企業の利益や経済成長の方が >優先なのですか。 人間の考え方は多面的に捕らえなくてはならない と思います。その多面性こそ、人間のよさとも いえます。 例えば、狩猟という趣味があります。 単純に考えれば、あまりにひどい趣味に見えます。 しかし、それが楽しいと感じるのも人間だといえます。 また、日本よりはるかに、環境先進国と言われる ヨーロッパ各国でも、環境対応車を熱心に開発 する一方で、実は、バカ馬力、バカのつくほどの でかい排気量の車を作っています。 なぜなら、人間には「あそび」が必要だから なんです。実は、欧米人はそういう「あそび」を よく理解しているのです。(一方で、極端な主義主張をもっているひとも多いのも事実ですが。) 一番いいのは、皆が軽自動車に乗り換えたら、どんなにいいことかと思います。が、それが 人間として楽しいか?ということになります。 そしてその「あそび」が、自動車メーカーの ブランド戦略となるのです。もちろん、最終的には 私企業ですから利潤追求目的ですが、それだけの 車の売れる数の絶対数ははるかに少ないのです。 実質的な環境負荷の問題を考えてもそれほど 問題になるようなこととは思えません。もちろん 程度の問題になりますが・・・ 見方を変えてみると、こういう考え方もできる ということです。
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