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種の起源 良訳は?
ダーウィン「種の起源」を読もうと思っています。 原書で読む語学力はありませんので、日本語訳で読むことになります。 アマゾンで探したところ、岩波書店と光文社から出ているようですが、どちらの訳が良いでしょうか? ご意見をお聞かせ下さい。 ちなみに「良い」の定義は、原書記述の意味を正確に、かつ読者が理解し易く、訳されていることだとお考え下さい。
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どちらの訳が良いかについての明快な回答ではなくて参考意見程度ですが。。。。 昔、「種の起源」を原書で読みかけました。が、どうにも晦渋で手に余りました。英語の小説は楽しく読めても、そんな程度の英語力では読むのがつらいというものでした。専門用語はしかたないとして、なにしろセンテンスが異常に長いとか、複雑な構文とかでつらかったです。(はっきり言って、悪文だと思います。) なので、途中から翻訳版と併読することにしました。でも、この和文も難しい。やっぱり晦渋で、ちょっとつらい。その和書は、記憶している訳者の名前からすると岩波です。 しかし、もともとの英文が晦渋なのだから、正確な翻訳というとやっぱり原文のような感じになるのでしょう。翻訳が悪いわけでは無い。 何が言いたいのかというと:原書記述の意味を正確に、を優先するなら岩波で良いのでは無いかと。でも、読者が理解し易く、は期待できないと思います。ダーウィンの翻訳は、とにかくこなれて明瞭な日本語になっている方を選ぶべきだと思います。光文社のほうは私自身は読んだ経験はありませんが、webでの紹介例を見ると期待できるかも知れません。