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心の哲学の自然化はできるかというレポート

心の哲学は自然化できるかという題で哲学者二人(講義で扱ったデカルトやホッブズなど)の対話形式でレポートを書かなくてはいけないのですが、誰と誰の対話にすればよいのか、よくわかりません。 教えてください(*_*) よろしくお願いしますm(._.)m 教科書は小林道夫著の科学の世界と心の哲学という本ですm(._.)m

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  • ベストアンサー
  • kohichiro
  • ベストアンサー率21% (306/1447)
回答No.3

ご質問を拝見して、その質問内容を理解しようとしていますが、私見では(架空で対話する)哲学者2名の名前を挙げてほしい、ということのようです。ここではデカルトとホッブスの名前が出ていますが、それではだめなのでしょうか?単なる架空対談ならA氏とB氏でもいいようなな気もします。 もちろんそんな乱暴なものではなく、貴方が創造する哲学対談に適合した思想を持った有名で実在した哲学者を特定せねばならないのだろうと思いますが、それはあなた自身にしかできないことではないでしょうか。少なくとも「心の哲学は自然化できるか」というよく分からないテーマの説明だけは必須だろうと思われます。それと「小林道夫著の科学の世界と心の哲学」という本に出てくる哲学者たちの名前か、貴方が受けた講義で扱われた哲学者のなまえですね。以上の補足をおねがいいいたします。

その他の回答 (3)

回答No.4

心の自然化、というのは心の物理還元主義か、相関論・平行論のことを言っているのだと思いますが、だいたい現在のアメリカの「心の哲学」は心を自然化して考えています。 チャーマーズの「意識する心」もデネットの「解明される意識」も基本的に心の自然化、心の物理還元主義です。 デカルトは心と身体の二元論を唱えた哲学者、心が身体とは独立の実体と考えたけど、ホッブスはデカルトと違って唯物論者、物質だけが存在し、心は実体ではなく、物質から派生するものだと考える。 その点、両者の見解は対立している。 しかし、その後カントによって、デカルトの心は実体という考えは「純粋理性批判」の「実体論的誤謬推理の批判」で、徹底的に批判され、それ以後誰も心が身体とは独立の実体だと考える哲学者はいなくなった。 恐らく現代のアメリカの哲学者の多くはデカルトよりもホッブスに共感を覚えるのではないか?

  • kanto-i
  • ベストアンサー率30% (180/596)
回答No.2

回答者がつかない質問だと思っていましたが、優しすぎる人はいるものだなと思いました。 >講義で扱ったデカルトやホッブズなど これから導き出されるのは、あなたが受けた講義を全てアップしてもらえなければ 講義の内容を知らない人は、答えられないと言うことです。 教科書を読んで講義が全て分かるのであれば、わざわざ講義をする必要も 受ける必要も無く、教科書と課題だけで構成すればいい訳ですよね。 哲学は、与えられた情報・入手できた情報から自分の答えを導き出すためにあるのではないでしょうか? つまり「答えを与えてください」は、すでに哲学ではないと言うことです。 人の答えに従う事が哲学ではなく、自分の歩く道を見極めて行くことそのものが哲学だと思います。 レポートと言う課題に、自分の考えという道を見出していくことが 本来の課題の意味ではないでしょうか。 「私は哲学しません(考えません)から、あなた方が哲学して私に答えを与えてください」 と言っていることに等しい質問ですよね。 結果質問の形式が、すでに哲学ではないのですよ。 単位を落として留年しても、自分で考えることを身につけられた方が 人生では、あなたにとって大きな利益となると思います。 どうしても課題を解決したいなら、担当教員に相談することです。 リアルな問題は、適切であろうリアルな人に相談して解決していく力を 身に付けていくのも、人間や人生においての哲学的課題ですから 学生という立場の時に身に付けていくことが肝要だと思います。

回答No.1

「自然化」というと、一般的には自然に帰すといった意味だが、 それでは意味が通じないので、自然科学として解釈できると いう意味ととって回答します。 それは、心と物質、観念論と唯物論といった、古典的な対峙 の問題に帰着すると思われます。 1.音速のマッハで知られるエルンスト・マッハは、科学者で ありながら、科学の対象である物質は、その認識手段に作用 されており、その真の分析は、対象のみの分析ではなく感覚 器官や脳と不可分だ、という科学的観念論を構築し、マッハ 主義と呼ばれた。 2.マッハの提唱の中にあった「マッハの原理」に触発された アインシュタインは、相対性理論において絶対時空を否定し、 観察者との相対においてのみ計量され得る=観察者ごとに 異なる時空(慣性系)を生じるという帰結を導いた。 3.アインシュタインがノーベル賞を受賞したのは、相対性理 論ではなくエネルギーの量子性の研究であったが、その量子 性は不確定性原理として、観察者によって=心の中にのみ 存在は生じるというボーアによるコペンハーゲン解釈につな がり、それに反対するアインシュタインと大論争となった。 4.コペンハーゲン解釈は更に、「物理定数は認識体を生じる ように決定されている」「認識するために宇宙は存する」という 人間原理につながった。 5.2本のスリットを通して先のスクリーンに1個ずつ電子を 飛ばすと、その痕跡の集積は2本の線ではなく干渉縞となる =1個の電子の存在確率が2つのスリットを同時に通って 干渉し合うという実験や、素粒子の反応においてAという状態 からBという状態になる確率はその結果を導く複数のプロセス の確率を全部足し合わせたものとなるという「経路積分」に おいて、「認識される事によってのみ有限な実体を持つ“存在” は生じる」=存在の先入性は否定された。 一方で物質性を成す全ての素粒子が、量子定常波の励起 状態として得られるという超弦理論においても、物質性の先入 性は失われた。 この経緯から、課題図書を読んで対話を考えて下さい。 考える事が哲学です。

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